HearthStone Read2Win TOP  >  ガイド >  ガイド : ミッドレンジハンターについて知ろう(前編)

ガイド : ミッドレンジハンターについて知ろう(前編)


mamh001.png



 Countering the Flavor of the Week (CFWS)


 今回紹介するのは、Hearthstone Players で見かけた Countering the Flavor of the Week というシリーズ記事の第4弾になります。


hunter001

  このシリーズは、最近勢いのあるデッキについて理解を深めることで、対策するだけでなく自らプレイする際にも役立てようという企画です。今週は ミッドレンジハンター がピックアップされています。この記事では前半部分を扱い、後日後半部分をアップする予定です。


 ちなみに、以前このシリーズの第2回 「オイルローグ編」を紹介しました。記事のリンクはこちらになります。



 
注意 : 元記事は2015年2月27日のものですが、環境が変化し現況に沿わない内容があるかもしれません。基本的な考えを把握できれば、という趣旨で紹介しております。ご了承ください。






 Explaining the Deck (ミッドレンジハンターとは)



SenXの活躍から再び流行



     strifecropal03.png   Countering the Flavor of the Week シリーズへようこそ。


    今週は ’SenX’ というプレイヤーが使用し、EUサーバー(Season11)でレジェンド#1に到達したミッドレンジハンターを扱います。


    現在Ladderで数多くのプレイヤーに用いられているデッキです(当ブログのデッキライブラリにも掲載)。






    アグロ系ハンターとミッドレンジハンター


      Undertaker02 StarvingBuzzard


       最近のデッキについて書く前に、少し以前の話を。盛り上がりやデッキタイプに差があるとはいえ、ハンターというのは以前より人気の高いヒーローです。プレイが覚えやすいということから速攻系のハンターを思い描く方が多いと思いますが、ミッドレンジハンターにも別の魅力があり常に一定数のプレイヤーが存在します。


       Leeroy Jenkins入りアグロ系ハンターが流行っていた時でも、ミッドレンジハンターがレジェンドランク#1を獲得するといった具合です。Curse of Naxxramasがリリースされた後も、密かな人気と強さを保っていました。Undertaker がこぞって採用され、速攻系デッキが猛威を振るうようになったのは、Blizzardが Starving Buzzard を弱体化した後のことです。今では更にその Undertaker が弱体化を受けた、という状態です。





      ”ミッドレンジハンター” 人気の理由


         ハンターのビースト関連シナジーを最大限に活かそう、というのがミッドレンジハンターの狙いです。初期のミッドレンジハンターが誕生して以来、数多くの改良が施されてきています。フェイスハンターまでとは言いませんが、構築がそれ程困難でなく実際のプレイも比較的理解しやすいというのがこのデッキの特徴だと思います。

         安くて理解しやすいという一方でパワー不足かというと、全くそうは感じません。レジェンド高ランクではそうはいきませんが、少しのプレイミスがあってもそれを補ってくれるほどの力強さを備えているデッキです。この構築コストの安さとプレイ感、力強さが今日のミッドレンジハンター人気の理由ではないでしょうか。





        試合の基本的な流れ


          SavannahHighmane01 DrBoom01 SteadyShot


           さて、デッキのコンセプトについて説明していきたいと思います。当然ながら、本デッキはミッドレンジタイプのデッキです。試合の序盤から中盤にかけては場持ちの良いミニオンで凌ぎ、後半にかけて 「サバンナ・ハイメイン / Savannah Highmane」や「Dr. Boom」といったマナカーブに沿った強力なカードでフィニッシュしようというのが基本的な流れになります。

           ヒーローパワーである Steady Shot でもダメージを与えられる、というのが大きなポイントです。ミニオン以外でもダメージを与えることが出来るという事実はそれだけで安定したプレッシャーになるものです。




          ビーストシナジー今昔


            KillCommand01 Houndmaster01


             元々ビーストシナジーを活かそうという発想から生まれたデッキである、というのは先に述べたとおりです。昔は Starving BuzzardUnleash the Hounds というコンボが採用されていました。今ではこのコンボを実現するのに8マナが必要となっていますが、以前はたったの4マナでした。最近プレイを始めた方にとっては信じられないかもしれませんね。

             上記コンボはカード弱体化により姿を消してしまいましたが、デッキパワーを底上げしてくれるビーストシナジーはこのデッキにもしっかり残されています。「殺しの命令 / Kill Command」と「猟犬使い / Houndmaster」は非常に優秀なカードです。




            マッドサイエンティストは正にマッドな性能

              MadScientist01


               ヒーローのクラス特性と「マッドサイエンティスト / Mad Scientist」が生み出すパワーが、ハンターをより強力にしています。倒される際にデッキからトラップカードを引いてくるだけでなく、プレイまでしてくれるというこのカード。ぶっ壊れ性能ではないかと感じている方も多いことでしょう。

              実際にこのカードからはとてつもないテンポが生み出されます。本体のサイズがどうであれ、強力でプレイする価値が十分に高いミニオンです。


               今週取り上げた ’SenX’ のデッキリストもハンターのビーストシナジーと Mad Scientist を採用しています。他にもレジェンドの高ランクに達したミッドレンジハンターデッキが幾つかありますが、SenX版がメタに影響を与えたオリジナルと言えるのではないでしょうか。





              フェイスハンターとの違い


                 Ladderでよくプレイされるハンターデッキに、フェイスハンターというタイプがあります。ミッドレンジとカード構成が一部似ていますが、プレイスタイルが全く異なります。フェイスハンターの目的は、相手が対処する / 出来るようになる前に体力を削り切るというものです。結果として殆どの場合、相手の盤面を無視して顔面を殴りに行くことになります。


                ミッドレンジハンターとフェイスハンターを見分ける最も簡単な方法は、1マナミニオンの数 を見ることです。ミッドレンジにも「ウェブスピナー / Webspinner」がありますが、フェイスハンターにはそれよりも多くの1マナミニオンが採用されています。この点は以後のセクションを理解するのに非常に重要な部分になります。







                 The Deck’s Strengths(ミッドレンジハンターの強さ)


                 ミッドレンジハンターの仕組みをある程度理解した上で、このデッキの強さを挙げてみましょう。



                • Inevitability (ヒーローパワーがもたらす必然性)

                  • Steady Shot が30点というライフを徐々に削りとります。ウォーリアやプリースト以外のヒーローは、この出血にも似た状態をなんとかせねばと意識することになるでしょう。


                • Mid-game Power (中盤の強さ)

                  • 対ミッドレンジに特化したデッキは多くありません。大抵のデッキはアグロかコントロールのどちらかに対策を絞るはずです。ミッドレンジの特性上、マッチアップの成績が僅かに底上げされます。


                • Strong Curve (適切なマナカーブ)

                  • どの様なデッキでも、より良いマナカーブになっていればいるほど勝率は高くなるものです。本デッキは他に比べかなり理想的なマナカーブを描いていると思います。更に序盤のカードが中盤でも活きるような仕組みも備えています。


                • Reach (フィニッシュまでの過程)

                  • 本デッキには、相手に直接ダメージを与える方法が幾つかあります。ヒーローパワーに加え、Kill Command の存在が非常に大きいです。相手へ直接ダメージを与えるだけでなく、必要な際には除去手段にも使えるという応用力があります。


                • Sticky Minions (盤面に残りやすいミニオン)

                  • このデッキが強力であるもう一つの理由は、強力かつ容易に盤面から除くことが出来ないミニオンにあります。大抵のミニオンが Deathrattle を持っており、一度倒されたとしても何らかの影響を盤面に残すという相手からすると非常に厄介な存在です。登場は試合の後半になりますが、Savannah Highmane はその最たる例と言えるでしょう。この再生にも似た能力に上手く対応できないヒーローも存在します。


                • Fece or Mid (フェイスハンターの人気)

                  • 一般的に、プレイヤーはフェイスハンターとの対戦機会が多いものです。ミッドレンジハンターという存在を知っているにも関わらず、それと戦うことには慣れていない場合が多いのです。それ故に、相手がフェイスハンターと戦っているかのような動きをしてくれることは珍しいことではありません。







                 The Deck’s Weaknesses(ミッドレンジハンターの弱さ)


                 さて、ここまでミッドレンジハンターの素晴らしさを幾つも挙げてきました。ではこのデッキの弱点はどのような部分になるのでしょうか。以下に主な4点を示してみます。



                • Lack of Card Draw (ドローの弱さ)

                  • このデッキにはドローにつながるカードが殆どありません。ガス欠状態になる可能性は十分にあります。しかしながら、特に中盤には有利なトレードを行えることが多い点は忘れてはいけません。ミッドレンジに特化した対策をしているデッキであれば、相手をカード不足にするのは難しくないでしょう。


                • Lack of Overall Defensive Mechanisms (ディフェンス力に欠ける)

                  • 防御面が弱いというものが挙げられます。本デッキはリードしている状況を想定して構築されており、アグロデッキに対抗する術は多くありません。その代わり、ミッドレンジハンターはドルイドなど他のミッドレンジデッキに対して優位が取りやすいと思います。それでも序盤の対策が少ないことに変わりはありません。

                    Knife JugglerUnleash the Hounds のコンボに賭けるというのは何とも心許ないものです。2枚のカードを使用しなければならないという点もデメリットです。既にお気づきかと思いますが、このデッキはフェイスハンターに不利です。



                • Lack of Healing (回復力に欠ける)

                  • 防御力不足にも関係しますが、回復につながるカードを有していないため本デッキはアグロ系に弱いです。生き残るためには、相手に不利なトレードを強いるようなプレイをしなければなりません。


                • Hero Power (対象を選べないヒーローパワー)

                  • ハンターのヒーローパワーである Steady Shot は確かに強力ですが、それは自身が有利である場合に限られます。追い詰められている状況では盤面に何ら影響を与えることが出来ず、また体力を補うことも叶わないため、殆ど役に立たないでしょう。





                 「どのような対策でミッドレンジハンターに挑むか」 という後半部分は、こちらになります。





                <引用元 : Countering the Flavor of the Week #4 >



                code.png
                関連記事
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL