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デッキ紹介: S23 アグロパラディン


 


注意 : 元記事は2016年2月15日のものですが、既に環境が変化し、現況に沿わない内容があるかもしれません。基本的な考えを把握できれば、という趣旨で掲載しております。ご了承ください。







 Let's Take a Look at the Deck (デッキリスト)


シーズン23 トーナメントでも活躍するデッキ


  • Zooウォーロックの影に隠れ、あまり目立たない存在のアグロパラディン。最近はLadderでのランク上げだけでなく、トーナメントでも見受けられます。先日行われた「EU冬季選手権予選」において、Top8に残った’Diggen’というプレイヤーも”アグロパラディン”を採用していました。デッキリストはこちら


    シーズン21、NAサーバーで14位フィニッシュを達成した ’Tinman’アグロデッキのガイド記事を公開。アグロパラディンが「どの様なデッキなのかイメージが湧かない」という方のため、日本語にしてアップしました。








  •  アグロパラディンというデッキ



    デッキの戦略 / バリエーション


     アグロパラディンは、Zooウォーロックに似たデッキと言えます。どちらも序盤の盤面コントロールを重視し、強化カードを駆使して相手の強力なミニオンに対抗するというのが基本的な戦術です。

    ウォーロックには「Life Tap」という強力なドロー手段がありますが、パラディンの「神聖なる恩寵 / Divine Favor」もなかなか強烈です。



     アグロパラディンとZooウォーロックの大きな違いとして「武器」「ミニオンのタイプ」「ミニオン強化の性質」の三点を挙げることが出来ます。一口にアグロパラディンといっても色々なバリエーションがあります。私(Tinman)が提示したデッキ(上記画像左)はあくまで一例であり、最高のモノであるという訳ではありません。


    「これが強い」という定番のビルドを提示しにくい、というのが現状です。チャージミニオン、場持ちの良いミニオン、後半に活きるミニオンをどれくらい採用するかがバリエーションに大きく影響しています。


     私が例として挙げたデッキについては、以下の様な戦略でプレイします。序盤に武器とチャージミニオン、永続強化を駆使して相手盤面をクリアする。この際、出来るだけミニオンを失わないようにするというのがポイントになります。そして「神聖なる恩寵」を使用して燃料を補充し、プレッシャーを与え続けます。


    これら一つ一つについて、説明していきます。





    序盤の武器はアグロパラディンの宝


     ゲームをプレイして間もない頃にはあまり意識しないかもしれませんが、武器というのは「非常に効率のよいカード」です。「コグハンマー / Coghammer」はコストが3で、ターンをまたぎますが ”計6点のダメージ” を与えられます。


    またダメージだけでなく、味方ミニオンに ”聖なる盾” を付与できるという雄叫び効果もかなり強力。このように改めて書き並べてみると、3マナでこれだけ詰め込まれているというのはかなり凄い事です。



     「トゥルーシルバー・チャンピオン / Truesilver Champion」についても ”4マナで計8点のダメージ” だけでなく、計4点回復できるという効果付きです。採用される機会は殆どありませんが、「ライツ・ジャスティス / Light's Justice」についても1マナで4点与えられるという事実は見逃せません。


      


     「闇爆弾 / Darkbomb」や「ファイアーボール / Fireball」といった似たようなコストのスペルと比較する事で、ダメージ効率がいかに高いかが理解できると思います。



     もちろん、武器には以下に挙げるような "デメリット" もあります。

    • ダメージがターンを跨いでしまう。バーストダメージに向いていない。
    • ”挑発”ミニオンに阻まれてしまう。相手ヒーローや特定のミニオンを狙い撃ちできない場面がある。
    • ミニオンを攻撃する場合、自らのヒーローがダメージを負う。


    しかしながら、アグロデッキにおいてはこれらデメリットが幾分軽減されるという点が重要です。


     ダメージがターンを跨ぐという点については、複数回相手ミニオンを除去できる可能性が高まります。序盤の盤面コントロールを優先するのであれば、むしろ利点と言えるでしょう。自ヒーローがダメージを受ける点については、ライフを支払って盤面を維持できる、言い換えると「今後数ターンでこちらのミニオンによる打点を挙げられる」なら本望といったところです。





    チャージミニオンの活用


     アグロパラディンにおけるチャージミニオンは、多くの役割を担っています。真っ先に倒したいミニオン、例えば相手の「ナイフ・ジャグラー / Knife Juggler」をクリア出来る、強化スペルと組み合わせることで即時にバリューを引き出せるという2点が特に大きいと思います。


