HearthStone Read2Win TOP  >  2014年07月

Naxx Developer Interview (開発者インタビュー要約)


NI01.png



今回は、PC GAMER というサイトで行われたインタビューのまとめ(要約)を紹介します。

インタビューの対象となっているのは、シニアゲームデザイナーの Ben Brode氏とプロダクトディレクターの Jason Chayes氏。「Leeroy Jenkins」の弱体化やデッキスロットの数、Zooの勢いなど幾つかの質問を投げかけています。



注意 : 元記事は2014年7月30日のものですが、既に環境が変化し、現況に沿わない内容があるかもしれません。基本的な考えを把握できれば、という趣旨で和訳しております。ご了承ください。





 Recap of the interview (インタビュー要約)




Naxx Developer Interview with PC Gamer


  • 開発チームは今後のカードリリースに関する新しいアイディアを持っており、現在検討中である。これは今までにアナウンスされている ”アドベンチャー””拡張版” といったモノとは異なる。


  • デザインチームは、ゲームに今より多くのサイレンスカードは必要でないと感じていた。現在は「Ironbeak Owl」 や 「Spellbreaker」 などその手段は十分だと思う。


  • カード報酬を伴うコンテンツの購入については、購入者全員がカードを利用できる(難易度である)必要があると考えている。Naxxの第1Wingが簡単だったのはそういったデザインに基づいたものである。


  • 全般的に、アドベンチャーモードは純粋なスキルを試すというよりもパズルを解くという要素が強い。スキルを試したいならLadderの方がよいだろう。


  • Naxxramas 準備中に多くのカード内容(「Leeroy Jenkins」など)が見直されなかったのは、デザインチームが 現在の環境に対する新カードの影響 を確かめたいという希望を持っていたからである。


  • 現在、開発チームはZooの動向に関心があり注目している。今後 ”Military Wing” で導入される幾つかのカードがZooへの対抗手段になると考えている。新カードとZooについて何が起こるだろうかを語るにはまだ時期尚早だろう。


  • ヒーロー毎に特徴を持たせるのは重要であるため、ニュートラルな武器カードの導入は考えていない。


  • デザインの基本として、自分のターンに強力でイケているアクションを起こしたと感じてもらいたい。自身のターンにネガティブな反応を伴うものは望んでいない。


  • 全てのヒーローをなるべく同等にするのが最終的な目標ではなく、とにかくそれぞれが楽しめるようなものにしたい。


  • 観戦モードについては具体的な予定はない。しかし、それが発表できるように開発チームは取り組んでいる途中である。観戦モードに焦点を当てて開発を行っているのは間違いない。


  • Ben Brodeは、「近い将来デッキスロットの拡張は検討していないようですね」 というこちらのコメントに笑って返した(インタビュー本文では9つというスロット数はLadder等の用途において十分な数だと述べている)。




    本文にはより細かいやりとりが書かれていますので、時間のある方はそちらもどうぞ。PCGAMERの本記事リンクはこちら





     About the Zoo deck


    ここでは本文中のZooに関係する部分を抜き出してみたいと思います。



    Tide of Zoo (Zooの勢いについて)


    • 質問側:

      Naxx開放されてからまだ1週間しか経過していませんが、Zooの勢いは以前にも増している気がします。実際多くのプレイヤーがLadderで対戦する相手の70%程度がZooデッキである、と不平を漏らすのを耳にします。ミラクルローグはLadderで好成績を収めているデッキなのですが、1つのミスが命取りになるような類のデッキです。一方でZooに求められる判断というのはミラクルローグに比べると明らかにユルいため選択しやすく、数多く対戦することがストレスとなっているのでしょう。

      私自身もZooを倒そうとするよりもそちら側に寄ってしまおうという決断をしました。新しいZooデッキを作成し11戦試したしたところ、8勝3敗という成果を得ました。非常に多くのプレイヤーが、ゲームを最後まで進めるというよりも3ターンから4ターン目でコンシードを選択することが多いようです。デザインチームとしてこの現状に問題があると感じませんか?


    • Ben Brodeの回答:

      Naxxの ”Military Wing” (8月6日開放予定)で導入される幾つかのカードがZooに対抗する強力な武器となると考えています。こういった新カードの影響を注意深く観察している最中であり、メタに対する影響を今語るのはまだ早いと思います。第1Wingの開放がメタに与えた影響については確実に把握しているつもりですが、今後追加されるカードによって更にドラマティックな変化がもたらされると予想しています。




    • 質問側:

      Zooの問題点はカードだけでなく、ウォーロックのヒーローパワー(Life Tap)に依るところが大きいと思います。有名プレイヤーでZooを世に広めたとされている ”Reynad” は、ウォーロックのヒーローパワーに何らかの修正を加えるべきだと述べています。というのも、効率的な低マナミニオンがゲームに存在する限りこの戦略を採用し続けることができるためです。

      更にZoo対策と考えられている 「Deathlord」 のようなカードも、結局Zooデッキがこのカードを有用に使えるというのも問題ではないでしょうか。3ターン目に 2/8 トーントミニオンを場に置くことで、自らのミニオンを守ることができるのです。解決策を考えるのは容易ではなさそうです。


    • Ben Brodeの回答:

      確かにその通りですね。そういった点も含めて経過を観察していくつもりです。ただ、現時点ではウォーロックのヒーローパワーに何らかの修正をしようとは考えていません。繰り返しになってしまいますが、Naxxが全て開放された後にメタがどうなっているか理解し考える必要があるでしょう。おそらく想像以上の変化が見られ、環境を大きく変えるデッキも登場することでしょう。





    • <引用元 : http://www.hearthpwn.com/forums/hearthstone-general/general-discussion/16168-naxx-developer-interview-with-pc-gamer-recap >




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Curse of Naxxramas 第2週 - 獲得可能カード


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 第2週は The Plague Quarter


7月22日に開放された ”Curse of Naxxramas”。皆様、 第1Wingである ”The Arachnid Quarter” はもうクリアできましたでしょうか。新カードを採用したデッキが増えるなど、Ladderやトーナメントにも変化が見られ楽しいですね。さて次はどのようなカードが登場するのか、チェックしておきましょう。

第2Wingである ”The Plague Quarter” の開放は、7月30日15:59(日本時間)とアナウンスされています。



留意事項

  • Curse of Naxxramasの第2Wing(The Plague Quarter)以降をプレイするには、1つのWing毎にゲーム内ゴールド(700g)もしくはリアルマネー($6.99)が必要になります。リアルマネーでの支払いに関しては、複数Wingをまとめて購入するバンドルも存在します。料金体系は ”こちら” の記事を参照ください。






  • Curse of Naxxramas 第2週 獲得可能カード


    ここでは第2週に獲得可能な新カード6枚を並べてみます(各カードの下には能力と獲得条件を記載)。他の新カードは ”こちら” を参照ください。


    StoneskinGargoyle.png UnstableGhoul.png SludgeBelcher.png
    あなたのターン開始時に
    このミニオンの体力は全て回復する。

