Hearthstone Read2Win TOP  >  ガイド >  初心者ガイド: よりよいデッキ作成のための10箇条

初心者ガイド: よりよいデッキ作成のための10箇条


Hearthstone


 自らのアイディア活かし、オリジナルデッキを作ろう


 ttt002.png   Hearthstoneを始めて間もない内は、情報サイトで見つけた「低予算デッキ」を参考にデッキを組む方が多いかと思います。プレイに慣れてくると、「自分のスタイルに合わせて調整したい」「特定のコンボを実現したい」 といった欲求が湧いてくるはずです。

 しかしいざ一からデッキを組んでみると、「思ったように機能しない」、「あまり強くない」という事態に陥りがちです。どのような手順でデッキを組んでいけばよいのか、本記事では考え方の一例を示しています。


注意 : 元記事は2014年5月のものであり、環境が変化し現況に沿わない部分があるかもしれません。基本的な考えを把握できれば、という趣旨で記事にしています。ご了承ください。




 Introduction(導入)



オリジナルデッキ構築のために知っておきたいポイント


     本記事では、初心者の方が戸惑いやすい 「デッキ構築」 について説明していこうと思います。

    デッキの構築というのはとても楽しく、創造的で、ゲーム内の様々な要素を体験させてくれる夢のある作業です。一方、この作業は多くのプレイヤーにとって難関であるとも言えます。考えるべき事が多すぎて、一体何から着手したらよいのやら… という方も少なからずいることでしょう。


     そこで、幾つかのヒントをまとめたリストを作ってみました。これを読めば「デッキ構築する際に何を考慮すべきか」少しは助けになるはずです。




     1: テーマ/勝ち筋を一つ決め、それを貫く



    どういったタイプのデッキにするのか、イメージが大切


       デッキ構築を始める前に「どのように機能させたいのか」という、イメージを持つ事が非常に大事です。例えば序盤に攻めたいのであればアグロデッキでしょうし、敵の動きを制御して後半にパワーで押すイメージであればコントロールデッキになりますね。


       同じテーマのデッキにも、幾つかのタイプが存在するという点に注意が必要です。もしテーマがアグロデッキならば、「ミニオンをトレードに用いるタイプ」、「相手ヒーローを積極的に攻撃していくタイプ」などがあります。コントロールデッキであれば、「範囲除去で盤面を一掃するタイプ」、「ミニオンを個別に処理していくタイプ」かで異なります。


      このような自身への問いかけは、デッキをつくり上げる際に非常に重要です。



      タイプに合わせたカード選び


         頭の中にそのようなイメージを描いておくことで、その考えに適したカードを選択する事が容易になるでしょう。個別に強いカードはいくらでもあります。しかしながら、あなたの設定したテーマにそって適切に働くカードは限られている、という点を覚えておいて下さい。デッキにテーマを据えることで、カード選択ミスを減らす事が出来るわけです。


        SavannahHighmane01.png Gahzrilla01.png KingKrush02.png


         例えば、 「Savannah Highmane」「Gahz'rilla」「King Krush」 はそれぞれハンターの強力なカードです。しかしあなたがアグロハンターデッキの構築を考えているならば、これらの高マナコストカードは大抵の場合役に立たないでしょう。

        同様に、アグロデッキに一般的なカード、例えば「Leper Gnome」「Knife Juggler」 などは、コントロールデッキに不向きであると言えます。




         2: マナカーブが鍵となる



        カードのバランスを意識しよう


           調和のある、強力なマナカーブ(マナコストのバランス)を考えるのは、良いデッキを作るための生命線と言えるでしょう。

          一般的に、デッキにはゲーム序盤にプレイ可能な(低いマナコストの)ミニオンやスペルが一定数組み込まれるべきです。それらは序盤の盤面を争うのに役立ちます。低マナコストのカードが無ければ盤面を容易に奪われ、相手から取り戻すのが非常に困難となるでしょう。

          それと同時に、余程のアグロデッキでない限り一定数の「中盤~終盤向け(高マナコスト)ミニオン」を持ち合わせていなければ、単純に相手があなたよりも強力なミニオンをプレイし、押しつぶされてしまうでしょう。


           適正なマナカーブを備えることで、試合のどの段階においても「相手と競うことが出来る」もしくは「有利な状況を手にする」可能性が高まります。またそれは、各ターンで効率よくマナを使い切ることにもつながります。当然ですが、利用可能なマナの一部しか利用できない様なデッキよりも、全てのマナを毎ターン使用できるデッキの方が 本質的により強力なプレイ が出来ることになります。




          強いカードだからといって、むやみに採用しない


             デッキにおけるマナカーブがどのようにあるべきか、という問いに答えるのは簡単ではありません。しかし試合の各局面において、常に有利とは言わないまでも 対戦相手と競合できる様な状況 を作りたいと思うはずです。

             序盤から多くのミニオンを展開しようとするアグロデッキであれば、試合を長引かせないように低マナカーブの構築をすべきです。もし7~8ターンでの決着を想定しているのなら、「Ragnaros the Firelord」は明らかにコストが高すぎで有効に働きません。「強そうだから」「好きなカードだから」といった直感的な理由のみでカードを採用しないよう配慮しましょう。
             ramp3.png
             

             コントロールデッキは、試合の中盤~後半に盤面を制圧するのが得意なデッキです。そして「試合が長引くこと」を相手に強いるのが基本的なコンセプトであるので、大抵はよりコストの高いマナカーブを持つという特徴があります。




             3: カードドローはデッキのポンプ



            手札の多さは多様性を生み出す


               手札の1枚1枚は、将来的にプレイされる見込みのあるものです。手札が多ければ多いほど、あなたはより多くの選択肢を持っている という事を意味します。選択肢が多くなれば、強いプレイを生み出すチャンスが高まるはずです。

               逆に相手よりも早く手札を失ってしまうことは、悲劇への第一歩と言えます。つまり、「手札を確保するため十分なドロー(カードを引く)能力をデッキに搭載しておくのが良い」という考えが大切になるのです。カードドローは、どの様なタイプのデッキにおいても生命線となる要素なのですが、カードゲームの初心者にとってはこれを理解するのが困難なようです。


               ドローの重要性やカードアドバンテージについては、他の初心者ガイドでも説明しています。気になる方はそちらを先に参照してみてください。(カードサイクリングとトップデッキカードアドバンテージって何?




              カードのバランスを意識しよう


                 デッキにどの程度ドロー能力を持つカードを入れると良いのでしょうか。多少投げやりになってしまいますが、それはあなたのデッキコンセプトに依存します。コントロールデッキの場合、アグロデッキよりも多くのドローカードを採用する傾向にあります。あなたがヒーローにウォーロックを選ぶのなら、「Life Tap」でカードを引くことが可能なため、そのような考慮は殆ど必要ないでしょう。


                NoviceEngineer02.png RiverCrocolisk02.png


                 同時に、「デッキに多くのドロー能力を盛り込むデメリットもある」という事を意識しておきましょう。ドロー能力を持つミニオンは総じて基本ステータスが低く、有利なトレードが出来ません。例えば、同じ2マナコストである「Novice Engineer」と「River Crocolisk」 を比較してみましょう。前者はドロー能力を持っているため、ステータスがたったの 1/1。後者は特殊能力は無いものの、ステータスは 3/2 となっています。盤面上の優劣がはっきりとしていますね。


                 カードドローとテンポ(盤面への影響力)のバランスはデッキタイプによって千差万別です。それらの適正なバランスを見つけ出す能力が、よいデッキビルダーになるためには必要だと思います。




                 4: シナジー(相乗効果)を考えよう


                他カードとの相互関係がより大きなパワーを引き出す


                   アリーナ(ランダムに提示される3枚のカードからカードを選択していき、デッキを作り上げるモード)ではそれほど重要ではないのですが、構築においてシナジー(相乗効果)は重要視されるポイントの一つです。

                   シナジーを上手く利用しているデッキのパワーは、個別に強いカードをただ並べただけのデッキを遥かに凌駕します。シナジーを生み出す組み合わせには、極端にパワフルなものが幾つかあります。


                  deckbuild002.png


                   例えば「Force of Nature」と「Savage Roar」のコンビネーションや、「Knife Juggler」と「Unleash the Hounds」のコンビネーション等は有名です。しかしながら、これらほど強力でなくてもシナジーを考慮する価値はあります。コストをかけるに見合うほどの相乗効果が見込めるであれば、十分でしょう。



                   もしあなたのデッキが多くの低マナコストミニオンを含んでいるのなら、 「Frostwolf Warlord」 「Sea Giant」といったカードが良いシナジーを生み出してくれそうです。

                   また、多くの武器を取り入れたデッキならば、「Spiteful Smith」や「Bloodsail Raider」を組み入れる価値があるでしょう。

                  シナジーを考慮して構築することであなたのデッキはコンセプトがより具体的になり、多少なりとも効率が上がるでしょう。
                    ramp3.png
                   



                  単体でも使えるカードがオススメ


                     一般的に、シナジーを得られる相方のカードがドローできなかったとしても「それ単体でプレイに耐えうるカード」を選択するのがベストです。

                    deckbuild002.png deckbuild002.png


                    例えば、 「Spiteful Smith」はあなたが武器を持っている場合には明らかに効果的なのですが、もし武器が無かったとしても単体で5マナ 4/6 のステータスは十分であると言えます。

                    また、もしそれに続くミニオンカードが手札になかったとしても「Knife Juggler」は単体 3/2 ミニオンとしてプレイする価値があります。もしあなたのデッキが極端にカードドローのコンボに依存しているのであれば、「それが叶わない場合には重度に弱点を露呈することになる」ということを体感するでしょう。



                    ヒーローパワーも考慮しよう


                       デッキにより多くのシナジーを持たせるもう一つの方法は、ヒーローパワーと組み合わせるというものです。ヒーローパワーは、マナがあるならば1ターンに最低1回は利用可能なリソースです。シナジーを有する相方がいつまで経っても手に入らないという事態を避けられます。「カードドローに頼る必要性がない」ということはリスクをそれだけ抑えられるという事です。


                       例えば他のミニオンを強化するカードであれば、パラディンのヒーローパワーである「Reinforce」や、シャーマンのるヒーローパワーである「Totemic Call」との相性が良いです。また武器に関連して機能するカードは、武器を装備できるローグのヒーローパワー「Dagger Mastery」との組み合わせが考えられます。ぜひ試してみてください。




                      ----- 5: 勝つ手立てを想定して構築しよう ------------------

                      構築を行う際、どのように相手を倒すのかというプランを持っておくべきです。小さなミニオンで少しずつ削っていきますか、それともレジェンダリーなどの強力なカードでとどめを刺しますか? どんなミニオンでも除去することができるデッキが構築できたとしても、相手に30点、時にはヒールされることもあるのでそれ以上のダメージをどうにか与えることが出来なければ、決して勝てません。

                      強力なフィニッシュコンボが必須なわけではありませんが、それを考慮することに価値が有るのは間違いありません。多くのコンボが与えられる大きなダメージは、相手のガードを打ち破る効果があり、彼らに負けないための思考を強いることが出来るでしょう。

                      しかしながら、そのコンボが3枚以上のカードを必要とするなら、デッキのやや軽率な点であると言えます。3枚のカードを必要とするコンボをプレイするのは実際困難であり、全てが揃うまで残りのカードは手札の中で死んでいるも同然です。一般的に、強いデッキというのは、そういった大掛かりなコンボを用いてないものが多いです。ただし、それを採用するかどうかはあなた次第です。



                      ----- 6: 各カードに目的を持たせよう ------------------

                      どんなデッキにも組み込むべきカード、などというものは存在しません。あなたがデッキに採用する可能性のあるカードというのは、他のカードとわずかにどこか違う点があるはずです。すなわち、それぞれのカードに何かしらの意図があるはずなのです。なぜその1枚をデッキに入れるのか、面倒かもしれませんが深く考慮してみましょう。

                      そのカードは盤面維持に貢献しますか?そのカードは小さいミニオンからあなたを守ってくれますか?大きなミニオンを除去するものですか?相手にとどめを刺すフィニッシャーですか? などの問いかけを行いましょう。

                      もしあなたが、なぜあるカードを採用したのか定義付けすることができたのなら、その他のカードがその機能を増強するかどうかを決定する指針となるはずです。

                       Polymorph.png
                       もしくは、あなたは当初の目的に、第2の追加的用途をもたらすようなカードが他にあるのかどうか、という重要な判断をすることができるでしょう。例えば、「Polymorph」 は単体除去として機能します。しかし、「Fireball」 はより多くの場面で有用であると言えます。それは単体除去として用いることが出来るだけでなく、ヒーローにダメージを与えるという第2の目的に用いることが可能なためです。マナコストの違いもありますが、このファイヤーボールの2面性を重視するのなら、デッキにファイヤーボールのみを採用するということもあるでしょう。


                      先に述べたように、Hearthstoneの全てのカードはたとえ僅かであってもそれぞれが異なっており、目的も違ってくるはずです。このことが次の節の論点となります。



                      ----- 7: 人気のないカードを無視しない! ------------------

                      あるカードが大抵のデッキに適さないからといって、あなたの作ろうとしているデッキにも適さない、という訳ではありません。全てのカードにはそれが活きる状況が存在し、それが限定的であっても、あなたのデッキには最適かもしれません。

                      つい最近まで、「Shieldbearer」 は最悪のカードだと言われていました。しかし今では、このカードはZooウォーロックで体力の低いミニオンを守るのに用いられています。これは、あまり使われていないカードを積極的に採用すべきだ、と推奨しているわけではありません。人気が無いからといって、そのカードについて何も考えないというのを避けるべきだ、ということを意図しています。有益なカードなのに見逃してしまうのは勿体無いですからね。


                      AAAAA
                      ramp3.png
                       
                      伝統的に、一見して ”弱い” カードというのは相手を驚かせる何かしらを備えているものです。そういったカードに登場のチャンスを与える前に、不採用を決めないでください。



                      ----- 8: 現在のメタを考慮しよう ------------------

                       BloodKnight.png
                       あなたのデッキは想像の上ではとても強かったとしましょう。しかし、それはあくまで想像に過ぎません。あなたの目的は、他のプレイヤーが操るデッキと対戦し、勝利をおさめることです。他のプレイヤーを打ち破るようにデッキを組み上げることは、とても重要です。「何が相手を倒すのに重要か」を考えることで、勝利に少しずつ近づいていくでしょう。例えば、大多数のデッキが 「Argent Squire」 のような ”Divine Shield” を持つミニオンを採用しているという状況があるとすれば、「Blood Knight」 をデッキに組み込みたくなるでしょう。


                      現在のメタ(プレイヤーのデッキ使用状況)がいかなる状態なのか理解すること、そしてそれを打ち破る策を講じることは、容易ではありません。1つの方法としては、単純に多くの試合をこなしメタの情報を自ら集めることです。もう一つは、身近な知人や同好会などのネットワークを作り上げ、何が流行していて何が対抗策となり得るのか議論することです。

                      また、オンライン上の情報を参考にするのも一つの手立てです。この記事を読んでいるなら、もう既にこれを行っていることでしょう。こういった手法の幾つかを実行することで、あなたのデッキを洗練させていくことが可能になるでしょう。そして、流行のデッキより強いものをつくり上げることができるかもしれません。もちろん、様々な対戦相手に対して強力なデッキを作りたいと、誰しも思うことでしょう。しかし、それが次に挙げる問題となります。



                      ----- 9: 幅広く対応できるデッキを目指そう ------------------

                      全てのデッキに対してアンチとなり得るデッキは存在しませんが、幅広いデッキに対して強力である、というデッキは可能であると思います。皆さんはより多くのデッキに対して優位性を確保したいと思うことでしょう。トーナメントで試合を行うのでない限り、特定のデッキを狙い撃ちするようなデッキは、結果的に成功することは稀です。

                      アグロ、コントロールの双方に対して良好なカードは、通常皆が使用したくなるものです。大抵のヒーローは僅かですがこのようなカードを持っています。「Druid of the Claw」 や 「SI:7 Agent」 、「Water Elemental」 などがそれにあたります。

                      AAAAA
                      WaterElemental.png
                       


                      また、特定の対戦相手に対してのパフォーマンスを向上させるため、2,3枚のカードを追加する必要があるかもしれません。例えば、アグロデッキに対してトーントミニオンを追加したり、コントロールデッキに対しては単体除去が大抵有効であったりという具合です。



                      ----- 10: 実際にプレイして改善しよう ------------------

                      初めて作るオリジナルデッキが、完璧であることはないでしょう。書物をする際の下書きのように、編集し修正する作業が最終的な作品を生み出すのにつながると思われます。作り上げた初期バーションのデッキを数回プレイし、改善するにはどうすればよいのか、綿密に分析してみましょう。もしかすると、序盤の盤面にミニオンが足りなかったかもしれませんし、もっとカードを引くことができる術が必要だったかもしれません。

                      勝負に負けてしまった際には、なぜ負けてしまったかを判断するようにしましょう。そうすれば徐々にデッキの修正ができはずです。もし可能であれば、様々なデッキを使用してテストしてくれる友人を探しましょう。そういった練習を繰り返すことで、より幅広い相手に対応できるようになることが期待できます。

                      44


                      ----- 最後に ------------------

                      この記事が、あなたにどうやってデッキを作成し、改修していくのかというヒントを与えられることを願っています。新たなデッキは、Hearthstoneに新鮮さと興奮をもたらすことでしょう。





                      <引用元 : Top Ten Tips for Better Deckbuilding >




                      code.png
                      関連記事
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL