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ガイド : シナジーを活かしたデッキの作り方(後編)


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 相乗効果を活かしたデッキを作ろう(後編)



デッキ作りのポイント


 htbs002.png   プレイし始めの頃、ネットで有名プレイヤーが使用しているデッキを眺めると 「なぜこのカードが入っているのかよく分からない」 という事がよくありました。

 最初は有名で強いとされるデッキをそのままコピーするのもよいでしょう。プレイに慣れてくると、「自分のスタイルに合わせて調整したい」、「特定のコンボを実現したい」 といった欲求が出てくるはずです。どのようなデッキを構成すると効率がよいのか、考え方を知っていればそのような時に役立つのではないでしょうか。


 この記事では、有名プレイヤーかつデッキ考案者である ’Spark’ が、カードの相乗効果を活かしたデッキ作成法の一例を解説してくれています。今回はその後編です(前編はこちら)。


注意 : 元記事は2015年5月5日のものですが、既に環境が変化し、現況に沿わない内容があるかもしれません。基本的な考えを把握できれば、という趣旨で和訳しております。ご了承ください。




 前回のおさらい



核となるアイディアとそれを固めるカード群


 前編(リンクはこちら)では、ビーストハンターとデーモンロックを例にデッキ構築の核となる部分を説明しました。簡単にまとめると以下のようになります。


  1. 単品でしっかりと仕事をし、ヒーローの特性と何らかの関連を持つカードをメインに据える。
  2. そのアイディアを強化するカードを十数枚ピックアップする。
  3. マナカーブに配慮しつつ、状況に左右されにくい強カードを足していく。




 説明のサンプルとなるデッキリスト



最終的に出来上がるデッキ:ビーストハンターとデーモンロック








 Tech Cards(デッキに特徴を与えるカード)



センスが問われるテックカード


 前回のステップまでに、25枚程度のカードが選ばれているはずです。このステップでは、戦略にフィットしつつも状況に左右されるようなカードを加えていきます。

 ここで多くのプレイヤーは 良さそうなカードを常に2枚ずつ加えてしまう という傾向にあるようですが、これは陥りやすいミスであると言えます。具体例を挙げてみましょう。


 Cult Master の様なカードは通常2枚採用されません。手元に来るチャンスは増えるのですが、適切なタイミングで使用するのは難しいためです。そのためデッキに2枚あるとかえって安定性を失ってしまう、という場合が多いのです。


 このように、デッキに素晴らしい効果を与えるが2枚あるとバランスを崩しやすい というカードは少なくありません。テックカードを決定するのは、難しいですがとても重要です。



メタに合わせたテックカード

BigGameHunter01.png KezanMystic02.png 


 また、メタに合わせたカードを選択するというのもテックカードの重要な役割です。Dr. Boom が殆どのデッキに採用されているようなら Big Game Hunter が欠かせないでしょうし、シークレットを使うデッキが流行しているなら Kezan Mystic、Taunt全盛なら The Black Knight を足してみよう、といった感じです。




ビーストハンターにおけるテックカード選び
 

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 Timber Wolf はサイズの小さいミニオンと相性がよく、効率的な除去だけでなくリーサルチャンスを生む事もあるでしょう。2枚目は先程の説明と同様プレイのタイミングが難しく、採用は1枚にしています。


 Tundra RhinoSavannah HighmaneScavenging Hyena にチャージを与えることが可能で、大きなチャンスを生み出します。しかしそれ自身はそれ程強力ではないため、2枚目の採用は見送っています。




デーモンロックにおけるテックカード選び
 

 htbs009.png  
 Defender of Argus はアグロ系デッキに対抗できるだけでなく、比較的弱いミニオンのトレード能力を高められる強力なカードです。しかしターゲットが必要になるカードですので、何も考えずに2枚採用するのはリスクがあると思います。


 Dread InfernalVoidcaller で召喚された際のステータスサイズに期待できるのと、通常プレイ時に範囲除去としても機能します。マナコストが高いため、1枚の採用に留めています。






 Playtesting(テストプレイ)



ランクマッチよりもカジュアルでテスト


 テストプレイをあまり行わないというプレイヤーもいるようですが、これは非常に重要なステップです。デッキが思うように機能するまでは負け続ける事もあるでしょうが、気にしないように。トライと修正を繰り返して デッキをより安定なものに近づけていきましょう


 テストプレイの場ですが、以下の理由から カジュアルゲーム を選択するようにしましょう。

  1. 試作中のデッキタイプに慣れていないこともあるでしょう。これを機に練習するという気持ちでテストするのにはカジュアルの方が精神的に楽。
  2. カジュアルゲームはメタでよく見られるデッキだけでなく、一風変わったデッキと当たる場合も多い。多様なデッキに対して有効かどうか判定するチャンスがある。




テストプレイ時の留意事項


 また、以下の点に注意してテストプレイを行うようにするとよいでしょう。

  1. 数試合負けたというだけで簡単にカードを変更しない。
  2. あるカードが明らかに機能していない場合、他の何かと上手く噛み合うか検討する。テスト開始前は2枚必要なサポートカードだと思っていても、結局求められるのは1枚のテックカードだったという場合もある。


 デッキの欠点を的確に認識し、修正するのは骨の折れる作業です。この過程で、苦手な相手を覚えておく というのは大切なポイントです。というのも、全ての相手に対して強くなる必要はない ためです。その苦手な相手がLadderの大半を占めるというのであれば別ですが、そうでない場合は割りきって考える方が賢明でしょう。




ハンターを例にしたテストプレイの実例


 ここではビーストハンターを例に挙げて私がどの様にテストプレイと修正を行ったのか説明してみようと思います。

Snaketrap002.png ExplosiveTrap01.png 


 まず気がついたのは、アグロデッキが相手の場合 Snake Trap をスルーされる場面が多いという点です。従って Explosive Trap を追加することにしました。

 また、状況に左右されやすい / ターゲットにするミニオンが場にいない事が多い / 4マナ 4/3 のステータスが微妙 という点から Houndmaster の枚数を1枚に減らしています。


 King of Beasts は個人的に好きなミニオンだったのですが、Snake Trap に依存する部分があるため、結局 Loatheb と入れ替えました。これにより少なくとも1ターン盤面を安定化させる事ができました。このデッキにとってかなり重要な変更だったと思います。また相手のフィニッシュコンボを遅らせることが出来るという点も大きいです。


 最終的に、初期のビルドは Snake Trap への依存度が高いという面がありましたが、解決策は Snake Trap を除くというものではなく、よりそれが活きるサポートカードに差し替えるという結果になっています。





 Updating(アップデート)



出来上がったデッキを定期的に見直す


 Blizzardは定期的に拡張カードを追加していますし、そうでなくても環境が変わるといったことは常日頃起こっています。これはある時期に素晴らしいと思っていたデッキも、少し時を経ると色褪せる可能性がある という事を示唆しています。


 このステップでは、(やや先程のテストプレイと似ていますが)核となるアイディアを変更すること無く環境に対応していく方法について考えていきましょう。




BRM導入によるデーモンロックのアップデート


ImpGangBoss02.png VoidTerror02.png 


 まず、BRMの新カードを眺めて気になったのは Imp Gang Boss です。このカードは単品で強力かつデーモンである、これまで3マナコストによいカードがあまりなかったという点からデーモンロックに適していると判断できます。

 入れ替え対象として真っ先に候補に上がったのは Void Terror です。というのも、このカードは以前から2枚必要かと疑問に感じつつ他に良い3マナミニオンがいないという理由でリスト入りしていたためです。しかし実際に入れ替え対象となったのは2枚の Void Terror ではなく、Imp-losion でした。自分の経験上、このデッキにはより序盤にパワーを与えるカードのほうがマッチしていると感じたためです。

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EmperorThaurissan02.png DefenderofArgus01.png 


 次に気にかかったのは Emperor Thaurissan です。コンボ要素を含むデッキである点と、ウォーロックのヒーローパワーは手札を溜めやすいという点がマッチしていると感じました。先程例に挙げた Imp Gang Boss のおかげで序盤のパワーが上がるのであれば、Defender of Argus の必要性も低下すると考えてこれを入れ替え対象に。代わりの役目は Sludge Belcher でも十分果たせると考えています。

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Demonwrath02.png Darkbomb01.png


 最後は Demonwrath です。このカードの目的としてはアグロデッキへの対策になりますが、Darkbomb 1枚と入れ替えるのは妥当ではないかと感じました。盤面処理に適しているため、Defender of Argus を減らすと判断した状態には上手く機能すると考えられます。





 Closing(最後に)



よりよいHearthstoneライフを


 ここまでシナジー(相乗効果)を活かしたデッキの作り方について説明してきました。このガイドがあなたのデッキ構築力向上、そしてLadderを駆け上がるのに役立ってくれることを願っています。なにより、楽しくハースストーンがプレイできるようになるといいですね。





<引用元 : How to build synergistic decks ? >



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