Hearthstone Read2Win TOP  >  アリーナ >  アリーナカードランク:ニュートラルコモン編

アリーナカードランク:ニュートラルコモン編


arena007.png



今回はコメントでリクエストのあった、 Liquidhearth の ”Trump's Arena Tier List:Neutral Commons” を和訳してみます。

アリーナのピックアップ参考資料として「こちらのリスト」が有名ですが、各カードのランク付け理由は書かれていませんよね。どのような理由でアリーナという環境で活躍するのか知ることで、Ladderにも応用できるような知識を得られるのではないかと思いました。

元記事では全部で83枚のカードをカテゴライズしているのですが、ここではひとまず上位15枚を紹介し暇を見て追加していく予定です。





 Introduction (導入)



”Trump” による 「アリーナカードランキング」 へようこそ。LiquidHearthの立ち上げに伴い、Trumpがアリーナでのカード選択の参考になる記事を作ることに同意してくれました。今回はどのヒーローにも共通な ”ニュートラルコモンカード” を取り扱います。

このリスト作成に際し、有名な配信者やアリーナプレイヤーにカード選択に関する意見を聞いてきました。それらの情報と、議論が必要な箇所には ”Trump” のコメントを添えて本記事が出来上がりました。


この記事の目的は、全てのプレイヤーが最も触れる機会の多いであろう ”ニュートラルコモンミニオン”に関してランク付けを行うことです。アリーナプレイの際の助けになるでしょうし、上手いプレイヤーがなぜその選択を行ったかを知る手掛かりにもなると思います。もちろんこの他にもクラス別のリストを今後作成する予定です。

それぞれのカードは、似たようなカードと比較して6段階のランクに位置づけされます。各カードがなぜそのランクに位置するのかという理由もしっかりと説明していくつもりです。”Trump” はそれぞれのランクについて以下のように定義しています。




6段階のカードランク

  • BEST : ほぼどんな状況でも最善と言えるカード(特定マナにデッキが偏重している場合を除く)。今回のリストには残念ながらこのランクのカードはありません。レアもしくはヒーロー専用カードを扱う際に登場することでしょう。

  • Excellent : デッキに採用する価値がかなり高いカードになります。

  • Good : 普通に使えるカードという認識です。ここより上のランクのカードでデッキを組み上げたいところです。

  • Average : デッキに数枚は入るかもしれないカードです。状況によってはかなり活躍する可能性があります。

  • Poor : これ以下のランクしか選択肢にない、という時のみピックアップすることになるでしょう。

  • Terrible : 出来る限りピックアップすべきでないカードです。このランクのカードしか選べないこともあるでしょうが、それもまた運命です。さっさと済ませて次に期待しましょう。



    上記の基準に加え、カードの説明をする際に ”バニラテスト” という用語を使用します。これはマナコストに対するステータス値を評価する基準の一つで、基本的に特殊能力を考慮しません。このテストは、カードの総合的な良し悪しを判断する前の基礎能力の判定によく採用されています。バニラテストをあまりよく知らない、という方は こちらの記事 を参照ください。

    「マナコスト:ステータス値」 が 1:2 より上であればバニラテストは合格で基準を満たしたカードといった具合です。1マナミニオンだと、 1/2 もしくは 2/1 のステータスを持つカードがそれに該当します。


    また各カードの評価はそれがアリーナで最初のピックアップとして登場した場合を想定している、ということもお忘れなく。20枚既にピックアップし終わっている状況では、各カードの価値はまた少し違ってくることでしょう。そういった設定を考慮するのはとても難しいので、あくまで1枚目だとしてお考えください。






     Excellent




    1. Chillwind Yeti


    Chillwind Yeti」 はバニラテストを上回る素晴らしいステータスを持つミニオンです。このカードがあれば希望を持つことができるといっても大げさではありません。そのステータス値だけみると、イエティには何か欠点になるような特殊な能力があるのではないか、と考える人がいてもおかしくない程にその値は優秀です。

    3ターン目から6ターン目において、「Chillwind Yeti」 は最も脅威的なミニオンの一つです。更に体力が高いため、序盤~中盤のミニオンを2体以上処理してくれることでしょう。4マナというコストも都合がよく、手札にあるが出せずに試合が終わってしまうということは殆ど無いでしょう。いかなる状況でも役に立つ、頼り甲斐のあるミニオンです。
     ChillwindYeti.png 





    2. Dark Iron Dwarf

    DarkIronDwarf.png Dark Iron Dwarf」 は弱体化を受けるまでランクNo.1でしたが、残念ながらその座をイエティに明け渡すこととなりました。カードランクを作成する際の平均的な基準値を上回るステータスを持ちます。手札にあれば4ターン目に確実にプレイされるでしょう。4ターン目までに負けることは殆どあり得ないので、プレイできる機会はかなり高いと言えます。よりマナコストが高く優秀なカードは存在しますが、早い段階でプレイできるという点はかなり重要な要素です。

    即時性を持つこのカードのバトルクライ効果はかなり優秀です。試合展開がやや劣勢か五分程度であっても、このカードのおかげでトレードアップし状況を変える事ができるでしょう。自陣の 3/2 ミニオンで 「Chillwind Yeti」 や 「Sen'jin Shieldmasta」 を打ち取ることができるようになるという効果は完璧と言えます。


    もし有利な試合展開ができている状況なら、より早く勝利へ導いてくれることでしょう。攻撃力 +2 という効果は序盤~中盤には大きなアドバンテージになります。このバトルクライの効果があるため、ステータス値は他の4マナミニオンと比較してやや低い値に抑えられているのでしょう。しかしそれを考慮しても十分なサイズだと思います。アリーナで求められる条件の全てを満たしているカードであることに変わりはありません。盤面に出すことで相手にプレッシャーを与えることができるでしょう。





    3. Harvest Golem

    3マナで 2/3 というステータスはバニラテストの基準を満たしていませんが、それを補って余る特殊能力を持ちます。

    Harvest Golem」 はここまでの上位2枚には劣りますが、3マナ以上の仕事は確実にこなしてくれるでしょう。実際このカードを眺めた時、4/4 と同等の価値を見出すことができます。1:2トレードがかなり期待できるという意味でこのランクに位置しています。バニラテストの基準を満たさずとも、相手は除去にかなり苦戦するはずです。
     HarvestGolem.png 




    4. Shattered Sun Cleric

    ShatteredSunCleric.png Dark Iron Dwarf」 が優秀であるのと同様に、兄弟的な 「Shattered Sun Cleric」 もまた優れたカードです。

    3マナで ”3/2” というステータスはバニラテストの基準から言うとやや足りていませんが、他ミニオンの強化は非常に強力です。この能力を加味すると、3マナ ”4/3” を盤面に提供すると考えてもよさそうです。また、単に +1/+1 を与えるだけでなく、強化を受けたミニオンはその恩恵を即座に発揮できるという即効性も魅力的です。盤面に何らかのミニオンがいれば、この特殊能力が全く無駄になることはないでしょう。+1/+1 は序盤には強力なブーストだと思います。





    5. Acidic Swamp Ooze

    Acidic Swamp Ooze」 はステータス値だけ見てもバニラテストを満たしており、十分優秀です。盤面に出た瞬間に武器カードとトレードできる能力はとても強力です。勿論武器を使用しないヒーローとの対戦においては意味のない能力ですが、2マナでこのステータス値を持てば活躍が見込めるミニオンと言えます。

    武器を破壊するというのは、相手のミニオンを倒すことより価値があります。というのも、武器というのはミニオンよりも総合的なダメージ出力が高く、脅威となることが多いためです。武器破壊できれば大きなアドバンテージと心理的プレッシャーを与えられると思えば、採用価値の非常に高いカードです。
     AcidicSwampOoze.png 





    6. Silver Hand Knight

    SilverHandKnight.png Shattered Sun Cleric」 の説明で、4/3 の価値があると説明したのと同様、「Silver Hand Knight」 も ”6/6” の価値があると言えます。ただし、本体が2つに分かれているという部分に利点と欠点がそれぞれ存在します。

    2つに分かれる利点として、単体除去スペルで処理しづらいという事実が挙げられます。ミニオンでも同様で、如何に強力な攻撃力を持っていても、1ターンで両方を処理することはできません。欠点としては、「Cleave」 や 「Forked Lightning」 といった複数ターゲットのスペルの格好の的になるところでしょうか。ただしそれでもサイズの大きい方は生き残る可能性が高いため、2~3マナのスペルでは容易に除去することは不可能です。





    7. Venture Co. Mercenary

    Venture Co. Mercenary」 はバニラテストをはるかに超えたステータス値を持っています。しかし、特殊能力のデメリットはかなりの影響を与えます。とはいえ相手はこのミニオンを放置できずなんらかの対応策を講じることになるでしょう。

    盤面に出たそのターンには大きなテンポを得られ、7点ダメージを複数回相手に与えられれば儲けものです。このミニオンの最大の敵はパラディンです。「Aldor Peacekeeper」 を使用された時は、かなりガッカリすることでしょう。ただしアリーナにおいて使用頻度の高いカードではないため、過剰に警戒する必要はありません。
     VentureCoMercenary.png 





    8. Scarlet Crusader

    ScarletCrusader.png Scarlet Crusader」 の 3/1 というステータスだけを見ると、決して8位にランクされるカードには見えません。しかし幸運なことに、”Divine Shield” という特殊能力は防御面においてとても強力であるため、体力が1であるという欠点を補ってくれます。3点の攻撃力を持つことから少なくとも1体、運が良ければ2体の相手ミニオンとトレードが期待できます。

