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ガイド: Dreadsteed デッキをよく知ろう(後編)


AGSD001.jpgHearthstone

 予想外の盛り上がりを見せる、ユニークデッキ


倒しても倒しても蘇る、不死鳥のようなミニオン

 ManaWraith02.png  
 TGTリリース前、この Dreadsteed というカードに期待していたプレイヤーは殆どいなかったのではないでしょうか。かく言う私も同様で、「いつかは面白デッキが生み出されるのだろう」 くらいに感じてはいたものの、他の分かりやすく強いカードに目が向いていました。

 まさかこんなに早くプレイが楽しめ、かつそこそこ戦えるデッキが誕生するとは想像していませんでした。今回、’HS Players’ にて、Dreadsteed を活用したデッキガイドが公開されていました。この記事では前編に続き、各種シナジーについて説明していこうと思います。
 


注意 : この記事は2015年9月4日に書かれたものです。既に環境が変化し、現況に沿わない内容があるかもしれません。基本的な考えを把握できれば、という趣旨で和訳しております。ご了承ください。




 Interactions (他カードとの相互作用)



Dreadsteedのポテンシャルを引き出すカード達

 Dreadsteed01.png  
 Dreadsteed と面白いコンボが成立するカードを考えてみましょう。その有効性に差はあると思いますが、かなりパターンの多い事に気がつくのではないでしょうか。

 紙面の都合上、ここに全てを書き出すことは不可能です。しかし自分でテストしたもの、一般的に用いられているものを出来る限り紹介してみようと思います。

注意していただきたいのは、「その全てを1つのデッキで実現させることは不可能である」 という点です。どのコンボを採用するのか選択するというのも、デッキ作りに欠かせないポイントであると言えるでしょう。
 


 また、「どれがベストなコンボか」 というのも簡単に答えが出るものではありません。環境に左右されるという理由もありますが、なにせ出来上がって間もないデッキであるため、洗練されるにはまだまだ時間が必要です。これら注意点を考慮しつつ、以下に紹介するコンボを眺めてみてください。




 Killing Your Horse (自らのDreadsteedを倒すコンボ)



Dreadsteed は自分の餌にもなる


 サイレンスされない限り、Dreadsteed が死んでいなくなることはありません。これはつまり、自身が望むのであれば 「何度でも倒すことができる」 という事を意味しています。ミニオンを倒す事で利益が得られるカードが幾つか存在し、再生するこのカードとの相性は完璧です。

「増殖させるためにあえて倒す」 という手法もありますが、それはまた別の項にまとめてあります。




 SacrificialPact02.png  
 恐らく、最も基本的なコンボの一つでしょう。0マナでヘルス5点回復という分かりやすい効果です。コストが不必要であるため、いつでも好きなタイミングで発動できるというのが強みになります。

 もう一つこのカードの有効性は、ウォーロックを相手にする場合に発揮されます。例えば Imp Gang Boss を相手がプレイしたとしましょう。ヘルスが4点というだけでなく、ダメージを与えてしまうとインプが生まれてしまうため処理に困るミニオンです。しかし Sacrificial Pact を用いれば、インプを生み出すこと無く、0マナで処理と回復を一度に実現可能になる訳です。
 


 その他処理に困る DoomguardMal'Ganis といったミニオンも同様です。最も有効なターゲットは何でしょう? その答えは、Lord Jaraxxus になります。相手ヒーローが入れ替わった段階で使用すれば、即座に勝利を手にすることが可能です。




 MortalCoil01.png  
 これまでだと相手ミニオンへ使用するというのが一般的でしたが、本デッキにおいてはこちらの Dreadsteed も対象になります。なんとかドローを成立させようと、相手ミニオンのヘルスを残り1点に調整する必要はありません。

 あなたの手札が思わしくない場合、もしくは生存/リーサルのために特定カードがどうしても必要な場合には、自らの Dreadsteed を対象にプレイしましょう。失うのはたった1マナで、ミニオンは復活しカードが1枚得られる、とその効果は十分です。
 




 VoidTerror02.png  
 Void Terror はDeathrattleを持つミニオンとの相性が抜群です。Nerubian Egg の様に、再生するミニオンとの組み合わせはこれまでも試されてきました。

 Dreadsteed が2体場にある状態でその間にVoid Terror をプレイすることにより、5/5 ミニオンが誕生します。余裕があるなら、吸収予定の馬を事前に強化しておくのもよいでしょう。Mal'Ganis が場にあれば最高です。

 勝利をもたらすとまでは言いませんが、3マナで 5/5 が得られるというのは十分だと思います。
 




 VoidCrusher02.png  
 効果がランダムであるため、「とてもリスクの高いカード」 という印象が強いかと思います。しかしあなたの盤面に多くの Dreadsteed が並んでいるならどうでしょう。

 相手の重要なミニオンが倒れ、こちらは倒されたとしても再生するという状況は非常に有利です。ただ、Void Crusher 自身も処理される対象となり得るという点がネックになります。

 やはり、Dreadsteed が4-5体場に並んでいる状況で使用するのがよさそうです。もう少しテストが必要かなと感じています。
 






 Killing Everything (範囲スペルとの組み合わせ)



一気に倒しても一気に復活する


 あなたの場に Dreadsteed がある時、範囲除去スペルを使用する・されるのは有難いことです。場を一掃されたとしても、こちらのミニオンは復活するため何の心配もありません。ウォーロックというヒーローは、幸いにも両プレイヤーの場に影響を与えるスペルを複数備えています。それら全てが Dreadsteed とシナジーを持つと言えます。





 Hellfire01.png  
 Hellfire は他ヒーローに見られる範囲除去スペルと異なり、味方を含む全てのキャラクターにダメージを与えるというのが面白い点です。このカードにはメリットとデメリットが幾つか存在しますが、ここでは Dreadsteed に関するものだけ考慮することにしましょう。

 Hellfire で与えられる3点だけがダメージではありません。このスペルを使用する前に Dreadsteed で攻撃可能であることも考えると、場に複数体並べられていればそこそこヘルスの高いミニオンも除去可能です。更に盤面に残るため、そのターンでなくでも次ターン以降に処理できる可能性は十分にあると言えます。
 




 Shadowflame02.png  
 ShadowflameDreadsteed に使用するのはあまり得策のように感じられません。4マナで1点の範囲ダメージと書くと、確かに損をした気になってしまいます。

 しかし Dreadsteed に強化を与えてから使用する場合はどうでしょう。デッキ内にはアタックを2~3、時には5にまで強化するカードが含まれています。こういったカードと組み合わせることで、より効率的にダメージを引き出すことが可能です。
 




 TwistingNether01.png  
 このカードが構築で使用される時を長らく待っていました。このカードの問題点は、テンポを大きく失ってしまうことです。完全に盤面を一掃することはできますが、残り2マナでは殆ど何もすることが出来ません。そして返す相手のターン、マナは十分にあるためサイズの大きいレジェンダリをプレイする、ミニオンを複数体並べるというアドバンテージを与えてしまうという訳です。

 しかし Dreadsteed の登場により、Twisting Nether 後の焼け野原にミニオンが残るという状況が生まれます。残ったミニオンと強化カードを駆使すれば、再スタートで優位を取れる可能性はかなり高まったと言えるでしょう。
 


 相手の盤面に Piloted ShredderHaunted CreeperSludge Belcher といった Deathrattle 付きのミニオンが存在する場合は厄介です。こちらだけでなく、相手ミニオンも復活し盤面に影響力を残すことになるため、Twisting Nether 使用前に何らかの対策が必要となります。




 Doomsayer01.png  
 その効果から、ミニ Twisting Nether と言ってもよさそうです。決定的に異なるのは、倒されたりサイレンスされてしまえば効果を発動しないという点です。相手を足止めする効果を多く持つメイジでは非常に有効となりますが、ウォーロックでも一定の活躍は期待できます。

 試合中盤以降は、Dreadsteed が生き残るため気軽にプレイできます。相手盤面に7点以上の打点が存在している時でも、2マナで7点分のダメージを吸収してくれると考えればお得ではないでしょうか。
 


 また試合序盤であっても、相手の足止めには有効です。2ターン目、相手が2マナミニオンをプレイしたとします。返しで Doomsayer をプレイした場合、相手は大抵何も出来ずにヒーローパワーのみでターンを終えることになるでしょう。

もしくはサイレンスという貴重なカードを1枚使用することになります。ここでサイレンスを消費させることにより、後に登場する Dreadsteed の生存率がグンと高まります。仕様パターンを想定できれば、色々な場面で活躍できるカードです。





 Buffing Your Horse (強化スペルとの組み合わせ)



もう 1/1 ミニオンとは呼ばせない


 Dreadsteed は強化するのに適したミニオンであると言えます。特に強化後すぐ相手ミニオンとトレードしたい場合に有効です。攻撃後に生き残れば、更に ShadowflameVoid Terror とのシナジーが期待できます。




 PowerOverwhelming01.png  
 Power Overwhelming は非常に分かりやすい効果のカードです。+4/+4 という強化は単純に強力で、ミニオンが復活する Dreadsteed を対象にする場合はデメリットが軽減されます。

 使用してみればお分かりいただけると思いますが、いつでも気にせず 5/5 に強化でき盤面に影響力が残るというのは嬉しいものです。時には大胆に使用する、という事も必要になるでしょう。
 




 DefenderofArgus01.png  
 通常 Defender of Argus は、2つの目的で使用されます。一つは打点を高め、トレード能力を上昇させるというものです。Dreadsteed のアタック1というのはやはり弱く、あと1点あればミニオンを倒せるという状況は起こりがちです。

 もう一つは、Taunt能力の付与です。いくら復活するとはいえ、相手に無視されてしまっては Dreadsteed の再生能力も活かせません。 2/2に強化され、壁にもなった Dreadsteed を突破するため相手はそれなりのリソースを割かねばなりません。ここで幾らかのミニオン、武器、スペルを使用させておくことが重要です。また、倒された後にも1/1 として復活するためトレード能力はかなり高いと言えるでしょう。
 




 MalGanis.png  
 正に究極のシナジーと言える組み合わせです。Dreadsteed が場に多ければ多い程、このカードの価値は高まります。

 1/1 ではそれほど脅威とは感じられなかったミニオンが、突如 3/3 へと変化するというのは相当のインパクトです。しかもそれらが倒されても復活するという事実は、ミニオンを出しても大抵は除去されてしまう事を意味します。

 この巨大なミニオンを即座に倒す術がない場合、相手はかなり絶望的状況に陥るでしょう。
 






 Cloning Your Horse (馬を増殖させるコンボ)



デッキに入れられるのは2枚、しかし可能性は無限大


 1体の Dreadsteed だけでは、相手になんら脅威を感じさせるものではないでしょう。2体でもまだ十分ではありません。試合中盤では1ターン毎に2点ダメージというのはそれ程悪くないでしょうが、終盤でのインパクトはかなり小さいと思います。このデッキはどれだけ効率よくDreadsteed の数を制御できるかという部分がキーになります。

 当然ですが、同一カードはデッキに2枚までしか採用することができません。そこで他のカードと組み合わせ、ミニオンを増殖させる必要が出てきます。ここではそのようなシナジーを持つカードを紹介します。




 BaronRivendare02.png  
 本デッキにおいて、Dreadsteed を増殖させるための重要カードです。計算は実に簡単で、1体倒れれば2体蘇るというものです。味方ミニオンを倒す最も簡単な手段は、相手ミニオンへ直接ぶつけるというものになります。しかし新たに誕生したミニオンはチャージを持っていないため、Baron Rivendare を守るという意味でも別の方法で Dreadsteed を積極的に増やすべきです。

 先にも述べたように、Mortal CoilSacrificial PactHellfire といったカードが自陣のミニオンを故意に犠牲にするという目的にピッタリです。
 


 ここで注意すべきは、「ミニオンが増殖しすぎて制御できなくなること」です。 盤面を Dreadsteed で埋め尽くしてしまっては、強化ミニオンを一切プレイできなくなってしまいます。Baron Rivendare + 6体の Dreadsteed が並んでいれば一見強そうに思えますが、大抵の場合負けることになるでしょう。




 FacelessManipulator01.png  
 増殖効率という意味では、最も悪い部類に入る方法です。5マナを払って Dreadsteed をプレイしていると表現すればお分かりいただけるでしょう。対戦相手が極端に動き出しの遅いデッキであれば別ですが、殆どの場合 Dreadsteed を増殖させるには向いていないと言えます。

 では一体、本デッキではどのようなメリットあるのでしょう。Faceless Manipulator が優位であるのはその柔軟性でしょうか。Dreadsteed を増やすというよりも、その他有用なミニオンをコピーするのに用いましょう。Mal'Ganis を2体に出来たなら、素晴らしい出力となります。
 





 KelThuzad02.png  
 かなり有効な増殖手段です。このミニオンが場に存在すれば、そのターンに1体の Dreadsteed が倒れた場合まず自身のdeathrattle効果で復活します。ターン終了時、今度は Kel'Thuzad の効果によりもう1体が召喚され、一気に3体まで増加することに。

 自らのミニオンを倒すスペルを活用すれば、盤面を埋め尽くすのも難しいことではありません。Baron Rivendare と比較する場合、アタックが高いというのがメリットになります。盤面に残された Dreadsteed に加え、6点の打点があるため、最大で1ターンに12点ダメージを叩き出すことが可能です。Baron Rivendare だと同じ計算で7点にしかなりませんので、大きな違いです。
 


 ただ、マナコストが8であるというのがデメリットになります。そうやすやすと場に登場させることが出来るミニオンではない、とだけ覚えておきましょう。





 Others (その他のコンボ)




 AnimaGolem.png  
 6マナで 9/9 というステータスはかなりの脅威です。Big Game Hunter で容易に処理されてしまう事を除けば優秀なミニオンと言えます。純粋にステータス値が高いため、トレード能力/ヒーローへの打点どちらも十分です。

 大抵の相手プレイヤーは、6ターン目の全てをこのミニオンの処理に費やすでしょう。そこにこのミニオンの価値があります。また本デッキでは、盤面に何かしらのミニオンがいる場合が多いというのも追い風です。

 このカードを採用する前にもう一度、「本当に自分のデッキには 6マナ 9/9 ミニオンが必要だろうか」 と自問するのが大切です。
 

 もし代替カードが見つからず、答えがYesであるなら試しに採用してみてはいかがでしょうか。




 KnifeJuggler02.png  
 ミニオンが場に再召喚される機会の多い本デッキでは、Knife Juggler が有効に活用できます。このミニオンが場にいる限りは、Dreadsteed とナイフで相当のダメージを生み出すことでしょう。

 また、本タイプのデッキに採用されることが多い Imp-losion との相性も抜群です。採用する価値は十分にあると考えられます。
 





 SeaGiant02.png  
 一定のミニオンが場に存在している(可能性が高い)デッキと相性の良いカードです。あなたの場に4体の Dreadsteed がいる場合、マナコストは6となります。これに加え、相手の場に3体のミニオンがいるならば更にコストは低下し3マナとなります。

 本デッキと同様、サイズの小さいミニオンを並べる傾向にあるZooデッキで採用されているのはそのためです。多くの場合、かなり低いマナコストでこのミニオンをプレイすることが出来るでしょう。

 Imp-losion とも相性の良いカードですので、合わせての採用を検討してみてはどうでしょうか。
 




<引用元 : Dreadsteed: Is it Okay to Beat a Dead Horse? >



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