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初心者ガイド: Zooから学ぼうデッキ改変法


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今回は、情報サイト ”IHEARTHU” に掲載されていた ”The Various Zoos (様々なZooデッキ)” をご紹介します。Zooはサイズの比較的小さいミニオンを多く並べ、盤面を維持しつつ速攻で本体を削り切るというコンセプトのデッキです。また、構築コストがとても安いというのも特徴です。

そんなZooタイプのデッキですが、典型例はあるものの全てが同一というわけではありません。数枚だけ特色があるものから、中にはガラッと構成が異なるZooデッキも存在します。いったいプレイヤーはどのような考えを元に代替カードを選定しデッキを改変しているのでしょうか。

この記事ではウォーロックZooを参考デッキとし、代替カードをどのように見つけていくのかという方法を紹介してみようと思います。コンセプトや「マナ: ステータス比」を大きく変えずにデッキを改造できれば、メタが変わったとしてもそれに対応できる可能性が高まります。環境が変わる度に詳しい知人に質問していては大変ですからね。





<引用元 : http://ihearthu.com/the-various-zoos-minion-roles-in-a-pinch/ >





----- < Introduction(導入) > ------------------


ゲームを初めて間もないプレイヤーから、「そうはいうけど自分はまだそのカード持ってないんだ」 という声がよく聞かれます。どんなカードが足りないのでしょうか。ニュートラルのレジェンダリが足りないのでしょうか。エピックカードは足りてますか?レアカードはどうですか?エピックカードの代替案が必要ですか?

悲しいかな、必要なのはそのような対応でないような気がします。新カードの情報も出始め、カード総数は徐々にですが時間とともに増えていきます。代替カードを示すガイドはすぐに役に立たない古いものになってしまうでしょう。

その代わり、この記事ではデッキリスト内のミニオンについて役割を設定する、という手法について書いていくつもりです。それにより、あなたの現在所有している中から同じ役割を担えるカードを自ら見つけることができるようになるでしょう

その手法の実地例として、Zooウォーロックのデッキをみていくことにします。28体の低コストミニオンと、2枚の 「Soulfire」 を選べばあら不思議、原始的なZooデッキの完成です。

「だけど、どんなミニオンが私に必要なの?」 その質問に答えるには、まず各ミニオンの目的とそれぞれがデッキ全体にどのような影響を与えるのかという点について議論する必要がありそうです。






----- < Minion Role Play (各ミニオンの役割) > ------------------



あなたの知っている典型的なZooウォーロックのデッキは、3つの異なる役割の内どれか1つを持つミニオンからカードが選ばれ、全体が構成されています。その3つ役割とは以下の様なものです。




Base Minions (基本ミニオン)
これらのミニオンはマナコストに対して高いステータスを持っています。バリューの高いミニオンとも表現されるものです。一般的に我々が求めるのは、試合序盤に盤面維持を期待できるミニオンです。「Amani Berserker」、「Flame Imp」、「Argent Squire」 がそれに当たります。


Buff Minions (強化ミニオン)
このタイプのミニオンは他のミニオンに働きかける性質があります。基本ミニオンが既にプレイされていれば、強化ミニオンがその性能を押し上げるよう手助けする事になるでしょう。一般的には、バトルクライやターン終了時にステータスボーナスを付与するといった能力を有します。「Dire Wolf Alpha」 や 「Shattered Sun Cleric」、「Dark Iron Dwarf」 が分かりやすい例になります。


Rush Minions (速攻型ミニオン)
このタイプはチャージ能力を有するミニオンです。それと同時に高い攻撃力を持っているのが好ましいでしょう。通常、そのグレードはレアかレジェンダリになります。典型例は 「Doomguard」、「Leeroy Jenkins」、「Argent Commander」 などです。




Zooデッキの全体的な戦略は、まず1ターン目と2ターン目に基本ミニオンをプレイし、最大ダメージを与えるため早々にそれらを強化していくこと。続いて盤面を維持すると同時に速攻型ミニオンと 「Soulfire」 で体力を削り切るというものです。ウォーロックのヒーローパワーを最大限に活用し、各種ミニオンを途切れること無くプレイし続けることが重要です。基本的には10ターンに達するまでに勝負を決めるという設定になっています。



さて、Zooデッキに相応しいベースカード(初期から利用できるカード) にはどんなものがあるでしょうか。

Voidwalker」– Base
Acidic Swamp Ooze」 – Base
Shattered Sun Cleric」 – Buff
Wolfrider」 – Rush
Nightblade」 – Rush
Bluegill Warrior」 – Rush
Reckless Rocketeer」 – Rush



続いて、Zooデッキに相応しいコモンカード はどうでしょうか。

Harvest Golem」 – Base
Scarlet Crusader」 – Base
Flame Imp」 – Base
Argent Squire」 – Base
Leper Gnome」 – Base
Shieldbearer」 – Base
Amani Berserker」 – Base
Faerie Dragon」 – Base
Mad Bomber」 – Base
Dire Wolf Alpha」 – Buff
Abusive Sergeant」 – Buff
Blood Imp」 – Buff
Dark Iron Dwarf」 – Buff
Youthful Brewmaster」 – Buff / Rush
Ironbeak Owl」 – トーント対策



これら22の異なるミニオンが選択対象となります(レアは省いています)。また、より安いマナコストであればあるほど良いという考え方が根幹にあるということを覚えておきましょう。


ここまでで、デッキにおけるミニオンの役割について基本的なことは理解できたと思います。あなたがどれくらいカードを保持しているかどうかはさておき、この考え方に基づいて自分自身オリジナルのZooデッキへと改変していくことができるはずです。もしあなたがインターネットの情報サイトでデッキを眺めた時に特定のミニオンを所持していなかったとしても、そのコンセプトを崩さないようなカードを役割に基づいて選択すればよいことになります。





----- < Pinch Hitting (ピンチヒッター) > ------------------


ミニオンカードを眺めていると、時折 「このミニオンの役割はどう定義すればいいの?」 と思うことがあります。そしてその質問に自分で答えるのはなかなか難しいでしょう。初心者にとって、どうにも代替カードの選定に困るカードが幾つか存在しています。しかしそれは初心者に限ったことではありません。ゲームに慣れたプレイヤーにとっても同様です。

例えば、「Knife Juggler」 はその代表例と言えるでしょう。2マナミニオンで 3/2 とステータスが攻撃力に寄っており、ダメージを追加する特殊能力も持っています。ベーシックカードから探すのであれば、「Acidic Swamp Ooze」 が該当するでしょうか。どうもそれは違うな、と感じるなら他の同様なマナコストとステータスを持ったカードを手持ちの中から選びましょう。ネット上に投稿されているデッキには、数学的計算による綿密な計画のもと構築されているモノが多いと感じます。ターン毎にプレイ可能なマナとドロー枚数のバランスを考慮して、1マナはX枚、2マナはY枚といった具合です。

似たようなカードを探して交換するだけでなく、新しいカードの枠として扱うのもよいでしょう。野球でいうところのピンチヒッターのようなものですね。もしメイジやドルイドに苦戦しているなら 「Faerie Dragon」 を採用してみるのはどうでしょうか。ダメージスペルやヒーローパワーで処理されず助けになるかもしれません。一方、相手が武器を使用するヒーローであれば、「Acidic Swamp Ooze」 を加えるのが有効でしょう。

また、「Youthful Brewmaster」 は 「Abusive Sergeant」 といった強化ミニオンを再利用できるだけでなく、チャージミニオンを2回突撃させるといったプレイが可能です。さらに、場に 「Knife Juggler」 がいれば追加ダメージを与えられるというボーナスも得られます。

このように、”コスト / ステータス” バランスを崩さずにデッキを改良してみましょう。現在のメタリポート等を参考にすると、更に有利なデッキを構築することが出来ることでしょう。






----- < Gnimsh’s Zoo (Gnimsh版Zoo) > ------------------


それでは今年の3月に行われたHearthstoneの大会 ” Intel Extreme Masters” で使用された ”Gnimsh” 選手のZooウォーロックデッキを見てみましょう。


例: Gnimsh's Zooウォーロックデッキ


 Zooo02.pngAA 2x 「Soulfire」 - spell
2x 「Argent Squire」 – Base
2x 「Flame Imp」 – Base
2x 「Shieldbearer」 – Base
2x 「Voidwalker」 – Base
2x 「Amani Berserker」 – Base
2x 「Knife Juggler」 – Base
2x 「Abusive Sergeant」 – Buff
2x 「Young Priestess」 – Buff
2x 「Dire Wolf Alpha」 – Buff
2x 「Shattered Sun Cleric」 – Buff
2x 「Defender of Argus」 – Buff
1x 「Leeroy Jenkins」 – Rush
  + 1x 「Sacrificial Pact」 - spell
2x 「Doomguard」 – Rush
2x 「Ironbeak Owl」 - Anti-Taunt



役割分析:
10x 強化ミニオン、12x 基本ミニオン、3x 速攻型ミニオン、2x トーント対策ミニオン、2x 「Soulfire」、1x 「Sacrificial Pact

コスト分析:
12x 1マナミニオン、8x 2マナミニオン、2x 3マナミニオン、3x 4マナミニオン、2x 5マナミニオン、3x 0マナスペル


レアカードの代替候補:

Young Priestess」 → 「Blood Imp
Knife Juggler」 → 「Youthful Brewmaster
Defender of Argus」 → 「Dark Iron Dwarf
Doomguard」 → 「Nightblade
Leeroy Jenkins」 → 「Wolfrider


これら代替カードは力の差を感じさせますが、デッキの仕組みを学ぼうとしているのなら十分に役立つでしょう。この差し替えの目的はマナカーブを崩さず、かつ過剰なダストをレア作成に費やさない事です。これによりZooというプレイスタイルを本格的にやってみようと決断する前に、試すことができるというメリットがあります。






----- < Additional Variants (その他のZoo) > ------------------


もしあなたが全てのカードを所有しているなら、もう一つ別のZooウォーロックを参考にデッキ改良の世界へ足を踏み入れてみましょう。


例1: メガチャージ Zoo


 Zooo03.pngAA 2x 「Soulfire」 - spell
1x 「Power Overwhelming」 – Buff
2x 「Argent Squire」 – Base
2x 「Stonetusk Boar」 – Rush
2x 「Abusive Sergeant」 – Buff
2x 「Flame Imp」 – Base
2x 「Leper Gnome」 – Base
2x 「Bluegill Warrior」 – Rush
2x 「Dire Wolf Alpha」 – Buff
2x 「Youthful Brewmaster」 – Buff / Rush
2x 「Arcane Golem」 – Rush
2x 「Wolfrider」 – Rush
1x 「Leeroy Jenkins」 – Rush
2x 「Doomguard」 – Rush
2x 「Argent Commander」 – Rush
2x 「Ironbeak Owl」 - Anti-Taunt


このデッキはトーントを一切排し、完全にチャージに焦点をあてています。速攻特性が高い反面、ミニオンが極端に低い体力しか持たないので序盤の除去にひどく弱いという欠点があります。ローグやドルイド、メイジのヒーローパワーで簡単に倒されてしまう訳です。しかしそれを圧倒する勢いでダメージを与えれば問題ない、という強気なデッキになります。





例2: メガヘルスマーロック Zoo


 Zooo04.pngAA 2x 「Soulfire」 - spell
2x 「Power Overwhelming」 – Buff
2x 「Blood Imp」 – Buff
2x 「Flame Imp」 – Base
2x 「Grimscale Oracle」 – Buff
2x 「Murloc Tidecaller」 – Base
2x 「Voidwalker」 – Base
2x 「Young Priestess」 – Buff
2x 「Demonfire」 – Buff
2x 「Bluegill Warrior」 – Rush
2x 「Murloc Tidehunter」 – Base
2x 「Coldlight Oracle」 – Base / ドロー
2x 「Coldlight Seer」 – Buff
2x 「Murloc Warleader」 – Buff
1x 「Leeroy Jenkins」 – Rush
1x 「Old Murk-Eye」 – Base



各種マーロックに体力強化系のミニオンを組み合わせることで、ミニオンを簡単に処理できないサイズまで一気に成長させようというコンセプトです。「Coldlight Oracle」 を 「Ironbeak Owl」 で置き換えてもよいでしょう。「Coldlight Oracle」 はとにかく試合中盤でプレイできるカードが増えるため、デッキテストに向いているというのが採用理由の一つです。勿論デッキの回転効率を高めたいという目的があるならそのまま使用してもよいでしょう。対戦相手に合わせてそういった変更を決断するように。






----- < Heroic Zoo Building (他ヒーローのZooデッキ) > ------------------


この記事を書いている間、興味深いパラディンZooデッキに出会いました。パラディンはミニオンを強化する手段を豊富に持つという特徴があります。ドロー系が弱いという点はありますが、「Divine Favor」 と 「Blessing of Wisdom」 を駆使することで、ハンドロックなどの手札数の多いデッキに対して圧倒的なアドバンテージを得ることが可能です。しかし、相手が同様の速攻型デッキの場合ドロー枚数が極端に減ってしまうため、かなりの苦戦を強いられることでしょう。


なぜウォーロックとZooデッキの相性が良いのかというと、やはりヒーローパワーによるドローが強力だからです。しかし、これは決して他のヒーローが速攻型のラッシュデッキに向いていないということを意味しているわけではありません。やや立ち回りが大変で、デッキスペースにドローを補助するカードが若干必要であると把握していれば十分やっていけるでしょう。


デッキ内のカードに役割を設定し、適切な代替カードを見つけることでZooに限らずオリジナルデッキを作成するのも夢ではありません。ぜひチャレンジしてみてください。





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