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大会におけるデッキ選択ガイド


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今回は、情報サイト ”Hearthstone Players” で特集されていた 「トーナメントにおけるデッキ選択ガイド」 という記事を紹介したいと思います。最近は国内のハースストーン大会も徐々に増えてきました。大会は普段のプレイと異なり、BO3やBO5など複数のデッキを準備/選択する必要があるため戸惑ってしまうプレイヤーもいることでしょう。そこで助けになるようなガイドが無いかと探したところ良さそうなものが見つかりました。


注意 : 元記事は2014年7月2日のものですが、既に環境が変化し、現況に沿わない内容があるかもしれません。基本的な考えを把握できれば、という趣旨で和訳しております。ご了承ください。





 Introduction (導入)


皆さん御機嫌よう。今日はハースストーンの大会におけるデッキ選択について解説していきます。多くのプレイヤーはHearthstoneのトーナメントといえば ”LHS(Last Hero Standing)” というルールを思い浮かべることでしょう。実際、「ZOTAC」 や 「King of the Hill」 などの有名な大会だけでなく、日本国内の大会でもこのルールが採用されています。


ここで ”LHSルール” に馴染みのないプレイヤーのために少し説明しておきましょう。このルールでは、各プレイヤーはまず事前に用意したデッキから1つを選択します。BO3(best-of-3) という形式では2種類のヒーローから2つのデッキ、BO5(best-of-5) という形式なら3種類のヒーローから3つのデッキを用意しておく必要があります。得意だからといってハンター、ハンター、ローグなど特定ヒーローを2度使用することは許されません。あくまで一つのヒーローが登場する機会は1度きりです。

1ラウンド(1ゲーム)が終了した時点で、負けた方のプレイヤーは次に戦うデッキを選びなおすのですが、1ラウンド目で使用したデッキを再び選択することはできません。つまり負けた際はヒーローを変えて戦うことになります。逆に勝利したプレイヤーはデッキを変更することができません。前のラウンドで勝利したデッキでそのまま次の試合に挑むことになります。


これは 「Magic: the Gathering」 などのカードゲームが採用している ”サイドボード” というルールとは大きく異なるので注意が必要です。
 






 Why Is A Guide Nedded? (なぜガイドが必要なのか)


まず、Hearthstoneは相手と対戦するゲームです。そしてそのようなカードゲームにはメタゲームが存在します。ここでメタゲームという言葉の意味がよく分からない方は こちらの記事 を参照ください。

Hearthstoneのメタゲームには、プレイヤーが使用している多様なデッキが関係しています。良いデッキもそうでもないデッキも存在しますが、中には素晴らしいデッキなのにもかかわらず 「構築するコストが高すぎる」、「プレイが複雑すぎる」 といった理由からその使用を諦めるといった事もあります。好み以外の要素も微妙に影響しているわけです。


メタゲームにおいては、他のデッキの カウンター(決定的に弱点をつく)となるものや多くのデッキに5分の戦いを挑むことができるデッキなどが存在します。この記事ではこういった多様なデッキをTier(階層)に分類してみようと思います。


3つのTier

Tier1: その時点のメタゲームにおいて、プレイされるべき最善のデッキと判断されたもの(ただし、それに対するカウンターが存在しないという意味ではない)。

Tier2: 中位のデッキ。Tier1 に分類されるデッキに対し、カウンターとなるものが含まれる。

Tier3: 簡単に返されてしまう、もしくは残念ながら弱いと判断されたもの。



    Tier1と2に多様なヒーローのデッキが存在し、極端な偏りがない場合 ”健全なメタである” と表現されます。メタを分析することでトーナメントでの勝率を高めることができるでしょう。

    さて、こういった分類をした上で次に各ラウンドに最適なデッキがどれなのかを判断する必要が生じます。大会において、時折 「それは明らかに不利になってしまうだろう」 というデッキ選択をしているプレイヤーが見受けられます。それがこの記事の存在理由です。なんとか勝率を高めるデッキ選択が出来るよう、助けになればと思います。







     The picks!! (デッキ選択の基本)


    個人的に、大半のデッキに一定以上の勝率を持つような比較的堅実なデッキを始めに選択するというのをオススメします。ミッドレンジタイプを選択することが多いですね。というのもミッドレンジ型はアグロにもそれなりに対応でき、コントロールデッキに対しても盤面を確保できる可能性を持つためです。

    先にも書いたように、メタゲームはその時々の流行りの様なものです。この記事を書いている7月第1週の傾向を踏まえると、以下に示す感じになるでしょうか。



    私の考える7月第1週のTier
    • Tier1: ミッドレンジドルイド、シャーマン、ハンドロック、ミラクルローグ

    • Tier2 : Zooウォーロック、アグロハンター、ミッドレンジパラディン(※1)、コントロールウォーリア

    • Tier3 : コントロールメイジ、その他の極端なアグロデッキ(※2)、ランプドルイド(※3


      ※1: ”healadin(ヒーラディン)” と呼ばれるコントロールタイプのパラディンデッキが最近のLadderで見受けられます。盤面を確保しながら自らの体力を回復していくタイプです。

      ※2: ”フェイスラッシュ” とも呼ばれ、極端なテンポ志向で相手が何か対応する前に勝負を決めるというコンセプトのデッキになります。スペル重視のアグロパラディン(ショッカディン)やテンポローグ、アグロメイジ、武器特化アグロウォーリア等がこれに該当します。

      ※3: ランプドルイドは終盤に多くのトーントミニオンをプレイしていくスタイルという意味で用いています。一方で最近流行りのチャージを織り交ぜたタイプを ”ミッドレンジドルイド” と表現しています。



      先にも述べましたがトーナメントで勝率を高めるには、1試合目の選択としてメタデッキの多くに「五分かそれ以上」の結果を残せるTier1に分類されるデッキが良いでしょう。

      2回目の選択にはTier1デッキというよりも特定のカウンターとなるデッキが良いと思います。例えばハンドロックやミラクルローグに対してはアグロハンターを、ドルイドやシャーマンに対してはミッドレンジパラディンをといった具合です。またはコントロールウォーリアやZooウォーロックといった特に苦手とする相手がいないデッキも良さそうです。

      この2回目の選択には明確なカウンターで返される可能性のあるデッキは避けるべきです。他のコントロール系デッキに対するコントロールメイジ、ミラクルローグに対するフェイスラッシュ系、Zooウォーロックに対するランプドルイドがこれに該当します。こういったデッキは相手に返されることを考慮する必要のない最終戦で選択するのがよいでしょう。






       THE COUNTER PICK! (カウンターとなるデッキの選択)


      さて、ここからはどのようにカウンターとなるデッキを選択するかという話題になります。実際にデッキを決める前に、確認しておかなければならない事項が幾つか存在します。それらをチェックしましょう。


          1. 現在の相手デッキに対して ”ハードカウンター” なのか ”ソフトカウンター” なのか。

          2. BO3形式 か BO5形式 のどちらなのか

          3. 次の試合が最終戦であるかどうか

          4. 最終戦でなければ、選択したデッキに相手が更にカウンターで被せてきた場合どう対応するか


            こういった状況を考慮し、どのようなデッキ選択をすればよいのかをまとめて表にしてみました。オレンジ色の枠 は、どのデッキに敗北したのかという項目です。赤色の枠 は、次が最終戦でない場合のカウンター候補。緑色の枠 は、次が最終戦である場合のカウンター候補になります。太字になっているのはその中でも最もよいと私が考えるデッキです。


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            注: 表中にシャーマンに負けた際の選択がありません、アグロハンターかミッドレンジ/コントロールパラディンなどを選択するとよさそうです。


            ここでもう一つ重要なのは、相手が既に使用したデッキをしっかり把握しておくということです。もしあなたが選択しようとしているデッキのカウンターとなるものを、既に相手が使った後であれば考え方がまた変わることになります。






             Conclusion (最後に)


            このガイドが ”LHS(Last Hero Standing)” を採用する大会におけるデッキ選択の助けになればと思います。もちろんこの記事に書いた内容は時間が経てば変わっていくものですが、基本的な考え方はそのまま利用できます。自分なりに表を改良して使ってみてください。





            <引用元 : http://hearthstoneplayers.com/nubas-lhs-hearthstone-tournament-picking-guide/ >




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