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初心者ガイド:カードアドバンテージとは何か


Hearthstone


 Introduction (はじめに)


How Card Advantage Wins

     以前、「効率よいプレイとは?」 という記事で ”マナ効率””ダメージ効率” という用語が登場しました。今回も「総合的に効率の良いプレイ」を目指すのに欠かせない要素の一つを扱います。

     プレイ効率の記事中でも、”カードアドバンテージ” という言葉が何度か登場したのを覚えているでしょうか。この記事では、手札の優位とは一体何を意味し、どのようにすればそれが得られるのかということを解説してくれています。


    注意 : 元記事は2014年6月のものであり、環境が変化し現況に沿わない部分があるかもしれません。基本的な考えを把握できれば、という趣旨で記事にしています。ご了承ください。







     How Do You Win in Hearthstone? (どうやって試合に勝つのか)



    勝利に近づくために知っておきたい事


       初心者プレイヤーの中には、「HearthPwn」等の情報サイトから有名なデッキを探し出して使用してもランクマッチで思うように勝てない、また闘技場 / アリーナでは「格付けリスト」を参考にしても滅多に7勝以上に届かない、といった方もいることでしょう。


       ハースストーンで上手く勝利できない原因の一つに、「ゲームに重要な要素をしっかりと理解していない」という点が挙げられます。ゲームに重要な要素の一つが、今回のテーマである ”カードアドバンテージ” という考え方です。「これが最も重要だ」とまでは言いませんが、これを理解し意識してプレイすることで勝率を高めることが出来るはずです。




      相手よりカードを多く引き、効率的に使用する


         ハースストーンをプレイする際、試しに 「相手と自分の手札数」 と 「デッキの残りカード枚数」 を開始から終了まで記録してみてください。デッキタイプによる例外はありますが「より多くのカードを手にし、それを効率良く利用した者が勝つ」パターンが多い、という点に気が付くことでしょう。

        特に闘技場 / アリーナに関してはこの傾向が強く見られます。これが、カードアドバンテージを簡潔に表現したものであると言ってもよいでしょう。


         このように、漠然とですが 「手札が多いこと」、そして 「相手より効率的にカードを使用すること」 が勝ちにつながるというのが理解いただけたかと思います。では、どのようにすればそのアドバンテージが得られるのでしょうか?






         Gaining Card Advantage (カードアドバンテージを得るには)



        カードを多く引く


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           最も分かりやすい ”カードアドバンテージを得る方法” は、「魔力なる知性」や「祖霊の知識」などのスペルを用いて2枚以上のカードをドローすることです。このようなカードはゲーム中に幾つか存在しますが、デメリットが無いわけではありません。テンポやマナという貴重なリソースを割いて”カードアドバンテージ”を得ていることに注意しましょう。


           3ターン目に 「魔力なる知性」 をプレイする場合、他に何もプレイ出来ないため序盤の動きが鈍くなってしまいます。この出遅れが致命的になり、せっかくドローしたカードを利用できずに負けてしまう ということさえあります。こういったドローカードが活躍しやすいのは、より多くのマナが利用できる試合後半まで到達することを前提とするデッキになります。

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           また、「苦痛の侍祭」といったミニオンをプレイして2枚以上のカードドローを試みるというパターンもあります。この場合、特殊能力を持つミニオンであるため同コスト帯のミニオンよりも「ステータスが低く盤面維持には殆ど貢献できない」といったデメリットが存在します。





          効率よいトレードを目指す


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             ”カードアドバンテージ” を得るその他の典型的な手段として、相手ミニオンを効率良く処理するというものがあります。相手盤面に体力3点のミニオンがある時、あなたは「メディヴの従者」をプレイし、雄叫び(Battlecry)で相手ミニオンを処理したとしましょう。この時点で1:1交換が成立しており、2/3 の本体を処理するのに相手は更に1枚もしくはそれ以上のカードを使用しなければなりません。



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             「こちらのカード1枚に対し、相手に2枚のカードを消費させる」 これを ”1:2交換が成立する” と表現します。あらゆるカードゲームにおいてこのようなトレードは大きなアドバンテージを与え、1度の1:2交換から形成が逆転し試合に勝つというパターンも珍しくありません。


             例えば両者が6枚のカードを持っており、こちらが1:2交換を2度成功させたとします。残り手札は自分4枚に対し、相手は2枚ということからもかなり有利な状況が作れた事がお分かりいただけるでしょう。


             これが闘技場 / アリーナにおいて「フレイムストライク」が最も強力なカードの一つだと言われる所以です。このカードは1:2交換どころか、1:4以上の交換をする場面を見かけることがあります。「地獄の炎」も同様に有利なトレードを成功させやすいカードと言えます。






             Hero Powers (ヒーローパワーとの関係)



            カードを直接得られるヒーロー

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               ヒーローパワーを使用することでカードアドバンテージが得られる場合もあります。典型的なのはウォーロックのヒーローパワー 「命を魔力に」 です。これは直接カードをドロー出来ることから容易に理解出来るでしょう。ウォーロックのヒーロー専用カードが他より若干弱いのは、このヒーローパワーとのバランスをとっているためだと考えられます。Zooウォーロック、ハンドロックのどちらもがこの 「命を魔力に」 を原動力としています。


              自身でカードを使用すること無く追加手札を得るという手法は、カードゲームの定番でありハースストーンも例外ではありません。


               ウォーロックをプレイする際は、ヒーローパワーに回せるマナとヘルスを常に把握すべきです。アグロの戦略では、序盤の手札を全て出しきってしまうかどうかというタイミングでヒーローパワーを使い始めることが多いでしょう。ハンドロックの場合は、4ターン目に 「山の巨人」 や 「トワイライト・ドレイク」をプレイする目的で、最初の数ターンはむしろヒーローパワーしか使用しない事になるはずです。


               闘技場 / アリーナでは、手札があっても状況に適切でないという場合に 「命を魔力に」 を利用することになるでしょう。ヘルスが低下するのを過剰に恐れるプレイヤーには、ウォーロックというヒーローは向いていません。このヒーローにとって、「ヘルスは積極的に支払っていくリソースだという認識 」が大切です。10点以下のヘルスで試合に勝利した時、このヒーローの特性を上手く機能させたと判断してもよいくらいだと思います。特に序盤はそれほど気にせず、終盤になってきてから相手のコンボダメージと警戒し始めるといったパターンでよいでしょう。




              その他のヒーロー


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                 メイジ、ローグ、ドルイドのヒーローパワーはミニオンを直接攻撃することが可能です。残りヘルスが1になった相手ミニオンを倒すのによく用いられます。カード枚数という意味では0:1交換と言えなくもありません。ヘルスは犠牲になりますが、ミニオンの攻撃と適切に組み合わせることで「よりコストの高い相手ミニオンを倒し、結果としてアドバンテージを得る」というパターンもある事を意識しておきましょう。


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                 プリーストのヒーローパワーも、微妙ではありますがカードアドバンテージを与えてくれます。味方ミニオンの体力を回復させることで、より効率的なトレードを達成できる可能性が高まるからです

                 ヒーロー自身を回復させる前に、回復可能なミニオンがいないかどうか探すようにしましょう。もちろん試合終盤で自身が危機的状況にある場合は例外です。ミニオンと本体のどちらを回復させる方がより良いのかという判断は、経験により洗練されていくはずです。


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                 シャーマンとパラディンのヒーローパワーは、盤面にミニオンを直接生み出します。これはカード枚数に直接関わらないため、別のアドバンテージに属すると考えましょう。別の記事で触れていますが、盤面に影響力を残すことを「テンポを得る」と表現します。

                これらヒーローはミニオンを強化する能力に長けています。こういった能力をテンポを得るヒーローパワーと組み合わせることで、強い動きが可能になる場合もあります。ついついカードをプレイして得られるミニオンに目が向きがちですが、こういった可能性も選択肢に加えておくとよいでしょう。またヒーローパワーで得られるミニオンはチャージ能力を持たないため、手札を眺めて先のターンまで考慮し計画的に使用するといった意識が重要になるでしょう。



                 最後に残ったウォーリアやハンターのヒーローパワーは、カードアドバンテージにもテンポにも関与しない能力です。ただし「カードアドバンテージが得られないから良くない」という訳ではありません。この能力はまた別の意味で勝利に貢献します。これらヒーローでカードアドバンテージを得るためには、武器やその他の固有スペルを上手く利用して効率的なトレードを行う必要があります。また、他ヒーローよりもドロー能力を持ったカード/ミニオンの採用を重視してみるというのも一つの手です。






                 Closing (最後に)


                相手に多くのカードを使わせる。僅かな積み重ねが大きなアドバンテージに


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                   なぜ 「チルウィンドのイェテイ」は比較的高い評価を得ているのでしょう。理由の一つに、相手が「複数枚のカードを使ってこれを処理しにかかる可能性高い」という点が挙げられます。これが正にカードアドバンテージです。


                  カードアドバンテージを生み出せるよう、攻撃対象とタイミングを決定する必要があります。ミニオンの体力を考慮し、最大限それを活かす方法を探る習慣を身につけましょう。あなたの「チルウィンドのイェテイ」が場にある 3/4 ミニオンを処理し、更に相手が体力4点以下のミニオンを出してきたなら、そのイエティは 「よく働いた」 と評価できる事になります。



                   ドローカードを適切なタイミングで使用する、また時にはヒーローパワーを活用して1体のミニオンで処理可能なカード数を増やすことができるようになれば、試合全体で得られるカードアドバンテージは相当なものになっているはずです。まだゲームに慣れていないプレイヤーであれば、まずはカードアドバンテージのことを重視してプレイするのも悪くないと思います。


                   自身のそして相手のヘルスを過剰に気にすることはありません。とにかくドローを増やし、効率のよいトレードが出来るよう努めましょう。その感覚が得られるようになって初めて、マナ効率やダメージ効率などの他の要素についてプレイを見直すことを推奨します。一度に多くのことを覚えようとして、どれもが中途半端になるのは悲しいですからね。





                  <引用元 : http://ihearthu.com/efficiency-in-hearthstone/ >




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