Hearthstone Read2Win TOP  >  デッキ >  GUIDE: Semi-Miracle Rogue (セミミラクルローグ)

GUIDE: Semi-Miracle Rogue (セミミラクルローグ)


semiracle01.png


今回紹介するのは、情報サイト ”Liquidhearth” で特集されていた ”セミミラクルローグ” です。先日の国内オフライン大会でも使用されている方がいたようで、これは知っておかねばと思いこの選択に至りました。


注意 : 元記事は2014年6月5日のものですが、既に環境が変化し現況に沿わない内容があるかもしれません。基本的な考えを把握できれば、という趣旨で和訳しております。ご了承ください。



 Introduction (導入)


数ヶ月のブランクを経てHearthstoneに復帰し修行僧の如く練習を重ねた結果、レジェンドランクへ到達することができました。ミラクルローグの虜になったのはその頃です。どのようにプレイすればいいのか、そして弱点は何かというより深い理解を目指すため、幾つかのビルドを試行錯誤していました。そしてついに自身独自のバージョンを見つけ出すことに成功したのです。

その ”セミミラクルローグ” というデッキを皆さんに紹介したいと思います。





 Miracle Rogue Overview (ミラクルローグ概要)


GadgetzanAuctioneer.png 
ミラクルローグはスペル + 「Gadgetzan Auctioneer」 を活用したカードドローでキーカードを集め、フィニッシュコンボまで到達するというコンセプトを持っています。

序盤に 「Backstab」、「SI:7 Agent」、「Deadly Poison」、「Shiv」、「Eviscerate」 を活用して相手ミニオンを処理することになります。また、「Loot Hoarder」 や 「Edwin VanCleef」 でプレッシャーを与えることも重要です。


5ターン目のベストプレイといえば 「Azure Drake」 になるでしょう。5~8ターン目には大量のカードをドローするため、お馴染みの 「Gadgetzan Auctioneer」 をプレイすることになります。その際に 「Preparation」、「The Coin」、「Conceal」 が重要になります。大きなカードアドバンテージを後ろ盾に、「Sap」、「Blade Flurry」、「Fan of Knives」 で残された相手ミニオンを片付けることも可能です。最後はもちろん 「Leeroy Jenkins」 + 「Shadowstep」 でフィニッシュとなります。




ミラクルローグの問題点

    ・ ”Situation card” 、すなわち使える場面が特定の状況に限定されやすい。例えばミミラクルローグをプレイしていて、持っている手札の数は多いのに ”今じゃないんだよなあ” という感覚を味わったことはありませんか?

    ・コントロールウォーリアなどとの対戦でダメージ/カードリソースを使い果たしてしまう。

    ・序盤の猛攻に耐えられず、削りきられてしまう。

    ・「Gadgetzan Auctioneer」 が手元に来ないと始まらない。

    ・4ターン目までの動きがあまりイケてない。手札によっては何もできない可能性がある。

    ・相手のプレイに受け身となる形を強いられることがある。そしてそうなるとキーカードが来るのを待つばかり。

    ・序盤にコンボのきっかけとなるカードが制限されやすい。





    ミラクルローグの優れている点

      ・スペルが豊富(「Preparation」、「The Coin」、「Conceal」)なので、「Gadgetzan Auctioneer」 を効率よく活用できる。

      ・除去に優れている。

      ・バーストダメージで一気に試合を決められる。

      ・試合終盤までにはデッキの大半のカードをドローするポテンシャルがある。デッキ回転率が非常に高い。






       My Solution (解決策)



       semiracle02.pngAAAAAAAAAAAAAAAAAAAミラクルローグのデッキには ”状況に左右される” カードが多く、デッキに2枚しか入っていない 「Gadgetzan Auctioneer」に強く依存することになります。その引きに勝敗が大きく左右されるということです。 それにもかかわらず、現状最高のデッキの一つと言われているのです。もしそういった問題点の幾つかを改善できるとすればどうなるでしょうか。

      私は4枚の ”状況に左右されるカード” を、ミニオンと入れ替えることにしました。これにより序盤のボードコントロールを取りやすくなり、また何もできないような酷い手札になるのを防ぐことが出来ます。更に 「Gadgetzan Auctioneer」 とスペルにより大量のドローができなかったとしても試合に勝てる可能性が見えてきます。数枚のドローで十分といえるでしょう。

      具体的には、2枚の 「Argent Squire」 と同じく2枚の 「Chillwind Yeti」 を加えました。入替え対象は、「Sap」、「Conceal」、「Fan of Knives」、「Shadowstep」 それぞれ1枚ずつです。これらは全てパワフルなカードですが、適切な状況以外ではそれ程役に立たないという事実もあります。この変更によりデッキが以前より安定したと思います。相手に対抗するために大量のスペルを用いる必要も、オークショニアを最大限に活かさねばならないといったプレッシャーもありません。




      Argent Squire」 は通常のミラクルローグには採用されない1マナミニオンです。貴重な低マナミニオンというだけでなく、序盤に 「The Coin」 と組み合わせることで 「Edwin VanCleef」 を活かすことが出来るでしょう。序盤のテンポを得られるというのは非常に大きなメリットになります。相手に少ないながらダメージを与えるだけでなく、トレードも可能なのでこちらの体力を守る意味でも活躍するでしょう。



      semiracle03.png

      この状況でオークショニアは必要ですか?