    Noth the Plaguebringerを倒す】
     トーント: Deathrattle:
    全てのミニオンに1点
    ダメージを与える。
    Heigan the Uncleanを倒す】
     トーント:Deathrattle:
    トーント能力を持った1/2
    スライムを召喚する。
    Loathebを倒す】


    Loatheb01.png Webspinner.png Duplicate01.png

    Battlecry(場に出た時に発動):
    次ターンの相手スペルコストが
    5増加する
    Loathebを倒す】
     Deathrattle(破壊されると発動):
    ランダムなビーストカードを
    1枚ドローする
    【ハンターのクラスチャレンジ報酬】
     シークレット:味方ミニオンが
    倒された時、そのコピーを2枚手札
    に加える
    【メイジのクラスチャレンジ報酬】






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BLIZZARDの社員表彰アイテムがスゴイ


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 BLIZZARDの社員表彰 (The Service Award ceremonies)


メンテの日は雑談的な記事でもということで、BLIZZARDの 「The Service Award ceremonies」 をちらっと紹介してみようと思います。

BLIZZARD社では、1996年から 「The Service Award ceremonies」 という社員表彰的な行事を行っているようです。年数に応じて色々なアイテムが授与されるとのこと。


BLIZAW01.png


上記画像に示すように2年、5年、10年、15年、20年それぞれで貰えるアイテムが異なるようです。




 BLIZAW02.png

リングには男女それぞれのデザインを用意
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その中でも5年の受賞者へ送られる剣は、毎年デザインが異なるというこだわりっぷり。


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こちらの剣は2007年のモノ
 BLIZAW05.png

こちらの剣は2005年のモノ



以下のリンクから他の画像を見ることが出来ます。飾る場所を選びますが、西洋ファンタジーの雰囲気が漂うアイテムはどれも素晴らしいですね。




<引用元 : http://us.blizzard.com/en-us/company/about/service-awards.html >







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外したカードはどこへ行く? マリガンの謎


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 Mulligan (マリガンの謎)


今回は和訳記事とは異なり、ちょっとした調べ物です。メールで Mulligan(マリガン)について質問を頂いたので調べてみました。質問は以下の様なものです。

”マリガンで取り下げ対象に選んだカードを再び引いてくることはあるのでしょうか?”


なんとなく一度外したカードがマリガン中にまた手元にやって来たことがあるような気がしていましたが、確信を持てませんでした。そこで公式コメントを探してみることに。




公式コメント


検索してみると、以下の様な公式コメントが見つかりました。


公式コメント:

When you mulligan your cards, you do not have a chance to draw the cards you are mulliganing again. They are set aside, you draw your new cards, then the mulliganed cards will go back in your deck.

あなたが手札をマリガンする場合、マリガン中にそのカードを再び引くことはありません。それらカードは脇に一旦置かれ(別プール)、残りから新たにカードを引いた後にデッキに戻されます。


マリガン時に選択したカードはまるでデッキに戻るようなアニメーションで処理されますが、そうではなく一旦保留されているということですね。




確認作業


 qes01.png 上記コメントは約1年前のモノだったので、一応自分でも確かめてみることにしました。方法は簡単で、シングルカード30枚からなるデッキ(同カードを2枚採用していない)を作成しマリガンを繰り返してみるというものです。

20回と試行回数は少ないですが、交換を選択したカードをマリガン中に再び引いてくることはありませんでした

マリガン中に戻って来たことがあるという記憶は、おそらくデッキに同カードを2枚採用した場合に起きたモノだったのではないかと思います。


同じカードが2枚手元に来てどちらも交換した場合も、やはり再びそのカードを引いてくることはなさそうです。





 手元に来る確率


以上の事を踏まえるとあなたが先手の場合、デッキに2枚採用した特定カードがフルマリガンをした結果手札に少なくとも1枚来る確率は以下になるの、か、な?(計算がうろ覚えなのであまり自信ありませんが)。


 1 - (28C6 / 30C6) = 約37%


更に先手3ターン目まで、5ターン目までに特定カードが少なくとも1枚ドロー出来る確率は以下(ここでは「Arcane Intellect」 や 「Shiv」 などのドローを進めるカードは考慮していません)。

 3ターン目: 1 - (28C6 / 30C6)*(25C3 / 27C3) = 約50%
 5ターン目: 1 - (28C6 / 30C6)*(25C5 / 27C5) = 約58%


これが後手(マリガン後3もしくは5枚引いた状況)になると…

 3ターン目: 1 - (28C8 / 30C8)*(24C3 / 26C3) = 約59%
 5ターン目: 1 - (28C8 / 30C8)*(24C5 / 26C5) = 約66%


先手と後手では結構違うものですね。




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ガイド: ”ブラフ” という技術 - 統合版


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今回は、”IHEARTHU” で見かけたガイド ”Can You Bluff in Hearthstone?” を紹介します。ポーカーでは、手札を強そうに思わせ相手を困惑させる ”ブラフ(ハッタリ/虚勢)” がかなり有効なようです。ハースストーンでもブラフが出来そうな状況が幾つかありそうですよね。


ブラフというのは ”自己演出” の一つだと思います。手持ちカードをより有効に使える、もしくは有効な手札が無い状況でも相手にプレッシャーを与えることが出来るとなれば、それは立派な武器と言えますよね。そういったプレッシャーが積み重なり、勝率にも影響するような気がします。この記事は、そんなハースストーンにおける ”ブラフ” の効果について解説してくれています。



注意 : 元記事は2014年7月12日のものですが、既に環境が変化し、現況に沿わない内容があるかもしれません。基本的な考えを把握できれば、という趣旨で和訳しております。ご了承ください。




 Introduction (導入)


ハースストーンにおける ”ブラフ” は幾つかのカテゴリに分けることが出来そうです。比較的理解しやすい「シークレット」に関するブラフから、多少複雑なAoE spell(範囲効果スペル) にまつわるもの、ミニオンの攻撃に関係するものなどが挙げられます。

どのタイプのブラフにしてもリスクがありますし、またそれらリスクを和らげる方法も存在します。どのようなブラフが特定のマッチアップで勝率を高めてくれるのか、しっかりと判断/評価するのが大切です。まずブラフのタイプ分けを示し、各項目について順に説明していこうと思います。



Types of Bluffs(ブラフのタイプ)

  • シークレット関連のブラフ

  • AoE(範囲効果)スペルの有無に関わるブラフ

  • ミニオンによるトレードに関係するブラフ







     It’s No Secret (シークレットに関わるブラフ)


    ”シークレット” は、ハースストーンの中で最も分かりやすいブラフです。あなたは 「Misdirection」 や 「Freezing Trap」 といった相手のターンに発動するようなカードをプレイし、行動選択に何らかの(こちらに好都合な)影響を与えようとするというものです。


    さて、ここでシークレットを用いたブラフの例を挙げてみます。それにより考えなしにシークレットを用いるのと、効果的な使い方の違いが理解できるでしょう。シークレットを用いるブラフのキーポイントは相手の思考に影響を与え、それがある特定のシークレットだろうと考えさせる点にあります。




    Example1


    あなたはハンターでプレイしており、あるターンで全ての相手ミニオンの体力を2点以下にしたとします。そこで 「Explosive Trap」 をプレイすると見せかけて(ブラフをして)、代わりに 「Snake Trap」 をプレイしたと考えましょう。


    Bluff002.jpg


    この返しのターン、相手はヒーローを攻撃せずにこちらのミニオンを攻撃してくることでしょう。これにより 「Snake Trap」 が発動することになります。もし盤面に 「Starving Buzzard」 があれば、カードドローも出来るという一石二鳥状態です。





    Example2



    Bluff003.jpg


    今度はメイジでのプレイです。相手の低体力ミニオンを全て除去し、残るは強いミニオンが1体という状況。ここでは 「Vaporize」 を持っているというブラフを仕掛けることになります。このブラフの目的は、相手にこちらのヒーローではなくミニオンを攻撃させるというものです。これにより次のターン、相手ミニオンをスペルカードで倒すチャンスが生まれることになります。

    仮にこちらの場にミニオンがいなかったとしても、このブラフは有効に働くでしょう。相手はミニオンでの攻撃をためらい、メイジは1ターンの猶予を得られる可能性があります。運が良ければ返すターンで 「Polymorph」 もしくは同等の解決策となるカードを引けるかもしれません。ブラフにより大きな被ダメージを防ぐことができるという一例です。



    シークレットを用いるブラフにおいて、対戦相手が過去に 「似たような状況で痛い思いをしているかどうか」 というのが非常に重要になってきます。「シークレットの読み違いにより試合を落としてしまった」 というような負の記憶を多く持っていればいる程、行動選択に迷いが生じることでしょう。








     AOE Bluffs (範囲除去に関わるブラフ)


    ハースストーンにおいて私が個人的に好きなブラフは、AoE(範囲効果)スペルに関係するものです。「Flamestrike」、「Consecration」、「Swipe」 などがそれに該当します。

    Flamestrike.png Consecration.png Swipe.png


    1体もしくは2体のミニオンを倒せるにも関わらず、あえて相手の盤面にあるミニオン全てを特定の体力に調整することでこのAoEブラフが成立します。何点に調整するかは、各ヒーローの代表的AoEスペルに依存します。例えば 「Flamestrike」 なら体力を4点以下に、「Consecration」 ならば2点以下にといった具合です。


    ここでは相手の攻撃スタイル(ペース)に影響をあたえるというが目的になります。手持ちミニオンをプレイしにくくさせる、つまりAoEスペルの存在を察知させミニオンを手札に温存させるというのが理想的です。どんなプレイヤーでも、盤面に並べたミニオンがたった1枚のAoEスペルで除去されるのは避けたいという心理がありますよね。





    He Has it! (範囲除去を持っていると思わせるブラフ)


    相手のミニオンを低体力とはいえ場に残すという作戦には勿論リスクがあります。後から考えると体力調整ではなく、1体か2体倒しておけばよかったという事もあるでしょう。しかしブラフが思う様に働けばそれが延命につながり、結果としてドロー回数も増えます。体力が底をつく前に状況を一変させるようなカードが手札に舞い込んでくるという望みを持つ、というのも一つの選択肢ではないでしょうか。

    ここで一つの例を見てみましょう。



    Bluff004.jpg



    あなたはメイジをプレイしており、対戦相手はパラディンです。ヒーローパワーによって召喚される 「Silver Hand Recruit」 が場にあるという状況で、相手は 「Stampeding Kodo」 をプレイしてきました。返すターン、メイジのヒーローパワーである 「Fireblast」 により 「Stampeding Kodo」 を攻撃します。これで相手の盤面は 3/4 と 1/1 という2体のミニオンがいることになりますね。


    1/1 ミニオンの方をヒーローパワーで攻撃していれば、こちらの本体が受けるダメージを1点軽減することができます。しかしKodoの体力を4点にすることにより、相手は 「Flamestrike」 を警戒してこれ以上ミニオンを並べるのを躊躇することでしょう。少なくとも手持ちのミニオン全てをプレイすることは無いと思います。


    シークレットを用いたブラフと同様にAoEブラフを成功させるにも、相手プレイヤーが ”過去に範囲除去スペルで痛い目にあった” という経験の有無がポイントになります。以前にそのような経験があれば、安易なミニオン展開はしてこないでしょう。しかしそのような経験がなければもちろんあなたのブラフに気が付かず、”奇妙なプレイをする相手だなあ” と感じるだけに終わってしまいます。







    He Doesn’t Have it! (範囲除去を持っていないと思わせるブラフ)


    先程の例とは反対に、AoE除去スペルを持ってないとみせかけるブラフが有効な場合もあります。

    ミニオンを積極的に展開し本体を攻撃してくるようなgreedy(貪欲)なプレイヤーに対し、少しでも多くのミニオンをAoEスペルで処理して カードアドバンテージ を得ようというのが、このブラフの狙いです。この場合、こちらの体力を犠牲にすることになります。このようなプレイをすることで幾らかの体力が失われるものの、相手は盤面により多くのミニオンをプレイすることになるでしょう。

    AoEスペルで少しでも多くのミニオンを ”食ってしまおう” としている点から考えると、相手がgreedyというよりも双方greedyであると言えますね。余談はさておき、このパターンの例をみてみましょう。



    Bluff005.jpg



    先のメイジ対パラディンを思い出してください。パラディンの場には 3/4 の「Stampeding Kodo」 と 1/1 の「Silver Hand Recruit」 があります。パラディンのターン、「Sword of Justice」 に続きヒーローパワーで 2/2 の 「Silver Hand Recruit」 を場に追加しました。


    この状況では、何らかのミニオンをプレイし 「Flamestrike」 を持っていないことを装うブラフが可能です。「Flamestrike」 で盤面を処理する代わりに、「Water Elemental」 をプレイしたとしましょう。

    Water Elemental」 で相手のミニオン3体とトレードするというのが1つの展開です。もしくはヒーローに6点ダメージを受けることになります。何れにしても相手はこちらに 「Flamestrike」 という選択肢がないと思っているという可能性が期待できます。

    相手がミニオンを追加してきたのであれば、無いと思わせているAoEスペル(「Flamestrike」)で盤面を一掃するという展開になりますよね。




    「AoEスペルに関係するブラフ」には欠点もあります。もし相手が誘いに乗らずに待つと決めた場合、盤面に2,3体のミニオンが残り、一定ダメージを受けるという状況が続くことになります。この状況はこちらにとってかなり辛いものとなってしまいます。結局、手札にAoEスペルがある場合にはあまり効果的でない場面で 「Flamestrike」 をプレイすべきか、どこまでダメージを受けてよいのかと悩まされ相当なストレスになりそうです。







     Basic Minion Attacks (ミニオントレードに関係するブラフ)


    ハースストーンにおけるブラフの最後のカテゴリは、ミニオンの攻撃に関するものです。これはほぼ毎ターン発生すると言ってもよいでしょう。

    あなたは相手のヒーローを攻撃すべきなのか、はたまた相手ミニオンを攻撃すべきなのかといった問題につながっています。多くの初心者向け指南を見ると、”常にミニオンを先に処理すべきだ” と書かれています。これは本当に正しいのでしょうか?

    確かにその選択はリスクを最も低く抑えるものでしょう。しかし残念ながら、それは全ての場合に正解であるとは限らないのです。




    The Minion Quality Fallacy (ミニオンの質に関するトリック)


    相手がミニオン数や質でこちらを上回る危険性については十分理解できているため、試合の最中に ”どう効率的に相手ミニオンを処理できるか” と考える機会が多くなるかもしれません。しかし多くの場合、それは悪い発想の流れであると言えます。というのも、これは ”あなたのミニオンが相手より概して強い場合” にのみ機能する考え方だからです。あなたのデッキ全体を考慮しマナに対するダメージ数が相手より高い場合、ミニオンを優先して攻撃することになるでしょう。

    しかし全てのデッキでこの考え方が通用するでしょうか。試合のどんな場面においても、あなたのミニオン(の攻撃力)が相手を上回っているということがあり得るでしょうか。



    そこで、代わりにこう自問するのはどうでしょう;

    ”その相手ミニオンは自分にとって脅威であるかどうか”
    ”それを処理する必要があるのか”


    答えが ”ノー” である場合が少なからずあるでしょう。



    また以下の様に自問するのもよいかもしれません;

    ”自分はなぜこのミニオンを処理しようとしているのか、他のミニオンを攻撃から守るため?”
    ”互いがミニオンを無視したらダメージレースに負けてしまうだろうか”
    ”相手のAoEスペルから身を守る目的で(ミニオンを間引くため)、トレードをすべきか”




    そのような選択を望まないかもしれませんが、「ミニオントレードで明らかな利益を得る必要がある」という場面があります。特にあなたが相手ミニオンのベストな攻撃パターンを予想し、本体に直接ダメージを与えるという行動よりもミニオントレードの方がより良いものを得られると判断出来てる場合がそれに当たります。





    A B(l)uffing Game (ミニオン強化とブラフ)


    本体を攻撃するのか、ミニオンを攻撃するのかという簡単な例を挙げてみましょう。あなたの場に 3/2 ミニオン、相手の場に 2/3 ミニオンがあるとします。あなたは相手ミニオンを攻撃しますか? それとも相手ヒーローを直接攻撃しますか?

    また別の状況ではどうなるでしょう。今度は先程とは逆にあなたの場に 2/3 ミニオン、相手の場に 3/2 ミニオンがあるとします。答えはあなたが想像していた以上に単純ではないと感じていただけるでしょうか。

    ShatteredSunCleric.png DarkIronDwarf.png


    この判断は ”Buff(ミニオンを強化する能力)” の存在を意識するかどうかによって変化します。「Shattered Sun Cleric」、「Dark Iron Dwarf」など場に出ているミニオンを強化するカードは、比較的サイズの小さいミニオンを ”取るに足らない存在” から ”脅威を与える存在” へと変えることができます。更に相手の手札もしくはデッキにこれらカードがあるのかどうかを判断するのは非常に困難です。この事実が攻撃力強化によるブラフを可能にしています。


    ここで、「Shattered Sun Cleric」でどのようなブラフが可能なのか見てみましょう。



    Bluff006.jpg



    2ターン目、相手の場には 2/3 ミニオンがありますが 3/2 ミニオンで相手本体を攻撃するという選択をしました。マナの関係で、「Shattered Sun Cleric」 が手札にあったとしてもまだプレイはできません。

    相手はなぜあなたがミニオンでトレードしなかったのだろう、と気にするはずです。上の画像のような状況では、こちらの手札に 「Fiery War Axe」 は無いがこの段階ではミニオントレードは望んでいない、と考えるでしょう。そのためこちらに 「Shattered Sun Cleric」 のような強化カードが有るに違いないと判断し、一方的に処理されないようミニオンによるトレードを実行すると思います。


    結果的に、先に述べた ”常にミニオンを先に処理すべきだ” という考えの通りこちら側からトレードをしかける場合に比べ、相手本体により多いダメージを与えられたことになります。このパターンのブラフは微妙かもしれませんが、特に相手の盤面を常に処理するようなタイプには有効です。


    上記スクリーンショットでは実際に「Shattered Sun Cleric」を持っていますが、ブラフを行うのにそれを実際に持っている必要はありません。手札がゼロでさえなければ相手に警戒心を与えられる可能性があります。これは逆に、相手が手札を持っている限り同じことを考慮しなければならないことになるのですが…)






     Arena vs. Constructed (アリーナと構築の違い)


    テストプレイを行ったり、twitchでの配信を見たり、ネットで情報を集めていくうちに私はあることに気がつきました。それは構築(Ladder)よりもアリーナの方がブラフが容易なのではないか、という事です。これはアリーナにおいて相手がどんなカードを何枚持っているのかという事を予測しにくいためです。「Flamestrike」を3枚持っているかもしれませんし、1枚も持っていないかもしれません。

    もうお気づきかと思いますが、「Flamestrike」がデッキに入っていることは、相手プレイヤーにミニオンを並べさせないように仕向ける ”FSを持っていると見せかけるブラフ” を行う際の必須事項ではありません。このため、実際にAoEスペルを持っていなかったとしてもブラフは有効です。複数のミニオンの体力を4点に調整する動きで相手はきっと警戒してくれることでしょう。




    <引用元 : http://ihearthu.com/can-you-bluff-in-hearthstone/ >




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初心者ガイド:ランク戦デビュー前にクラフトしてみよう!


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今回は、”IHEARTHU” で見かけた初心者向けガイド ”Beginning Ranked Play – Your First Card” を紹介します。自分が初めてLadder(ランク戦)に挑んだ時のことを思い出すと、なかなか勇気があったなと思います。「なんとなく貴重そうなものはとっておこう」という性分なのか、ダストを使用せずに用意されていたベーシックデッキで突撃していました。

この記事は、せっかく最初にカードを作るための ”ダスト” が用意されているのだから、ヒーローに合った有用なカードを作成してからランク戦に挑もう!といった趣旨になります。


注意 : 元記事は2014年6月16日のものですが、既に環境が変化し、現況に沿わない内容があるかもしれません。基本的な考えを把握できれば、という趣旨で和訳しております。ご了承ください。






 Introduction (導入)



Hearthstoneのプレイ開始時、あなたはダストを使用したカードクラフトシステムについての説明を受けたことと思います。これはブースターパックを開封した際に不要だと思うカードを ”ダスト” という材料に変換し、今使用しているもしくはこれから作りたいと思っているデッキに適したカードを作成できるという仕組みです。

チュートリアル終了時、あなたには ”100ダスト” が与えられます。100ダストあれば、2枚のコモンカードもしくは1枚のレアカードを作成できるのをご存知でしょうか。 カードパックをまだ手に入れていないプレイヤーでも、このシステムを利用してデッキ強化を行う機会が与えられているというわけです。しかし、”一体どのカードを作ればいいのか” と悩んでしまうプレイヤーもいることでしょう。


まだこれからメインで使用するヒーローを決めていないプレイヤーが多いでしょうから、複数のヒーローやデッキで活躍するカードを作成するのもよいでしょう。しかし、既に「このヒーローで最初はプレイしよう」と心に決めているプレイヤーにとってはそういうクラフトが最善ではありません。各ヒーローに見合ったよりよいカードというのが存在しているはずです。初期に利用可能なベーシックカード(soulbound cards)を補ってくれるカードを選択するのがよさそうです。


この記事では、各ヒーロー向けにまずどのカードをクラフトすればよいのかという候補を紹介していこうと思います。







Warrior (ウォーリア)


Acolyte of Pain

カードをドローする手段がそれ程豊富ではないウォーリアを上手くサポートしてくれるでしょう。相手の序盤ミニオンは攻撃力が1点のものが少なくありません。そういったミニオンや味方ミニオンにもダメージの入る 「Whirlwind」 を利用してカードをドローすることができます。また、「Voodoo Doctor」 や 「Darkscale Healer」 といった回復効果を持つカードで 「Acolyte of Pain」 をヒールすると、更にカードを引くチャンスが高まります。「Shattered Sun Cleric」 でステータスを強化するのも、同様な効果を得られます。

時には、「Elven Archer」 や 「Ironforge Rifleman」 で自らダメージを与えてカードを引くのもアリだと思います。
 AcolyteofPain.png 





Shaman (シャーマン)


 LightningStorm.png Lightning Storm」:

シャーマンのベーシックカードには、比較的弱い複数の敵を処理するというカードが存在しません。多くのミニオンをプレイするZooデッキの人気が割と高いため、AoE(area of effectの略で範囲効果の意)カードはランク戦において必須と言えます。

体力の多いトーントミニオンの陰に隠れている低体力ミニオンを倒したり、強化される前のマーロックを一掃するのに重宝するでしょう。試合終盤の力不足を恐れるなら、スペルダメージ+1 のミニオンもしくは 「Wrath of Air Totem」 と組み合わせて使用するのがオススメです。





Rogue (ローグ)


Gadgetzan Auctioneer」:

Eviscerate」 や 「SI:7 Agent」 といった優秀なカードが多い中で1枚選ぶのは難しいのですが、このカードをオススメします。ローグのデッキには比較的マナコストの低いスペルカードが割に多く採用されるため、相乗効果が他ヒーローより見込めます。

Conceal」 で隠せないとしても、手札の多いことが如何に有利であるかという ”カードアドバンテージ” という考えを体感できる有益なカードであると思います。
 GadgetzanAuctioneer.png 




Paladin (パラディン)


 Equality.png Equality」:

パラディンのベーシックカードである 「Consecration」 と非常に相性の良いカードです。相手が強力なミニオンを場に展開していたとしても体力を強制的に1点にし、続いて全体に2点ダメージを与えて一掃するというコンボになります。これ以上の説得材料はないというくらい一押しのクラフト候補です。

Consecration」 が手札になかったとしても、「Silver Hand Recruit」 や 「Elven Archer」 で同様に相手の脅威に対抗できるでしょう。





Hunter (ハンター)


Unleash the Hounds」:

様々な役割を担う優秀なカードです。大抵は単体ではなく他のカードとコンボ使用することになります。

Timber Wolf」 と組み合わせれば2点ダメージのAoEに、「Starving Buzzard」 とのコンボでは出てきた犬の数だけカードドローが可能になり、「Kill Command」 と組み合わせれば5点ダメージを追加できるといった具合です。また 「Hunter's Mark」 を併用するとどんな巨大なミニオンでも簡単に倒すことができます。試合中盤から後半にかけて非常に頼もしい存在となります。
 UnleashtheHounds.png 




Druid (ドルイド)


 KeeperoftheGrove.png Keeper of the Grove」:

サイレンス効果か2点ダメージという選択機会を与えてくれる万能カードです。一見それ程強力に思えないかもしれませんが、序盤の盤面コントロールに大きく貢献するでしょう。サイレンスはこのゲームにおいて非常に重要な要素です。強化したミニオンを素に戻したり、「deathrattle (死亡時発動)」を無効化したり、トーントを打ち消したりといった具合に効果は計り知れません。

ドルイドには他にも2択のカードが多く用意されています。もし適切なサイレンス対象がなかったとしても、2点ダメージを選択することで 「Knife Juggler」 や 「Young Priestess」 といった序盤の脅威を簡単に倒すことができます。また 2/4 という本体のサイズも有利なトレードが見込めるサイズです。




Warlock (ウォーロック)


Argent Commander」:

このミニオンは、ウォーロックデッキにおいて幾つかの役割を担います。アグレッシブなデッキでは試合を終わらせるフィニッシャーとして役立つでしょうし、コントロール系デッキであれば4点除去スペルのような働きが可能です。更に 4/2 の本体が残ることから、スペルよりも有効だと見る人も少なくありません。的確な除去スペルを相手が持っていなければ2体のミニオンとトレードできる可能性は非常に高いです。

Doomguard」 と比較するとマナコストはやや高くなりますが、プレイするタイミングを気にしなくて良くカードを捨てる必要もありません。初心者の方には利便性が高いと言えるでしょう。
 ArgentCommander.png 




Mage (メイジ)


 AzureDrake.png Azure Drake」:

メイジにとって、スペルダメージ+1は非常に大きな意味を持ちます。単純に、「Novice Engineer」 と 「Ogre Magi」 の良い部分を合わせたカードと考えるとその強さが分かるでしょう。

どんなタイプのメイジデッキに適しており、ダメージスペルを手札に揃える手助けをしつつ盤面にもプレッシャーを与える好カードです。




Priest (プリースト)


Thoughtsteal」:

あなたの相手は当然クラフトを進めて良いカードをもっていることでしょう。そのようなカードを利用させてもらうだけでなく、デッキ外からカードを追加できるというのも大きなメリットです。1枚の 「Thoughtsteal」 を使用すれば、デッキサイズが31枚に拡大されたのと同じ意味を持ちます。カードアドバンテージと同時にデッキアドバンテージを得られる素晴らしい1枚です。
 Thoughtsteal.png 






 Other Contenders (その他の候補)



ここではどのヒーローでも活躍する可能性の高いカードを紹介します。2枚目、3枚目のクラフト候補として覚えておくとよいでしょう。

Argent Squire」 と 「Leper Gnome」 は非常に便利な1マナコストミニオンです。良いスタートができると試合をこちらのペースに持ち込める可能性が高まります。しかも試合中盤以降であっても役に立つことができるというのも、この2枚の特徴です。


Ironbeak Owl」 は低コストのサイレンスミニオンで、どんなヒーローでも重宝するでしょう。特に次期追加要素である ”Curse of Naxxramas” はdeathrattle(死亡時発動)がコンセプトになっているのですが、そこでこのサイレンスが大活躍するかもしれません。


Sunfury Protector」 と 「Defender of Argus」 で 「Boulderfist Ogre」 や 「Chillwind Yeti」 にトーントを与えるのもよさそうです。これらミニオンは低コストデッキには採用されやすいため、トーントを付けられるカードは使いどころが多いでしょう。どちらのカードをクラフトするかは、あなたのデッキの他カードとの兼ね合いになります。低マナカードが少ないデッキであれば 「Sunfury Protector」、4マナ帯カードが少ないデッキであればもう一方をという様にマナカーブに合わせるとよいでしょう。






引用元 : http://ihearthu.com/beginning-ranked-play-your-first-card/




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The Meta Report #27 (2014年7月第4週)





週に一度のDKMRメタリポート。今回は週の半ばに Curse of Naxxramas が導入されましたが、当然のようにメタにも影響が出ています。身の回りでは「やっぱり卵だな」「卵なくして勝利なし」などと 「Nerubian Egg」 に関する話題が多いようですが、今後どのようになっていくか色々と楽しみです。


また今回のメタリポートではあのヒーローに ”革命” が起きています。今までとあまりにかけ離れたランクにいたため、参照元ページのテーブル(HTML)表示が崩れているのかと2,3回リロードしてしまった程です。ここからの更なる躍進に期待しましょう。





 Introduction (初めに)


Naxxがついにやって来ました。新しいコンテンツはもう楽しみましたか?もしまだ体験していないならば、新しいカードを手に入れるためにも直ぐにプレイしましょう。一刻も早く新カードを手に入れてデッキに採用してみることをオススメします。この記事の最後に新しいデッキを紹介しますのでお楽しみに。今週のメタリポートではこれら新しいカードにも触れています。

以下に、チームDKMRのメタランキングを示します。これはLadderにおける普遍性/人気であって、必ずしも強さを意味するわけではありません。しかし、強力なデッキはそれだけ多くの人にプレイされるというのは間違いありません。また人気のデッキに対するカウンターを考えるプレイヤーも一定数存在します。そういったプレイヤーの心理がメタに影響をあたえるわけです。





 Meta ranking (メタ人気ランク)



1. Warlock

warlock001
 Nerubian Eggが鍵である”、このヒーローについて今言える事はこれに尽きます。盤面に登場した時点ではなんともないカードですが、それは急に脅威へと変化します。「Abusive Sergeant」、「Dark Iron Dwarf」、「Defender of Argus」、「Shattered Sun Cleric」 といったBuff(強化)手段を持っているZooデッキで最も活躍が期待されます。「Hellfire」が採用されているZooデッキも珍しくありません。ハンドロックに関しては新カードとのシナジーがそれ程評価されていないため、以前ほどの勢いは無さそうです。今後開放されるヒーロー専用新カードを考慮すると、ミッドレンジウォーロックが台頭してくるのではないかと思われます。



2. Rogue

rogue001
 近い将来、「Loatheb」が使用可能になります。このカードはミラクルローグへの強力な対抗手段であるため、暫く絶大な人気を誇っているミラクルローグの勢いに少なからず影響を与えるでしょう。これはミラクルローグへのカウンターとなるバックスペースローグのプレイヤー数にも同様の変化を与えると思われます。テンポローグは近い将来よりポピュラーになることが予想されます。新しいローグ専用カードである 「Anub'ar Ambusher」は、テンポを重視するローグにとってはやや微妙な印象です。それ程大きな興味は注がれていないものの、そこまで悪いカードではなさそうです。



3. Druid

druid001
 当然のように、ドルイドのLadderにおける人気は依然として続いています。Naxxで 「Poison Seeds」 という新たなカードを獲得しました。数多くのプレイヤーがLadderで使用していますが、「Starfall」と組み合わせてプレイされるケースが目立っています。我々はこのカードはとても良いとは考えていません。というのも、ドルイドデッキの基本戦略は強力なミニオンを毎ターンプレイするというもので、スペルという選択はこれに一致するものではないためです。言うまでもなく、「Poison Seeds」は状況に左右されるカードです。Zooデッキが相手の場合、 3/2 ミニオンを 2/2 に変える程度の効果にしかなりません。一方ウォーリアやハンドロックといったデッキに対してはかなり有用です。



4. Shaman

shaman001
 最近は 「Bloodlust」 を採用しているシャーマンがよくプレイされているようです。Zooと同様、シャーマンも 「Rockbiter Weapon」、「Flametongue Totem」、「Defender of Argus」 といったミニオンを強化する手段を多く持つため 「Nerubian Egg」 と 「Haunted Creeper」 のコンボは非常に有効です。これら新カードは「Harvest Golem」のように場に残る能力に長けているため「Bloodlust」の恩恵を受けられる可能性も高いでしょう。強力なだけでなく、プレイしていて楽しいデッキだと思います。



5. Priest

priest001
 Naxxで導入される新カードはその多くが攻撃力が2以下となっており、「Cabal Shadow Priest」がとても強い環境と言えます。ついにプリーストの活躍する時代がやって来ました。「Dark Cultist」 という素晴らしいカードも更にプリーストを強化することになるでしょう。新カードに対しては上手く処理することが可能ですが攻撃力が4のミニオンが苦手という事に変わりないため、やはりこれがネックになります。しかし今まで望んでいた強いプリーストへ、確実に一歩踏み出したと言えるでしょう。



6. Mage

mage001
 チームDKMRは、現在のところLadderを駆け上がるのにフリーズメイジはとても強力なデッキだと考えています。しかしながら、現状はLadderにそれ程多くのメイジが存在していません。おそらく今週使用可能になった新カードの中にフリーズメイジに有効なものが無い、というのが原因ではないでしょうか。残る新カードが開放され、試行錯誤できる環境を期待している状態です。




7. Warrior

warrior001 旧来のウォーリアデッキは退屈に感じられ、現在は選択肢となりにくい状況です。新カードとウォーリアのカードを用いたコンボが幾つか存在します。「Cruel Taskmaster」 もしくは 「Inner Rage」 と 「Nerubian Egg」 を組み合わせるという、強力かつ楽しいコンボです。このカード以外に、ウォーリアが上手く利用できる新カードは今のところ無さそうです。「Haunted Creeper」 に関しては、「Whirlwind」 で 1/1 の「Spectral Spider」 を迅速に処理する事が出来るため、ウォーリアをプレイする際にはそれ程鬱陶しいものではありません。我々はウォーリアの新武器である 「Death's Bite」 の実装を心待ちにしています。これによりウォーリアはより強いヒーローになるでしょう。




8. Hunter

hunter001
 今週もハンターはLadderにおいてそれ程プレイされてはいません。これまでに実装されたNaxx新カードの幾つかはハンターに有利なビースト属性であるため、デッキにもっと採用されるものだと考えていました。「Maexxna」は強力そうには見えないかもしれませんがビースト属性なのはありがたいところです。プレイ時に素敵なサウンドがあるというのも見逃せないポイントです。我々は、近い将来に新カードを取り入れたミッドレンジハンターを誰かが考案することを期待しています。プレイが楽しいデッキになるのではないでしょうか。




9. Paladin

paladin001
 ハンター同様、Ladderではあまりプレイされるのを見かけません。パラディンのカードは、Naxx新カードとのシナジーがあまりないのが悲しいところです。今後実装される専用カードについてもそれ程良いものとは感じられず、残念なところ。他のトップクラスヒーローと対等に渡り合うためには、何らかの強化が必要だと感じています。






 Deck of the Week (今週の注目デッキ)



 MR2702.png 今週注目のデッキは ”DKMR Eggs For Days?” になります。

ついに”Curse of Naxxramas”が実装されました。そこで旧来の人気デッキにアドベンチャーモードで得られる新カードを加えた、DKMRの新しいデッキを紹介します。今週は典型的な ”ハンドロック” に手を加えたデッキです。

デッキコンセプトはとても似ているのですが、加えられた新カードによりそのプレイスタイルは以前のものとは大きく異なっています。

(詳細はいつものBLIZZPROのガイドに期待。追記:そうこう言っているうちにガイド登場。)








<引用元 : http://ihearthu.com/meta-report-27/ >







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ネタバレ注意: Heroic Maexxnaを倒そう!


hmaexx01.png



 Introduction (導入)


Curse of Naxxramasで新しく追加された”アドベンチャーモード”、皆さんはもう第1Wing(Arachnid Quarter)をクリアできましたでしょうか。ヒロイックモード はなかなか手応えがあり、普段使い慣れているデッキでは勝つのが難しいということもあるでしょう。ボスの特徴を考え、有効なヒーロー/デッキを検討して挑むのがよさそうです。また、色々なヒーローでボス討伐に挑戦するというのも楽しそうですね。

この記事では、Arachnid Quarterの中でもクセの強い ”Heroic Maexxna” にターゲットを絞ってビルド候補を紹介してみようと思います。ただし、この記事を読む前に少なくとも十数回は自分なりに考えてボスに挑んでみることをオススメします



注意 : ボスの攻略につながるネタバレ要素を含んでいます。閲覧の際にはご注意ください。




 ボスの特徴とビルド候補


”Heroic Maexxna” の特徴は、なんといっても場にいる2体のミニオンを手札に戻させる 「Web Wrap」 になります。

数多くのミニオンを1ターンで並べるか、出したその場でアクションを起こすことが出来るBattlecryもしくはチャージ能力を持つミニオンでないと活躍は難しいでしょう。

また、「Haunted Creeper」 で盤面に数多くのミニオンを並べる傾向にあります。これを逆に利用した作戦が立てられそうです。
 hWebWrap.pngHauntedCreeper.png



ビルド候補

  • ”ヒール+チャージパラディン”: あえて攻撃力1のミニオンを7体並べることで強力なミニオンの登場を回避し、回復しながらチャージミニオンでジワジワと相手を倒す。

  • ”フリーズメイジ”: ミニオンを足止めしつつ、「Alexstrasza」とバーストダメージで体力を一気に削る。

  • ”Unleashコンボ+フェイスハンター”: 盤面に並んだミニオンを逆に利用する。


この記事では、”Unleashコンボ+フェイスハンター” を紹介します。「Leeroy Jenkins」 が採用されていますが、無くても致命的ではないため比較的安価にデッキが組めるのではないでしょうか。





 デッキリストと対策


 
hmaexx02.png
  


先に述べた特徴の他に注意すべきは、試合開始直後に相手盤面に2体の 「Haunted Creeper」 が存在するという点です。このため、初期手札に以下の2枚のカードが来るようにマリガンすると良いでしょう。

ExplosiveTrap.png UnleashtheHounds.png

      1. Explosive Trap」: このトラップは「Haunted Creeper」 を取り除き、「Spectral Spider」トークンを場に並べる大きな助けになります。この盤面をキープすることによりUnleashコンボが有効に活用できます。

      2. Unleash the Hounds」: 相手のAIは弱いミニオンを無視し、サイズの大きいミニオンもしくは強化されたミニオンを処理してくるという傾向があります。このことから、召喚した犬はヒーローパワーで戻されるのを除き場に居続けることになるでしょう。「Kill Command」をプレイできるチャンスも増すことになります。トーントミニオンを除いては相手本体を攻撃することになります。ただし、ボスは「Timber Wolf」 を積極的に処理してくるためこのカードは無駄にプレイしないよう注意しましょう。


      デッキ内の他のカードも採用目的は明確です。

      Tracking.png Flare.png Leokk.png


      Tracking」: デッキ圧縮に貢献し状況に応じたカードを探索できる。

      Flare」: 上記Trackingと同様の狙いになります。ダメージを与えることにマナを使用したいため、個人的にはどちらか一つを採用するのが好みです。

      Animal Companion」: 「Leokk」はこのボス戦で非常に有効です。相手ヒーローパワーによって手札に戻されている場合、これをUnleashコンボと組み合わせることでかなりのダメージを稼ぐことができるでしょう。




      注意点


      盤面にトークンを並べることで、ボスはそれ以上のミニオンをプレイするのが困難になります。盤面が埋まるまでにボスがよくプレイするミニオンは以下の2種類です。

      SludgeBelcher.png SeaGiant.png


      1つ目は「Sludge Belcher」です。これはトーント能力を持つのでボス本体を攻撃するために処理しなければなりません。「Hunter's Mark」 や 「Leeroy Jenkins」 などのチャージミニオンを用いて処理しましょう。ちなみに相手盤面に7体のミニオンが居る場合、Leeroyはwhelpを召喚しません。

      2つ目は「Sea Giant」です。「Hunter's Mark」 をこのために残しておきたいところです。100%確実ではありませんが、ボスはこのミニオンから攻撃してくることが多いため、ハンターズマークが無いときには保険で 「Misdirection」 を設置しておくのがよさそうです。




       動画









      <引用元 : http://www.hearthpwn.com/decks/76019-how-to-beat-heroic-maexxna-using-face-hunter >






      code.png

Curse of Naxxramas 第1週 - 獲得可能カード


CurseofNaxxramas.jpg



 Curse of Naxxramasついにオープン


さて、大きなトラブルもなく ”Curse of Naxxramas” が実装されました。全部で5つのWingで構成され1週ごとに開放される仕組みであるため、追加カードの獲得も段階的になります。




留意事項

  • Curse of Naxxramasの第1Wingは、オープン後しばらくの間(約1ヶ月の見込み)無料でプレイすることが出来ます。この期間にログインし第1Wingをアンロックしていれば、無料期間終了後も第1Wingのプレイ権は維持されます。第2Wing以降については、ゲーム内ゴールドかリアルマネーでの支払いが必要です。料金体系は ”こちら” の記事を参照ください。ただし5Wing全ての支払いを済ませたとしても、第2Wing以降が即プレイ可能になるわけではありません。Wingは1週間に1つずつしか開放されないのでご注意ください。

  • 追加された新カードはアドベンチャーモードを進めることによって獲得できます。通常のカードパックを開いても新カードは獲得できません

  • アリーナではその時点までに獲得可能なカードがピックに登場します。カードを実際に持っているかどうかは関係ありません。今週は以下に紹介する6枚のカードがアリーナのピックに登場する可能性があります。

  • 新カードのゴールデン版は、クラフトによって獲得できます。ただし、通常版を入手していることが条件になります。




Curse of Naxxramas 第1週 獲得可能カード


ここでは第1週に獲得可能な新カード6枚を並べてみます(各カードの下には能力と獲得条件を記載)。他の新カードは ”こちら” を参照ください。


HauntedCreeper.png NerubarWeblord.png nerubianegg.png
Deathrattle:
2体の 1/1 Spectral Spider
を召喚する。
Anub'Rekhanを倒す】
 Battlecryの能力を持つ
ミニオンは、マナコストが
2増加する。
Faerlinaを倒す】
 Deathrattle:
4/4 の Nerubian を1体召喚する。
Maexxnaを倒す】


Maexxna.png poisonseeds.png anubarambusher.png

このミニオンからダメージを受けた
ミニオンは破壊される。
Maexxnaを倒す】
 全てのミニオンを破壊し、
それらを 2/2 トレントと置き換える。
【ドルイドのクラスチャレンジ報酬】
 Deathrattle:味方ミニオン
1体をあなたの手札に戻す。
【ローグのクラスチャレンジ報酬】






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Curse of Naxxramas 追加カード一覧


CurseofNaxxramas.jpg


2014年7月22日(日本時間23日)にリリースされた追加コンテンツ、「Curse of Naxxramas」 の新カード一覧です。コレクション可能な追加カードは全部で30枚になります。





dancingswords.png   undertaker.png
Dancing swords
Deathrattle(破壊されると発動):
あなたの対戦相手はカード
を1枚引く。
   Undertaker
あなたが”Deathrattle”能力を
持つミニオンを召喚する度、
+1/+1 を得る。


nerubianegg.png  shade-ofnaxxramas.png
Nerubian Egg
Deathrattle(破壊されると発動):
4/4 の Nerubian を1体召喚する。  
  Shade of Naxxramas
Stealth。あなたのターン開始時、
+1/+1 を得る。


baronrivendare01.png   poisonseeds.png
Baron Rivendare
あなたのミニオンはDeathrattle
を2度発動するようになる。
   Poison Seeds
全てのミニオンを破壊し、それらを
2/2 トレントと置き換える。


Avenge01.png  deathsbite.png
Avenge
シークレット: あなたのミニオン
1体が破壊されると、ランダムな味方
ミニオン1体に +3/+2 を与える。
  Death's Bite
Deathrattle(破壊されると発動):
全てのミニオンに1点ダメージを
与える。


anubarambusher.png  Reincarnate.png
Anub'ar Ambusher
Deathrattle(破壊されると発動):
味方ミニオン1体をあなたの
手札に戻す。
  Reincarnate
ミニオン1体を破壊し、そのミニオン
をフル体力で復活させる。


duplicate.png  voidcaller01.png
Duplicate
シークレット:味方ミニオンが
倒された時、そのコピーを2枚手札
に加える
  Voidcaller
Deathrattle(破壊されると発動):
このミニオンが倒された時、手札に
あるデーモン1体を場に出す


DarkCultist01.png  Webspinner.png
Dark Cultist
Deathrattle(破壊されると発動):
1体の味方ミニオンに +3 体力を
与える
  Webspinner
Deathrattle(破壊されると発動):
ランダムなビーストカードを
1枚ドローする


Maexxna.png  ZombieChow.png
Maexxna : ビースト属性
このミニオンからダメージを受けた
ミニオンは破壊される。
  
Zombie Chow
Deathrattle(破壊されると発動):
相手ヒーローの体力を5点
回復する。



MadScientist.png  SludgeBelcher.png

Mad Scientist
Deathrattle(破壊されると発動):
あなたのデッキから1枚の
シークレットを場に設置する。
  
Sludge Belcher
トーント: Deathrattle:
トーント能力を持った1/2
スライムを召喚する。



StoneskinGargoyle.png  SpectralKnight.png

Stoneskin Gargoyle
あなたのターン開始時に
このミニオンの体力は全て
回復する。
  Spectral Knight
このミニオンは、スペルや
ヒーローパワーの対象にならない。



Stalagg.png  Feugan.png

Stalagg
Deathrattle(破壊されると発動):
Feugenがこの試合で倒されていれば、
Thaddiusを召喚する。
  
Feugen
Deathrattle(破壊されると発動):
Stalaggがこの試合で倒されていれば、
Thaddiusを召喚する。



Deathlord.png  EchoingOoze.png

Deathlord
トーント: Deathrattle:
相手は(自身の)デッキから1枚の
ミニオンを場に出す。
  
Echoing Ooze
Battlecry:
ターン終了時、このミニオンと
全く同じコピーを1体召喚する。



HauntedCreeper.png  NerubarWeblord.png

Haunted Creeper
Deathrattle(破壊されると発動):
2体の 1/1 Spectral Spiderを
召喚する。
  
Nerub'ar Weblord
Battlecryの能力を持つミニオンは、
マナコストが2増加する。



KelThuzad02.png  Thaddius.png

Kel'Thuzad
(各プレイヤーの)ターン終了時、
そのターンに倒された味方
ミニオン全てを召喚する。
  Thaddius
カードテキストなし。



UnstableGhoul.png  WailingSoul01.png

Unstable Ghoul
トーント: Deathrattle:
全てのミニオンに1点
ダメージを与える。
  
Wailing Soul
Battlecry:
(このミニオン以外の)
あなたのミニオン全てを
サイレンスする。



Loatheb01.png

Loatheb

Battlecry(場に出た時に発動):
次ターンの相手スペルコストが
5増加する





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