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2014年- Naxx以前を振り返ろう! - 後編


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今回紹介するのは ”liquidhearth” で見かけた Naxxリリース前までのHearthstoneを振り返ってみる、という特集です。以前 ”Beating the Meta(メタは巡るよどこまでも)”という記事(リンクはこちら)で、βテスト時代からの流行を簡単にまとめたものを扱いましたがそれに似たような記事になります。


2014年初めから3月ころまでを扱った前編記事はこちら。後編で扱うのは2014年4月から7月頃までになります。




 Introduction (導入)


”The Curse of Naxxramas” で導入されたアドベンチャーモード、そして新カードはHearthstoneのゲームシーンに大きな影響を与えています。2013年の年末もそうでしたが、こういった節目はこれまでのHSの歴史を振り返るのに最も適したタイミングではないでしょうか。



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この記事では、上に示した図に沿ってデッキのトレンドを振り返ってみたいと思います。前回は2014年3月のレジェンダリカード弱体化までを書いたので、今回はその後からになります。






 Second Coming of Hunter Aggro (アグロハンター再び)


 Ckhnt.jpg LadderがZooウォーロックとトーント重視のデッキであふれていた頃、新しいアグロハンターデッキが登場しました。このデッキは旧タイプと似たような構成であるものの、「Hunter's Mark」 と 「Stonetusk Boar」 を採用しているという特徴がありました。このコンボは今では当たり前のように使用されていますが、ハンターが苦手とするトーントミニオンを処理し本体へダメージを与えることが出来るという有効な手段です。

HuntersMark.png StonetuskBoar.png


このデッキはまたZooウォーロックへのカウンターとしても用いられました。Zooウォーロックは盤面にマナコストの安いミニオンを並べるというのが特徴ですが、ハンターは 「Explosive Trap」 や 「Unleash the Hounds」 といったカードを用いてこれらを上手く捌くことが可能です。このような理由から新製アグロハンターがLadderにおける支配権を再び獲得し、多くのプレイヤーに驚きを与えました。







 The Control Warrior Explosion (コントロールウォーリアの活躍)


膨大なアーマーと巨大ミニオンがコントロールウォーリアの象徴です。「Armorsmith」、「Shield Block」、「Whirlwind」、「Acolyte of Pain」 を組み合わせることでアーマーを稼ぎつつカードドローを達成し、得意な試合終盤につなげるという動きが基本になります。

Armorsmith.pngShieldBlock.pngWhirlwind.pngAcolyteofPain.png


適切にプレイされれば、終盤のコントロールウォーリアを止めるのはかなり大変でしょう。高いアーマーとコストの高いミニオンで相手を圧倒する事は容易です。盤面に大きなダメージを与える 「Baron Geddon」 が中でも特徴的です。

ミッドレンジ寄りのデッキとZooウォーロックに対処することが可能であることから、この時期Ladderでの勢いを加速させていました。このまま一気に支配権を獲得すると思われましたが、同時期にハンドロック、シャーマン、ミラクルローグといったデッキが現れ活躍し始めたことにより人気は低迷することに。現在でもLadderやトーナメントにおいてプレイの選択肢となるデッキですが、かつての輝かしい時代を取り戻すまでには至っていない様子です。






 Midrange Hunter (ミッドレンジハンター大流行)


アグロハンターへの対策が進み、思うように立ちまわるのが難しくなってきた頃、”Lifecoach” が大型ミニオンである 「Savannah Highmane」 に 「Steady Shot」 や 「Unleash the Hounds」 を組み合わせる独特のミッドレンジデッキを作成しました。”Kolento” もこのタイプのデッキを頻繁に使用し2度連続でレジェンダリーランクへ到達したことから、有名なハンター使いとして知られるようになりました。


ミッドレンジハンターデッキは序盤に盤面コントロールを意識し、中盤以降に大きなダメージを与えるという戦略になります。具体的には、 「River Crocolisk」、「Explosive Trap」、「Unleash the Hounds」コンボ を駆使して相手を食い止め、後に「Savannah Highmane」 が登場して襲いかかるといった具合です。アグロハンターで用いられていた 「Hunter's Mark」 + 「Stonetusk Boar」 コンボがこちらのデッキにも採用されています。


このデッキは当時のメタに適しており、Ladderやトーナメントで大流行することに。この勢いはミラクルローグというカウンターが登場するまでしばらく続きました。


以下に、”Kolento” が使用していたミッドレンジハンターのデッキを幾つか示します。


Kolenthnthis.png








 A Miraculous Return (ローグ奇跡の復活)


 Kolemira.png βテストの頃、ローグは強力で圧倒的な存在でした。しかしBLIZZARDによるコンボカードの弱体化を受けてからは、パッとしないヒーローという位置付けが続くことになります。そんな中、ミラクルローグという救世主的デッキが誕生しました。

このデッキはマナコストの低いスペルカード、コンボカード、「Gadgetzan Auctioneer」 を駆使して相手ミニオンを効率的に処理しつつOTK(ワンターンキル)コンボのパーツを集めるというのがプレイの軸になります。

OTKコンボというのは、「Leeroy Jenkins」、「Shadowstep」、「Cold Blood」 を組み合わせ、1ターンで試合をフィニッシュさせることが出来るほどの大ダメージを与えるコンビネーションです。

GadgetzanAuctioneer.png Conceal.png


デッキの核となる 「Gadgetzan Auctioneer」 を 「Conceal」 で守るというアイディアも備えており、OTKへ着実に辿り着けるよう工夫されています。


特にハンターに対し有効であったため、このデッキは当時のメタにハマり一気に名を知られるようになりました。カード差し替えによるバリエーションも豊富で多くの利点を持つことから、ローグは現在でもトップヒーローとして活躍し続けています。






 Unleash the Nerfed Hounds (ハンターの弱体化)


ミッドレンジハンターが猛威を振るっていた頃、それを止められる者は誰も居ないという状態でした。その核となるのは 「Unleash the Hounds」 で、相手プレイヤーが盤面に3体以上のミニオンを並べようものなら、待ってましたと言わんばかりに猛犬をけしかけてきます。

KillCommand.png StarvingBuzzard.png HuntersMark.png


2マナというコストは非常に手軽で、「Starving Buzzard」、「Kill Command」、「Hunter's Mark」 などとのコンボを成立させやすい原因の一つとなっていました。

あまりに強力で誰も彼もこのデッキを使用しているという状態であったため、BLIZZARDはこのカードがゲームの楽しみを奪ってしまっていると考え、マナコストを2から3へ引き上げるという決断を行いました。この変更は一見すると地味ですが、中盤の核となる動きが1ターン遅れるのは予想以上の痛手で、ハンターのメタにおける安定性を失わせるという事態を招きました。







 A Mage-icle Comeback (フリーズメイジ再来)



 Rdufmage01.png まだまだ歴史が長いとは言えないハースストーンですが、フリーズメイジはかつて(2013年βテスト時)メタを支配するデッキでした。上述したミッドレンジハンターの様にあまりに強力でプレイヤー数が多かったため、BLIZZARDは 「Pyroblast」 と 相手を足止めするフリーズ関連スペルを弱体化させる事でメタを適正化しようと試みたのです。この変更により、メイジはマナコスト増加の影響をモロに受けました。元々ドロー手段に乏しいということもあり、アグロ系デッキを除いては一戦から退くという結果になりました。

prepyroblast01.png → Pyroblast.png




しかしミッドレンジハンターに陰りが見え、ハンドロックとミラクルローグが増加した環境(2014年6月頃)において、フリーズメイジはこれらのカウンターとして息を吹き返すことになりました。

新生フリーズメイジの活躍は、”WellPlayed Cup” や ”Dreamhack Summer” といった大きな大会の結果を見れば明らかです。特に ”Rdu” がDreamhack Summer決勝戦においてフリーズメイジを使用したのを覚えている方もいることでしょう。”Amaz” のドルイド、ハンター、プリーストデッキを退けて優勝したのは印象的です。”WellPlayed Cup” 決勝においては皮肉なことに、 ”Tidesoftime””Rdu” に対してフリーズメイジを使用し、開幕3連勝という活躍を見せました。

ある程度有力デッキが固定化しメタに動きが少なかったこの時期に、フリーズメイジは新たな選択肢を提供することに成功しました。

フリーズメイジについては、以前のデッキ紹介記事を参照下さい(こちら)。





<引用元 : http://www.liquidhearth.com/forum/hearthstone/464704-a-look-back-before-naxx >





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