     こちらの1マナミニオン「南海の甲板員 / Southsea Deckhand」で相手の「ナイフ・ジャグラー / Knife Juggler」を討ち取ることが出来れば、かなりお得です。3マナの「アージェントの騎兵 / Argent Horserider」を使った場合でも盤面に本体が残るため、依然としてプレッシャーを与え続ける事ができます。



     直接ダメージスペルが少ないヒーローにとって、チャージミニオンと「王の祝福 / Blessing of Kings」の組み合わせは勝負の決め手になることが多いでしょう。特に盤面コントロールが不能になる段階で、心強いコンビネーションになります。





    永続強化のありがたさ




     最も特徴的な永続強化カードは、やはり「王の祝福 / Blessing of Kings」でしょう。ヒーローパワーで生み出した「シルバーハンド新兵」でさえ、5/5というサイズに突然変化し、相手はこれを見逃すことができなくなります。


     またこれ以外にも、「ウルダマンの番人 / Keeper of Uldaman」による強化、「コグハンマー / Coghammer」による”聖なる盾”の付与など、こちらに好ましいトレードを実現する手段が幾つも存在します。


    そしてこれらの手段が 「ミニオンを犠牲にすることなく、場に残す可能性が高い」 というのがアグロパラディンの特徴です。他デッキでトレードを行う場合、相手だけでなくこちらのミニオンもいなくなってしまうというケースがかなりあるため、「処理してなお場に残る」事が如何に有利であるかお分かりいただけるかと思います。

     
     ただ比較される事の多いZooウォーロックの場合、このトレード時に犠牲となるという点がそれ程痛手ではありません。というのも、Zooが採用している序盤ミニオンには「断末魔で更にミニオンを生み出す」モノがあり、場に影響力を残すためです。「呪われた蜘蛛 / Haunted Creeper」や「ネルビアンの卵 / Nerubian Egg」といったミニオンが代表的です。


     一方のパラディンは使い捨てしてもよいというミニオンは殆どありません。また「闇の売人 / Dark Peddler」や「インプァクト / Imp-losion」といった1枚で複数のミニオンを場に並べられるカードも限られています。唯一あるのは「兵役招集 / Muster for Battle」になります。

     
     ヒーローパワーも含め、「何かしら強化の対象になるミニオンを場に残す」という点はアグロパラディンのプレイングで大切なポイントです。これを意識することにより、後半に「強化する対象がいなくなってしまう」という事態を防ぐことが出来るでしょう。





    燃料補給の役目を果たす 「神聖なる恩寵 / Divine Favor」




     動き出しの遅いデッキは手札を溜める傾向にあるため、そういったデッキとの対戦においてはとても強力なドローカードになります。一方アグロシャーマンに代表される様な、手札を序盤から数多く使用するタイプのデッキと戦う場合、残念な結果になりがちです。


     アグロパラディンがZooウォーロックよりもデッキランキングで下に位置しているのは、この「ドロー能力の不安定さ」が原因なのだと個人的に思います。


    Zooウォーロックは、2マナと体力さえあればいつでも1枚ドローが可能です。これは非常に強力な能力で、ウォーロックというヒーローのポテンシャルをかなり高めています。一方パラディンの「神聖なる恩寵 / Divine Favor」は3マナで5枚以上ドローすることもあれば、3マナで何も起きない場合さえあります。


     またミニオンをプレイして盤面にプレッシャーを与え続けたい、という場面であっても相手手札数の兼ね合いから「この先ドローが全く期待できない」と判断した場合には「神聖なる恩寵 / Divine Favor」をプレイせざるを得ない、といった事もあるでしょう。相手の手札数でドロー枚数が変化するというのは、プレイングに非常に大きな影響を与えます。


     こういった点を考慮すると、アグロパラディンは「神聖なる恩寵 / Divine Favor」が有効に使える相手に有利であると言えます。相手の状態に依らずドロー出来るZooウォーロックに比べ、手札を大量に使用して畳み掛けてくるデッキには不利となってしまいます。








    <引用元 : Understanding Aggro Decks, Part 2 >



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    Blizzard社のMMORPG「World of Warcraft」において、ダメージディーラー(DPS)のスキルを持った
    ヒーラー(回復薬)役パラディンの事をそのように呼んでいるようです。


    スペルを重視していた時代のDPSパラディンをそのように呼んでいたという話も聞いたことがあります。
    ハースストーンでは昔スペルを多く採用したアグロパラディンの型があり、それをショッカディンと
    言っていた記憶があります。

    今もその名残があるのではないでしょうか。



    [ 2016/02/21 00:32 ] [ 編集 ]
    アグロパラはなんでショッカディンっていうんでしょうか?元ネタを教えてほしいです
    [ 2016/02/21 00:08 ] [ 編集 ]
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