      Chillwind Yeti」 は安定感のある4マナミニオンです。トレード能力に長けており、「Azure Drake」、「Gadgetzan Auctioneer」、「SI:7 Agent」 の生存率を高めることが可能です。このミニオンの攻撃回数が勝利に大きく寄与するといっても過言ではありません。アグロデッキに対して4ターン目にこのカードをプレイするのは、決して遅すぎるとは思いません。また動きの遅い相手の5マナ、時には6マナのミニオンとも対抗できる可能性があります。少なくとも一方的にやられることはないでしょう。



      semiracle04.png

      Argent Squire」 が武器チャージを全て受けきることも珍しくありません。






       Leeroy v. Malygos (リロイとマリゴスの比較)


      Malygos.png  私は 「Malygos」 + 「Sinister Strike」 よりも、「Leeroy Jenkins」 + 「Shadowstep」 の方が好ましいと思います。というのも、後者は使用マナも少なく効率的にダメージを与えるために他のカードを必要としないためです。「Malygos」 は9ターン目までプレイできず、しかも 「Preparation」 を併用しない限りはそのターンに特に恩恵は得られません。またサイズの大きいミニオンであること、こちらのデッキにそれ程除去を誘うようなミニオンが存在していないことから除去の対象となりやすいというデメリットも有ります。もし相手が 「Hex」、「Execute」 を持っていれば躊躇なく使用してくることでしょう。また 「Shadowstep」 はリロイコンボだけでなく他のカードにも有用ですが、「Sinister Strike」 はそのような応用力がありません。






       Assassin's Blade? (アサシンブレードはアリ?)


      Azure Drake」 と 「Assassin's Blade」 よりも、「Azure Drake」 を2枚入れるほうが有用だと思います。4回という耐久度のおかげで、「Deadly Poison」 とのコンビネーションはたしかに強力なのですが、「Acidic Swamp Ooze」 や 「Harrison Jones」 で痛い目をみる機会がそこそこあるのが弱点です。また序盤に手札にあるとお荷物になってしまうのも難点です。一方、「Azure Drake」 のドロー能力はいつでも有用で、「Backstab」 との相性も良いのが長所です。



      semiracle05.png

      イエティは生き延びて相手の顔面を叩き続ける優秀なミニオンです。






       Argent Squire Alternatives (Argent Squireの代替案)


      SouthseaDeckhand.pngLeperGnome.png  Southsea Deckhand」、場合によっては 「Leper Gnome」 もより攻撃的デッキに調整するなら試す勝ちはあるでしょう。「Blood Knight」 でシールドを奪われるリスクもありませんし、与えるダメージも申し分ないでしょう。しかしながら体力が1でとても簡単に倒されてしまうため、盤面のコントロールに貢献することができません。「Cold Blood」 とのシナジーを考慮すると、チャージよりシールドの方がマシだと思います。



      また別の代替案として、「Acidic Swamp Ooze」 と 「Defias Ringleader」 が挙げられます。武器持ちのヒーローと対戦する機会が多いなら前者は有効です。コインの依存度が高いため、私は 「Defias Ringleader」 を用いません。コインは 「Edwin VanCleef」、「SI:7 Agent」、「Gadgetzan Auctioneer」 との組み合わせで使うのが良いと思います。

      また、「Argent Squire」 は他カードのコンボを起動させるきっかけにもなります。一方で 「Defias Ringleader」 は効果をフルに発揮するには助けが必要です。更に体力が低いため試合後半では範囲除去で容易に倒されてしまうのも難点です。ディバインシールドは、どんなダメージでも1度は生き延びられます。

      大きなダメージを狙って 「Mana Addict」 を採用するという考えもあります。「Sunfury Protector」 もまた候補になり得るでしょう。序盤では大きなプレッシャーになりますし、試合後半では相手のリロイコンボを防ぐ手立てにもなります。「Novice Engineer」 でドローを進めるというアイディアもありますが、それ程大きなメリットではないと思います。これらのことを総合すると、やはり 「Argent Squire」 の有用性が際立っているといえるでしょう。






       Chillwind Yeti Alternatives (Chillwind Yetiの代替案)


      TwilightDrake.pngShieldmasta.png  Twilight Drake」 が候補になるでしょうか。このデッキの性質上、体力が5点以上で場に出る可能性は高いでしょう。通常のミラクルローグよりも手札がたまりにくいので、体力9~10になるとは期待しないように。またドレイクはサイレンスや 「Earth Shock」、「Keeper of the Grove」 で容易に弱体化されてしまう点にご注意を。


      通常のミラクルローグまでとは言いませんが、このデッキにはスペルが豊富に含まれています。よって 「Violet Teacher」 は魅力的な選択肢です。しかしこのカードよりも 「Gadgetzan Auctioneer」 とスペルを組み合わせるほうが重要なのはお分かりいただけると思います。また 「Unleash the Hounds」 に弱いというのもデメリットの一つです。

      Sen'jin Shieldmasta」 はミラーマッチの場合、「Chillwind Yeti」 よりも有用かもしれません。しかし攻撃力の低下はその他のマッチアップにおいて大きなデメリットであると言えます。






       Tips (オマケ)


      このデッキはあなたが 「Gadgetzan Auctioneer」 をプレイするまでテンポローグだと思わせることができるため、相手を驚かすことが出来るかもしれません。多くのプレイヤーはミラクルローグだと予測してマリガンを行うため、「Argent Squire」 や 「Chillwind Yeti」 を効率的に除去できるカードを手元に残していない確率が高まるでしょう。

      通常のミラクルローグを使用している時は、コンボから28点のダメージを与えても他のミニオンの助けを借りなければ試合に勝つことは困難だと感じていました。このデッキ構成ではそのような相手にダメージを与える手段がより多く搭載されています。「Argent Squire」 や 「Chillwind Yeti」 は相手をコンボ致死領域に追い込むに十分な働きをしてくれることでしょう。

      また当時、ミラクルローグが得る大きなアドバンテージが勝利に必須ではないかもしれない、と思っていました。言い換えるとそういったアドバンテージを削って他に何かできるのではないかと感じた訳です。「Gadgetzan Auctioneer」 さえ場に出れば、スペル枚数がそれ程多くなかったとしても勝利を得られるでしょう。しかしオークショニアを引けなかった場合の悲壮感は例えようがありません。そのような場合でも、「Argent Squire」 や 「Chillwind Yeti」がやはり大きな助けになります。ミラクルローグの大きな欠点を補えるわけです。それらは 「Gadgetzan Auctioneer」 をドローするまであたなを生き長らえさせてくれるに十分な能力を持っています。




      semiracle06.png

      勿論ミニオンだけでなく、スペルを大量に持つことでもダメージを与えられます



      通常のミラクルローグでは 「Gadgetzan Auctioneer」 を保護するために 「Shadowstep」 をプレイすることになるでしょう。なぜならこのカードが勝利に必須であるためです。もしオークショニアを失うことがそこまでの懸念事項でなければ、幾分楽になります。セミミラクルローグでは、オークショニアの重要度を少し下げているため試合のテンポが上がるでしょう。除去カードを多く持たない相手なら勝利の可能性はより高まります。


      Argent Squire」 と 「Chillwind Yeti」 の採用は多くのマッチアップにおいて序盤の安定感を劇的に改善すると思います。それだけでなく、通常のミラクルローグのような 「Gadgetzan Auctioneer」 + 「Preparation」 からのバーストダメージという動きも相変わらず残されています。

      ミラクルローグを使用する際、結局最後は全ての手札とマナを使いきっている訳ではないという違和感がありました。そのリソースの余裕を、ミニオンを採用することで序盤に上手くシフトできたのではないかと思います。

      もちろん 「Argent Squire」 を削ってスペルを採用するというのもよいでしょう。そこの調整はあなた次第です。2枚の 「Argent Squire」 は特定のマッチアップで有効でない場合も見られます。イエティも同様で、マナの負担を感じるようであれば差し替えを検討する必要があるでしょう。

      メタに上手く対応できるよう、スペルを戻したりミニオンを増やしたりと調整してみてください。ミラクル系デッキにおいてスペルを減らすメリット、ミニオンを増やすメリットなどが理解できるはずです。ミラクルローグとテンポローグは互いに矛盾する存在ではありません。両方のメリットを上手く融合させるデッキを作り上げてみてください。






      <引用元 : http://www.liquidhearth.com/forum/constructed-strategy/3008-curis-semi-miracle-rogue >





      code.png




      関連記事

No title
Leeroy Jenkinsのリンクミスがありましたので、修正しました。コメントでのご指摘ありがとうございました。
[ 2014/06/12 12:40 ] [ 編集 ]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2014/06/12 03:47 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL