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GvGデッキ: Fatigue Mage (フリーズ+Fatigueダメージ)


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 Introduction (はじめに)



 今回紹介するのは、先日参加した 「ゆるふわHearthstone会」 でも話題に上っていた Fatigue Mage というタイプのデッキになります。昨年12月頃に Freshca というプレイヤーが考案し、redditで噂になっていたようです。Fatigue というのは、デッキ残カードがゼロの状態でカードを引かねばならなくなった時にダメージを受けるアレの事です。


 ここ2週に渡り行われた ESL Hearthstone Legendary Series Week#7-8 という大会において、有名プレイヤーである Savjz がこのデッキを使用していました。また、同じく有名プレイヤーである Kolento が、同タイプのデッキを使用して 「EUサーバーレジェンドランク1位」 を獲得したというのも注目を集めた理由の一つだと思います。


 最近のメイジといえば、MechメイジEcho+ジャイアントメイジ を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかしこのデッキは、GvGカードと一昔前に流行した ”フリーズメイジ” の要素を組み合わせ、それとは全く別の手段で相手を倒そうと試みるなかなか面白いタイプです。プレイするには慣れが必要でしょうが、操っていて楽しそうなデッキだと思いました。



注意 : 元記事は2015年1月15日のものですが、環境が変化し現況に沿わない内容があるかもしれません。基本的な考えを把握できれば、という趣旨で和訳しております。ご了承ください。






 Let's Take a Look at the Deck (デッキリスト)



”Freshca版”  ”Savjz版”  ”Kolento版”
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  • Freshca版では、アグロ系デッキに対しては十分なステータスを持っている点と、トーントミニオンを回復させられるという点から Earthen Ring Farseer が採用されています。一方で他とは異なり、 Ice Block がありません。



  • Savjz版では、Ice Block など何らかのシークレットがセットされているターンが長い点に着目し、Illuminator が採用されているのが特徴的です。



  • Kolento版では、攻守どちらにも活用できる Alexstrasza が採用されています。Savjzも1月18日の大会ではこちらの型をプレイしていました。







  •  Deck Breakdown (デッキ要点)



     デッキリストを眺めてもらうと分かるように、このデッキはGvG新カードが複数採用されており、それらは重要な役割を担っています。他のいわゆるミルタイプ型(デッキ/カード破壊)に合わせて ”ミルメイジ” と呼ぶ人もいますが、異なる部分があります。それは、相手により多くのカードを引かせるというよりも 互いにカードを多く引くことになる という点です。


     お互いにカードを引きつつ、こちらは足止め/全体除去を駆使して出来るだけターン数を稼ぐ。回復カードも活用して粘り勝つというのが狙いになります。とにかくディフェンシブに立ち回り守り切る。このデッキにフリーズメイジのような通常の攻撃スペルが殆ど採用されていないのはそのためです。

     

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    Duplicate01  +  ColdlightOracle01 Doomsayer01 etc... 


     Coldlight Oracle は、全ての手札破壊系デッキの基本カードです。デッキの残り枚数を削るのは勿論ですが、手札数の限界である10枚を超えさせるという場面も珍しくないでしょう。通常のデッキでプレイされる機会は殆どありませんが、相手をより早く Fatigue 状態へ導くのが目的のデッキにとっては最適なカードです。

     Duplicate と組み合わせることで、相手に更なるカードドローを強いることが可能になります。また Duplicate は、DoomsayerSludge Belcher 等とも相性のよいカードです。盤面を一掃する/ターン数を出来るだけ稼ぐというコンセプトにピッタリな組み合わせではないでしょうか。


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     このカードがリリースされた直後、使えるカードか否かという議論が活発に交わされていました。ステータスは申し分ないのですがデメリットが大きいため、現在では「それ程使えないカードである」、というのが一般的な見方ではないでしょうか。


     しかしながら、本デッキのコンセプトを考慮すると有用なカードだと思います。相手の足止めを重視する本デッキにとって、その能力は十分です。おそらく大半のアグロ系デッキ、もしくはややコントロール寄りなデッキに対しても効果が期待できます。deathrattleにより思わぬ脅威が相手盤面に現れたとしても、豊富に用意された足止め/除去手段により上手く対処できることでしょう。

     またカードを1枚余計に使わせるという効果は、相手をより早く Fatigue 状態へ近づけることを意味します。たかが1枚と思うかもしれませんが、これが重要です。これもまたコンセプトに沿った効果と言えます。


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    EchoofMedivh.png


     Echo of Medivh は、Antique healbot 等の場に出ることで役割を十分に果たすミニオンとの相性が非常に良いカードです。デッキに入れられる同一カードは2枚までですが、これを上手く活用することであたかも3枚、4枚採用しているかのような動きが可能になります。カードをより多くプレイしたいがデッキからドローは出来ない、という状況での活躍も期待できます。

     また Duplicate を警戒して倒されずに場に残ったミニオン or サイレンスを受けてしまった 足止め/除去用ミニオンを回収するのに役立ちます。


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    Illuminator01.png


     GvGリリース以前は、回復手段というのはそれ程ポピュラーなものではありませんでした。しかし現在は Antique healbot の登場により、回復が一つの選択肢となっています。

     Illuminator は、ライフ数が重要となる Fatigue デッキにおいて大いに活躍が期待されます。Ice Block を序盤にセットする機会があり、終盤までそのままという状況も珍しくありません。体力が高いステータス配分、そして足止めスペルやトーントミニオンが多いという本デッキの特徴から、このミニオンが長く場に留まるという可能性は比較的高いのではないでしょうか。







     Match ups (マッチアップ)




    得意とするマッチアップ


       豊富なトーント/除去手段に加え、回復要素も備えていることからアグロデッキ全般に対して優位と言えます。またミッドレンジタイプのデッキにも上手く対応できるでしょう。ただし相手がサイレンスを豊富に持っている場合や、足止めがあまり意味を持たない Ragnaros the Firelord を採用している場合は注意が必要です。

       こちらの盤面制御能力が高いこと、そして現在は Doomhammer を採用していないタイプが多いことから、シャーマンに対しても優位がとれるでしょう。




      注意が必要なマッチアップ
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