    最悪のシナリオは相手のヒーローパワーでやられてしまうというものですが、それでもなお相手にマナを使用させテンポを鈍らせたと考える事が出来ます。また 「Shadow Word: Pain」 と 「Earth Shock」 に弱いということも覚えておくとよいでしょう。





    9. Boulderfist Ogre

    Boulderfist Ogre」 のテキスト欄には何も記載がありませんが、これは「サイズが大きいミニオンである」ということを暗示しています。「Chillwind Yeti」 と同様、サイズが大きいということは見過ごせないポイントです。しかしマナコストが6ということで、どの試合でも必ず活躍する訳ではありません。手札にあるがプレイできずに終わるということもたまにはあるでしょう。

    ステータスのバランスが良く、1:2トレードはほぼ確実です。ただし、「Shadow Word: Death」 で処理されてしまうことも考慮し、このランクに位置しています。
     BoulderfistOgre.png 




    10. Gnomish Inventor

    GnomishInventor.png Gnomish Inventor」 は決してステータスに優れてはいませんが、これの魅力は 「カードをドローする」 というテキストに尽きます。どのようなカードゲームにおいても、カードを引く能力は強いものです。プレイと同時にカードを引くことができるので、テンポと同時にカードアドバンテージが得られます。サイズがやや小さいため、同マナ帯のミニオンに比べ出遅れ感がありますがゲーム終盤へのつなぎ役として一定の仕事は行えるはずです。

    4ターン目での2点の攻撃力は盤面の何らかのミニオンを倒すことが期待できますし、後半では余ったマナでドローできるといった補助的な活躍機会が多いと思われます。





    11. Earthen Ring Farseer

    Earthen Ring Farseer」 の基本ステータス値は 3/3 とやや低いものの良好と言えます。また既に攻撃を行ったミニオンを回復することが出来るという能力は、非常に利用価値が高いです。この能力を適切に用いれば、他ミニオンに +0/+3 というステータス強化を与えると考えてもよいのではないでしょうか。

    Dark Iron Dwarf」 よりもランクが低いのは、やはりアリーナにおいては攻撃力強化の方が強い動きにつながることが多いためです。
     EarthenRingFarseer.png 




    12. Sen'jin Shieldmasta

    SenjinShieldmasta.png Sen'jin Shieldmasta」 はマナコストに対し程良いステータス値を持っています。「Dark Iron Dwarf」 と同値、「Chillwind Yeti」 とは1ポイント低いだけの違いです。このミニオンのランクが高いのはトーント能力のおかげと言えます。

    4ターン目に出せるミニオンとしては最大級で、盤面維持に大きく貢献してくれます。3ターン目までにやや不利な状況であっても、これが場に出ることで大きな助けになるでしょう。有利な場面で登場した際はミニオンを守り、相手に安定したダメージを与えることができます。




    13. Cult Master

    ミニオンは颯爽と場に登場していきますが、やはりいつかは死んでしまう運命にあります。「Cult Master」 はそんなミニオンが倒れるという不幸をカードアドバンテージに変えてくれる素敵な存在です。

    引けたカードが1枚だとしても、相手に「早くこのミニオンを除去しなければ」というプレッシャーを与える事が評価できます。4マナに対して体力2点というのは非常に脆いですが、4点の攻撃力で少なくとも1体のミニオンを倒す可能性はあります。
     CultMaster.png 




    14. Stormwind Champion

    StormwindChampion.png Stormwind Champion」 は盤面に大きなインパクトを与えることができるカードです。早々に手札に来てしまうとお荷物になってしまうため、デッキに高マナコストのカードを入れるのはリスキーではあります。しかし、全てのミニオンが恩恵を受けられるというのはかなり強い能力です。相手ターンにすぐ処理されるとしても場にミニオンがいるならば、出たターンは最低限仕事をすることになります。これが即時効果の強みです。

    6/6 というサイズも1:2トレードの可能性が高く、相手はなかなか困ることでしょう。この除去されにくさが 「Raid Leader」 とのランキングの違いと言えます。味方ミニオンが強化されるということは、このミニオンが生き残る可能性を高めることにもつながるのでマナコスト以外は非常にメリットの大きいカードです。




    15. Worgen Infiltrator

    Worgen Infiltrator」 の持つステルスは、アリーナにおいて非常に面白い能力です。チャージ能力と似てあなたの望む対象とトレードする機会を与えてくれます。チャージとの比較はさておき、「Worgen Infiltrator」 は序盤の多くのミニオンを倒せる可能性がある、イケてる1マナミニオンです。

    相手のヒーローパワーにより活躍前に倒されることはありませんが、2度攻撃できる機会はあまり多くないでしょう。1ターン目にプレイできるのは良いのですが、後半に手札に来ても活躍できる場面が殆ど無いというのは悲しいところです。
     WorgenInfiltrator.png 







    <引用元 : http://www.liquidhearth.com/forum/arena-strategy/457523-trumps-arena-tier-list-neutral-commons >




    code.png




    関連記事

コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL