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初心者ガイド: 効率よいプレイとは?


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今回は ”IHEARTHU” で見かけた ”初心者ガイド: ハースストーンにおける効率” という記事を紹介します。以前に ”バリュー” という言葉とカードの評価に関するガイドを記事にしました(こちらの記事)。今回はそういった費用対効果の高いカードをさらに活かすため、効率よいプレイを目指そうという内容になります。

色々な記事を読んでいると、○○アドバンテージが… という用語によく出会いますよね。今回の記事でも、カードアドバンテージ、マナアドバンテージ、ボードアドバンテージなどの単語が登場します。それぞれがどういう事を意味しているのかハッキリしていないプレイヤーにとっては、丁度よいガイドなのかもしれません。

ハースストーンに限らずカードゲームに慣れているプレイヤーの方にとっては当たり前の事が書かれているかもしれませんが、まだこのジャンルに慣れていない自分にとってはプレイングを見直す際の基準を与えてくれる良い内容だなと思いました。




<引用元 : http://ihearthu.com/efficiency-in-hearthstone/ >





Efficiency in Hearthstone (ハースストーンにおける効率とは)


 前回は「カードアドバンテージとは何か」という記事で手札の数とトレードの重要性に触れました。しかしカードの使用方法については、「手持ちからベストな使い方を見出すのが重要だ」という曖昧な表現で終わらせていたかと思います。実はこの 「相手より手札数で優位にあること」 と、「手札の使い方」 が同じくらい重要になります。


 色々な意味で、Hearthstoneの極意というのは ”efficiency(効率、能率)” に集約されるのではないかと思います。プレイヤーはアリーナにおいて、マナコストに対しステータスの高い(バリューの高い)カードを選ぼうとするでしょうし、構築でも基本的にその考えは変わりません。プレイに関しても出来るだけ効率よくミニオンを盤面に出していきたいと思いますよね。


では一体何がカードに「効率の良さ」を与えるのでしょうか。一般的には、低マナでそれなりのステータスもしくは特殊能力を持つカードが (マナコストに対するステータスの)効率が良い とみなされます。これは以前紹介したカードバリューと言い換えることもできますね(カードバリューについてご存じない方は こちらの記事 をどうぞ)。


 しかし、もしあなたが実際のプレイにおいて「効率的(efficiently)」にカードを使えなければ、いくらバリューの高いカードを持っていたとしても、その価値は低下してしまうでしょう。「バリューの高いカードを選ぶこと」と、それを「効率的に使用する」という要素がどちらも必要なのです。前者に関しては別の記事を参考にしてもらうとして、ここでは後者の 効率的なプレイ に注目しましょう。プレイヤーは ”マナ効率””ダメージ効率” という2つの考え方を身につけて初めて、効率的なプレイが可能になるのだと思います。






Mana efficiency (マナ効率とは何か)

さて、早速話題に出てきたプレイングにおける 「マナ効率」 とは何を意味しているのでしょうか。これは単純に 毎ターン利用可能なマナのうち、どれくらいを実際に使用したか ということを指します。試合全体を通じてマナを有効に使うことが出来れば、多くのカードを早くプレイできる事になりますよね。たとえバリューの高いカードを多く持っていたとしても、効率よく使えなければ宝の持ち腐れになってしまいます。各ターンどのようにマナを使用するかという計画を立てるのがとても重要です。もちろん現在のターンに限らず、この先数ターンを含めての話です。


KnifeJuggler.pngAmaniBerserker.pngIronfurGrizzly.pngHarvestGolem.png 


では簡単な例を挙げてみましょう。2ターン目に 「Faerie Dragon」 をプレイした直後の3ターン目。あなたは手札に 「Knife Juggler」、「Amani Berserker」、「Ironfur Grizzly」、「Harvest Golem」 を持っているとします(使用できるマナは3です)。あなたならこのターンにどのカードをプレイしますか?


ここで 「Knife Juggler」 を選択し、手札の他のミニオンを次ターン以降にプレイすることでジャグラーの特殊能力をフルに活かしたいと考える人もいるでしょう。しかし最もマナ効率がよいプレイは、3マナミニオンのうちの一つを選択することになります。相手の状況にも依りますが、「Ironfur Grizzly」 で前ターンにプレイした 「Faerie Dragon」 をガードするのがよさそうです。


この選択によって4ターン目は確実に手持ちの 「Knife Juggler」 と 「Amani Berserker」 を両方プレイできます。もし3ターン目に 「Knife Juggler」 をプレイしていれば、4ターン目は2マナミニオンもしくは3マナミニオンどちらか1体しか場に出せません。勿論ターン開始時にカードドローしますが、それはあくまで運任せに過ぎません。2つの選択は一見大したことがない様に思えますが、盤面に出るミニオン数に差がつくという大きな違いを生み出します。


実際には特殊能力やターン開始時のドローで手札が加わるため、状況は変化し続けこう簡単にはいきません。試合全体を通じてマナ効率を最大にすることは容易ではないでしょう。マナ効率が最も良くなるようプレイするカードを再検討する必要があり、そのターンのみならず少なくとも1ターン先までのマナ使用予定を立てるべきです。



さてここで再び先の例に戻りましょう。「Chillwind Yeti」 が4ターン目にドローできたとします。こうなるとベストプレイは今ドローしたばかりの 「Chillwind Yeti」 を場に出すことになります。続く5ターン目には 「Knife Juggler」 + 「Harvest Golem」 をプレイし、無事与えられたマナを全て使用できるプランを描くことができます。3ターン目に想定していた動きと異なりますが、良い意味での変更になるということはお分かりいただけるでしょう。


1つのミスによって残されたターンのマナ効率が低下してしまい、思うようなデッキパワーを引き出すことが出来なかったというのはよくある事です



そのターンにどのカードをプレイしようか決断する際に、まず以下のことを考えましょう。どのカードがこのターン、そして次のターンのマナを最大限利用可能にさせるのか。この考え方を身につけることで、マナの使い方がより洗練されることでしょう。そしてカードアドバンテージの考え方と合わせることで、より大きなメリットが得られると思います。


もちろん、盤面の状況によってはマナ効率を最大にするようなプレイが出来ないという場合もあります。相手の 「Knife Juggler」 や 「Questing Adventurer」 といった脅威を取り除くため、3ターン目に 「Frostbolt」 を使う必要があるという様な状況です。こういったマナ効率を捨てざるをえない場面での決断は、ゲーム中最も悩ましい判断の一つです。そして正しいと思われる決断を安定して行うには、数多くの経験が必要になるでしょう。大切なのは、今自分が重要な決断をしているのだと自覚できるかどうか、そしてその後のターンをどう取り戻すのか十分心得ているかどうかということだと思います。







Damage efficiency (ダメージ効率とは何か)

ハースストーンのプレイングにおける ”効率” を向上させるためのもう一つの方法は、ダメージついてよく考えることです。”ダメージ効率” とは、アタックもしくはスペルにより相手ミニオンを倒すに十分なダメージを正確に与える技術を指しています。あるミニオンを倒すのに過剰なダメージを与えるのは非常に勿体無く、非効率だといえます。

ここでまた例を挙げてみましょう。対戦相手が3ターン目に 「Ironfur Grizzly」 をプレイしてきました。あなたは4ターン目にその熊に対し 「Fireball」 で処理するという決断をするとします。これはまさに無駄の極みです。もちろん相手のミニオンを処理するという目的は達成できたかもしれません。しかし 「Fireball」 が本来与えられたはずのダメージの実に3点分を放棄したのと同義になります。たかが3点されど3点です。マナ効率という意味では全てを使い切ったので条件を満たしていますが、ダメージ効率は最悪といえるでしょう。

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次のターンに相手が体力6の 「Twilight Drake」 をプレイしてきたらどうですか? 余程運が良くない限り、これを効率的に処理できるミニオンやスペルを持ち合わせていないことでしょう。「Frostbolt」 と攻撃力が3のミニオンをプレイし、なんとか次ターンまでにそれに対抗しようというのが関の山です。

これでは対戦相手に 2対1交換を強いられた形となってしまいます。初心者の方向けに説明しますと、相手は1枚のカードしかプレイしていないのにこちらはそれを処理するのにカードを2枚使わされました。このようなやり取りを、2対1交換もしくは2:1トレードをさせられたと表現します。こちらが有利な場合は数字を入替えて 1対2交換、1:2トレードができたと表現することになります。もし前回のカードアドバンテージの記事をお読みいただいているのであれば、この試合が如何に不利へと傾いたか言わずもがなのことです。



先程の例は極端ではありましたが、自分のプレイにダメージ効率的な問題がある事に即座に気が付かないというケースはよくあります。上記の例のように体力が6の 「Twilight Drake」 をプレイされるといった事態を予測するのは困難です。予測するのが困難であるからこそ、ダメージを無駄にせずミニオンやスペルを効率的に使用できるタイミングが訪れるまで温存しておくということが重要になります。それがいつやって来るのか分かりませんが、そのように意識してプレイすることは非常に大切です。もちろん物事には限度がありますから、温存しすぎるのもよくありません。そのバランス感覚も、試合を数多くこなすことで少しずつ身についていくことでしょう。



ハースストーンでは、盤面に出たミニオンが攻撃可能になるということは 「Frostbolt」 や 「Fireball」 などのダメージスペルと同様に働くことを意味します。こちらに好ましいトレードを行うよう、ミニオンを効率的に用いてダメージを与えていく必要があります。闇雲に相手を殴ればよいというものではありません。有利なトレードを行うことでカードアドバンテージ(手札の余裕)、ボードアドバンテージ(盤面の支配)が得られるのは明らかです。

マナ効率の場合と同様、時には他に良い手がなく効率の悪い選択をしなければならない状況があるでしょう。やはり試合の経験を積み、ダメージ効率を優先するよりも試合全体として有利になるといった判断を学んでいくしか無いと思います。一般的に、試合の各場面でダメージ効率を考慮するということを基軸にプレイし始めるのがよいでしょう。より経験が得られた時点でマナ効率も踏まえて試合を組み上げていくというのがオススメです。





Conclusion (最後に)


プレイングに関わる ”マナ効率”と ”ダメージ効率” についてここまでお話してきましたが、最後にもう一つ重要なことを記しておきます。それは 効率的なトレード についてです。これは相手がプレイするカードのマナコストより少ないマナ、最低でも同等のマナで対抗するよう努めようというものです。より少ないマナで相手の高マナコストのカードに対抗することを ”トレードアップ” と呼んでいます。カード枚数的には1:1なのでアドバンテージとは言えませんが、使用マナを基準に考えるとこれも明らかなアドバンテージと言えますよね。これを実行することで ”マナアドバンテージ” を得られることになります。

このマナアドバンテージを継続して得られるなら、カードアドバンテージを更に効率よく活用できたという事になります。使用したカード枚数が同じでも、4マナ使用したのと6マナ使用したのでは負担が違いますよね。些細な差のように思えますが、こういった幾つものアドバンテージの積み重ねがいわゆる上手いプレイヤーと上達しないプレイヤーを分けている要素の一つなのではないでしょうか。


これを読み終わった後の試合から、マナ効率とダメージ効率、そして効率の良いトレードを意識してプレイしてみてください。このゲームを始めて間もない、もしくは続けているがイマイチ戦績が奮わないといったプレイヤーの勝率を高めてくれることでしょう。少なくともこれを読む前に比べて、プレイする際の心構えは変わっているはずです。






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