Hearthstone Read2Win TOP  >  ガイド >  ガイド : ランク5からレジェンドへの道のり - 前編

ガイド : ランク5からレジェンドへの道のり - 前編


FR5tL001.png


 ランクを上げるためのポイント



レジェンドランクに到達したことのないプレイヤーへ


 今回紹介するのは ”Hearthstone Players” で見かけた 「ランク5から抜け出しレジェンドを目指すために」、という特集です。

レジェンドランクに到達するのは当然簡単な事ではありませんが、「それ以前に幾つかの壁がある」 というのをよく耳にします。連勝ボーナスが付与されなくなる ”ランク5の壁” は、中でも代表的なものではないでしょうか。一体どのようなポイントに注意すれば、その壁を超えられるのでしょうか。


 この記事は、1) 試合を始める前の心構え、2) 実際の試合に関する注意点 と2パートに分けて説明されています。この前編では、1つ目の ”試合を始める前の心構え” についてを取り上げています。後編は こちら


注意 : この記事は2014年8月に書かれたものです。既に環境が変化し、現況に沿わない内容があるかもしれません。基本的な考えを把握できれば、という趣旨で和訳しております。ご了承ください。




 Introduction (導入)



レジェンドへの道のり


 legend.jpg  
 HSにおけるレジェンドランクというのは、達成するのが大変なものです。それぞれのシーズンで数千人ものプレイヤーがそのランクに到達しているというのは事実ですが、何百万人のプレイヤーの内の数千人であるという事実を忘れてはいけません。もしあなたが辛く長い戦いを勝ち抜きあの六角形のシンボルを獲得出来たとすれば、「全プレイヤーのトップ0.5%」に位置していることになります。十分に誇るべきことではないでしょうか。



 この記事を読んでいるあなたがレジェンドランクになることは出来るでしょうか。もちろん可能だと思います。達成するのに必要なのは、50%を僅かでも上回る勝率です。もしこれが可能ならば、数多くの試合をこなすことでいつかはランクが上がり目標を果たすことが出来るでしょう。このように表現すると、「単に試合数をこなすだけではないか」と思われるかも知れませんね。実際のところはそれ程簡単ではありません。


 ランク5から1までの間、あなたは今までと違い ”試合経験が豊富で殆どミスをしないプレイヤー” と対戦することになるでしょう。その月のどの時期にランクを上げようとするのかにも依りますが、そのランク帯では前シーズンまでにレジェンドランクを獲得したことのあるプレイヤーと対戦する機会が増えます。大抵の場合、早い段階でランク5まで到達できればレジェンドになる可能性は高まるはずです。そのランクから必要になるのは、考え方やプレイを見直すという作業になってくると思います。




どの段階で詰まっているのか


 このガイドは、いつもランク5辺りまでは上がれるのに最後の一押しが足りないというプレイヤーを対象にしています。それよりも低いランク帯で苦戦しているプレイヤーにとって、これから書くレジェンドに到達するポイントというのは最も適切なアドバイスではないかもしれません。それよりも大切な点を見逃しているはずです。



 例えばあなたが ”ランク15付近” で止まっているのであれば、十中八九ゲームの仕組みについてより理解を深めるのが先決です。いつミニオンでトレードすべきなのか、いつ相手本体を攻撃すべきなのかといった基本的な部分になります。

もし詰まっているのが ”ランク10付近” ならば、試合に重要な感覚を身につけておらず間違ったプレイをしてしまっていることが原因でしょう。例えばメイジを相手にする際の6ターン目に、ミニオンを並べてしまうといった行動です。「フレイムストライク / Flamestrike」 を警戒してプレイできるかどうか、そのようなゲーム感覚は非常に重要です。
 Flamestrike.png  



 本記事はHSをプレイする全員に有益だと思いますが、ランク5から1の間で苦戦しているプレイヤーがいるならこれを必要としているのはまさに貴方である、と言えるでしょう。


 レジェンドプレイヤーになるためには数多くの要素が求められると思います。そこで理解しやすくするため、それらを2つのセクションに分けてみることにします。一つは 「試合を始める前の心構え」、もう一つは 「実際の試合における注意点」 です。HSの試合を始める前に、レジェンドになる過程について知っておくべき点が幾つか存在します。そしてそれは実際の試合における注意点よりも重要だと思います。もちろん、実際のプレイに関するポイントもしっかりカバーしますのでご心配なく。


まずは試合を始める前の心構えについて考えてみましょう。





 Pre-Game Preparation (試合前の準備)



 試合が始まる前に時々確認しておかなければならない事があります。それらを意識することは、バケツに空いている穴を塞ぐ様にあなたの助けとなるでしょう。希望のランクへ辿り着くまでの障害を少しでも減らしておくのが大切です。




1. Track your stats (対戦記録を保存する)



     beatmeta02.png   あなたがランク5に到達してまずすべきは、”試合のデータを記録すること” です。現在幾つかの素晴らしい戦績記録サービスが存在しますが、個人的には 「hearthstats.net」 を活用しています。

    「Hearthstone Deck Tracker」 というアプリケーションを利用すれば、ボタン一つでデータを送信してくれます。その他便利な機能が付いているため、有名配信者の多くが使用しています。
     


    「Hearthstone Tracker」 というソフトウェアも同様の機能を提供してくれます。やや動作が重いのが難点でしょうか。最も動作が軽いのは「Track-o-Bot」だと思います。これでも十分な情報が得られます。



     話が逸れてしまいましたが、戦績を記録することが非常に大切であるというのには幾つかの理由があります。その一つは、感覚的なものでなくメタを理解するためのリアルなデータを得ることができるという点です。データのサンプル数が増えてくると、役に立つ情報が得られると実感できることでしょう。


     ではなぜそのようなリアルなデータの確認が必要なのでしょうか。その答えはこの記事を読み終わった頃に理解できると思いますので、我慢して読み進めることをオススメします。私自身はそのような 「ある時点での戦績を記録し確認すること」 がとても役に立つ場面が随所にありました。それを皆さんにも実践してもらいたいと思っています。



     「戦績を記録するという行為を習慣付けしておくこと」 はとても重要です。そしてそのデータから如何に素晴らしい情報を引き出すことが出来るのかを理解した時、あなたはきっとこの記事を読んでよかったなと思えることでしょう。






    2. Understand that Losing is Okay (負けることは当たり前)



       あなたがレジェンドへの道を歩む過程において、何度も何度も試合に負けることになります。最高のプレイヤーでさえ、60-65%の勝率が維持できれば非常に良好と言えるでしょう。大抵のプレイヤーの勝率というのはそれよりもかなり低いはずです。私自身の今シーズンのデータによると、ランク5から1における全体の勝率は57%になります。


       レジェンドに達するまでの間、連続して試合に負けてしまいランクを落とすことが何度かありました。しかしながら、逆に連勝を重ね数ランク一気に上るといった事もまた同様です。全体を通じた勝率を記録しておくというのは、このような時にとても有効です。こういった自分のデータを見ることで、負けや勝ちが相当連続したとしても統計的には誤差の範囲である、と納得できるからです。



       ある程度のレベル帯において、勝率60%を保つというのはかなり大変なことです。具体的にはどの程度のものか理解していますか?5戦して3勝2敗というのがその辺のラインになります。殆どのプレイヤーは勝率60%を維持することは出来ません。

      この事実は、レジェンドになるまでに相当数の負け試合を覚悟しなければならないこと、言い換えると 「負けることに寛容になる必要があること」 を意味しています。

      また同時に勝ち負けを繰り返す必要があるため、総プレイ時間は相当なものになるであろうことも示唆しています。
       Highmane.png 



       多くのプレイヤーがランク5以上でストレスを感じるのは、レジェンドランクが近いにもかかわらずランク1つ上げるのがなかなか思うように達成できないためです。実際のところ、少なくとも半分、大抵は全プレイ時間の半分以上をランク5以降の試合に割いていることになります。


       私の例では、あるデッキを用いてランクを6に下げてしまった後、プレイに慣れたデッキへ変えたのが功を奏してレジェンドに到達しました。ここまで 180試合、106勝 が必要でした。ランク5に達するまでは連勝ボーナスもあり、かなりスムーズにLadderを駆け上がれたと思います。やはり全プレイ時間の半分を越える時間をランク5以降に費やしたことになります。



       Fireball.png  
       もう少し例を挙げてみましょう。有名な配信者である ”Trump” は、定期的に自身の戦績を公開しています。彼はLadderをプレイするにあたり、コストの安い free-to-play デッキを用いることがあります。

      彼の最初のデッキである free-to-play メイジデッキを用いた際は、レジェンドになるまで 197勝そして55時間ものプレイ時間を要しました。同様にシャーマンとZooウォーロックデッキでは、どちらも 184勝 を要しました。多くのプレイヤーは勝利数を一つの基準に据えることがありますが、初めてレジェンドランクを目指す人にとって、これは適切ではないのではと感じています。
       



      ここで以下の2点を考慮し、”Trump” の勝率が70%であったと仮定してみましょう。

      A) 彼が如何に素晴らしいHSプレイヤーであるか。
      B) 彼はランク初期からデータを記録し続けている。



       おそらくベストな場合でも、そのシーズンにおおよそ280試合はこなしたのではないでしょうか。ここで勝率60%が云々と言っていたのを覚えていますか?この勝率を同じ例に当てはめると、330試合が必要な計算になります。”Trump” はスキルを持っているプレイヤーですので、デッキがそれ程強くないとしてもこの試合数というのは平均をかなり下回っていると判断できます。


       このデータを見て改めて確認してもらいたいのは、「試合に負けたからといってヘコむ必要はない」ということです。運が悪かったり相性の悪い相手に当たってしまうというのは必ず起こるものです。気にせず試合を進めましょう。最高の場合であっても、3~4勝する度に2~3敗しなくてはならないのです。もしとある日にそれを遥かに上回る成果をあげたとしても、単に例外なのである、ということに戦績データを見て後から気が付くことでしょう。






      3. Maintaining a Positive Mental State (ポジティブに考える)



         負けることは当然である、と考えることは幾つかの点で非常に大切です。その中でも、精神状態を良好に保つというのが最も大事なのではないでしょうか。Ladderをプレイする際に不安やストレスを感じてしまうというのはよくある事で、これは大きな問題です。前の晩にランク4の星1つまで辿り着いたという状況を思い描いてみてください。翌日、最初の2戦は絶対に落としたくないと強く思うことでしょう。もし連敗してしまうと、ランク5に逆戻りしてしまい目標から大きく遠ざかってしまった気がするからです。


         また、個人の性格も少なからず勝敗に影響を与えることになります。怒りやすい人、もしくは負け思考の強い人は、そうでない人に比べて敗北を重ねやすいでしょう。「相手が良いプレイをして自分を負かすかもしれない」 と必要以上に思い込んでしまい、自分の判断が鈍ってしまうというのはありがちなことです。


         実行するのは容易ではありませんが、Ladderプレイ中に冷静でいられるならば最高のパフォーマンスを発揮できるでしょう。個々人で違いがあると思いますので、どう対処すればよいのか万人に効く方法をお伝えすることは出来ません。しかし私が好んで行うのは、「3連敗をした時には少し間を置く」という簡単なものです。少し冷静になり、自分が行った選択について考えてみます。場合によってはなぜ直前の試合を落としてしまったのかをじっくりと考えることもあります。


         敗因はランダム性によるものなのだろうか、と自問してみます。もしそうであれば、仕方がないと思えるのでまだマシです。自分の判断/プレイにミスがあったのだろうか? 必要以上のドロー機会を相手に与えてしまったのだろうか? 効率良くミニオンでトレード出来たのか? 負けが続いた時ほどこういった自分のプレイについて振り返ってみるべきなのかもしれません。


         最低でも、敗北がランダム性に起因するのかどうかをしっかりと認識するようにしましょう。ランダム要素によって試合に負けたことが明らかである場合、決して怒るという態度を示さないように。それは誰のせいでもないのです。このゲームには多くのランダム要素が含まれています。そしてそのランダム要素こそが、高い技量を持ったプレイヤーでさえ60%程度の勝率を確保できれば上等であると思える理由なのです。誰しもがその時都合の良いカードをたまたま引き当てることで勝利する、といった事があると納得できるようにする必要があります。


        ForceofNature.png Doomguard.png GrommashHellscream.png


         一つ良い方法に、あなた自身がそのようなランダム要素により勝利した回数を記録しておく、というものがあります。「自然の援軍 / Force of Nature」、「野生の咆哮 / Savage Roar」、「ドゥームガード / Doomguard」 といったカードをここぞという場面で引き当て、勝利を手にしたという回数をメモしておきましょう。これを行うことで、あなた自身がランダム要素にいかに助けられているかを実感することでしょう。


        このように記録として残しておくことで、怒りにつながるようなモノを緩和する効果が得られることになります。




         ここまでが ”試合を始める前の心構え” に該当する部分です。 後編 では ”実際の試合に関する注意点” についてを取り上げる予定です。





        <引用元 : http://hearthstoneplayers.com/closing-that-gap-from-rank-5-to-legend/ >





        code.png
        関連記事
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL